夏がやってきました。
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先日、日本人の友人から「冷やし中華始めました」と言う連絡が来て、ご馳走してくれました。
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何年ぶりだろう、冷やし中華。おいしかったです。ホームシックになりました。

デザート付き。
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Mちゃん、ありがとう!

友人のワンちゃん。
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さて、 

先日、大腸カメラの検査を受けました。

アメリカでは、必ず鎮静剤を打つので、帰りの車の運転はご法度。誰かの(家族、親族、友人)送迎が必須です。

ここには電車とかバスとか無いのです。車以外の選択肢はありません。

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テキサスでは、送迎が法律で決まっているので、「誰もいない!」とゴネてもダメ。

送迎が無いと検査自体をしてくれません。

タクシーもダメ。

完全に覚醒していない場合、強盗にあったり誘拐されたりする可能性があるから、と言われました。怖っ。


今回、私はスケジュールの都合で、家から遠い病院で検査を受けることになりました。

往復2時間です。そして、朝早い。

私には友達しかいないのです。近くだったらともかく、こんな面倒なこと、一体誰に頼めと言うのか。

色々な人の顔を思い浮かべて、ひとりにお願いしました。

心よく引き受けてくれました。本当に有り難かった。

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これから、こう言う事が増えるんだろうなぁ。

何かをするのに、誰かに頼まなければならない生活は辛いです。

ちなみに、検査の結果は問題無しでした。ホッ。



検査の前、準備室に入って、着替えてベッドに横になって、点滴のチューブを入れられます。

他の部屋から、ピーピーと医療機器の音が聞こえてきました。

私が五週間、夫の隣で毎日毎日聞いていた音。

数値が下がって警告音が鳴ると同時に、自分の心臓の鼓動も聞こえました。

「上がって、上がって」とひたすら祈っていた、あの日々の記憶が呼び起こされて嫌だなあと思いつつ、病室の天井を見上げて思ったのです。

ICUに入った日から、言葉も発せられず動くこともままならず、ひたすらベッドに横たわって、夫はずっとこの天井を見上げていたんだ、と。

どんな思いで見つめていたのか。

辛かっただろう、悲しかっただろう、不安だったろう。

そう思ったら、涙が溢れ出てきました。

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そんな私を見た看護師さん、検査が怖くて私が泣き出したのだと思い、非常に焦っていました。申し訳なかったです。


フラッシュバックも、突然悲しみに襲われることも、私が前進するために辿らなければならない過程なのだと理解しています。

でも不安。そして一人はやはり辛い。

一人暮らしの自由を満喫することが出来るようになるには、まだまだ時間が必要なようです。

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最後は、お間抜けストームさん
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なんで、こうなる!!