今日はデス・バレーの話です。
デス・バレーは国立公園で、ネバダ州とカリフォルニア州にまたがる3000メートル級の山脈に囲まれた盆地です。
近くに、(と言っても遠いですけど)グランド・キャニオンやヨセミテなど有名な国立公園があるからか、ここを第一目標に来る日本人観光客はあまりいないと思います。
でも、ラスベガスから二時間余りで日帰り可能、アメリカで最も大きな国立公園であり、一見の価値ありです!
Death Valley = 死の谷
岩と砂漠と塩の結晶が広がる広大な盆地です。
この地を最も有名にしている一つが、気温です。
華氏134度(摂氏56.7度)という、世界で一番高い気温を記録した土地なのです。
前回も書きましたが、10月1日でまだ43度!
「高温注意。ここから先、朝10時以降のウォーキングはおすすめません。」と書いてあります。
ザブリスキー・ポイント
写真の通り。(当たり前・・・)
日の出と日没は「神の景色」になるそうです。
開拓のころはこんな風だったのですよね。
人がいるとサイズ感がわかりやすいでしょうか。
ビジターセンター内
地球上で最も暑く、アメリカ内で最も乾燥していて、最も標高の低い場所です。
悪魔のゴルフコース
一面に広がる岩のような代物は・・・
塩の塊です。
暖かい日は塩が伸縮する金属音が聞こえるそうです。
悪魔用だけに人間には厳しい仕様ですね。
そして、ここがアメリカで一番標高が低い場所、バッド・ウォーター
海抜マイナス約86メートル
小さくて見えませんが、「ここが海抜ゼロメートル」というサインがあるのです。
塩の道ができています。
熱い!!
ナチュラル・ブリッジ
500メートル足らずだから、歩いていみるか・・・
と言う無謀な試みで、
熱中症になりかけました。
熱中症ってこうやってなるのだなぁ。
暑さを甘く見てはいけませんね。
そんなこんなで、あと数か所ポイントを回り、最後はダンテズ・ピークへ。
デス・バレーが一望できます。
あちら側に行くにはかなり戻って、回り込まなければなりません。
いつか行ってみたい!
ここに初めて来たのはまだ学生のころ。
なぜかこの景色に魅せられて、ずっと再訪したかったのです。
緑多き自然も心休まりますが、私はこういう広大で荒涼とした眺めが好きなんですよねぇ。
ボキャブラリーが貧困なので、上手く書けませんが地球を感じる気がするのです。
今回来て、やはりここが好きだと思いました。
犬を連れてこられないのが残念ですが、人生終えるまでにもう一回来たい!
そうなんですよ。もう地獄のネーミングです。(笑)
閻魔大王に彩色されたのですか?凄いです!!
でも、閻魔様のいる地獄ってなんかもっと派手な感じがしますね。
デス・バレーは悪魔もよりつかない地の果て、みたいなイメージです。
でも、それがいいのですよ~。