2002年11月30日、我が家に三頭の子犬がやってきました。

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初めての預かりっ子。

ちばわん預かり日記

当時はちばわんが設立して間もないころで、すべてが試行錯誤でしたが、三頭は無事旅立って行きました。

真ん中の黒い子は、素敵ないぬ親さんに巡り合い「しゃろむ」と言う名前をつけていただき、大切に大切に育てていただきました。


そして、子犬たちの後に来たのが、この子。
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子犬三頭のお母さんで、デルと名付けました。

2003年5月3日、デルも赤い糸を掴み、とても素敵なご家族に迎えていただきました。



8月31日、しゃろむが天国へ旅立ったというご連絡をいただきました。
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昨年の11月、帰国時参加したいぬ親会に連れてきてくださったときの画像です。

そして9月5日、ピントも天国へ旅立ちました。
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今年4月、いぬ親さん宅にお邪魔したときの画像です。

ピントは本当に良いお母さんでした。

だから、自分がしゃろむを看取らなければと思ったのかな・・・



この子たちは、あの過酷な現地で生き延びて、極上の赤い糸を掴み、とてもとても大切に育てていただきまいた。

本当に幸せだったと思います。

いぬ親さんには感謝してもしきれません。



ちばわんの原点である多頭飼育崩壊現場から引き出した子がまた二頭旅立って行きました。

時の流れを、ひしひしと感じます・・・
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最後に、多くの方にハービー後の状況もご心配いただき、大変感謝しております。

私の家のあたりは通常の風景が戻ってきましたが、少し行っただけで道端に水没した物資の瓦礫の山ができています。

流通が復活していないので、スーパーの棚もまだスカスカです。

いまだに水没している地域もあるようで、復旧には本当に長い時間がかかるのだと実感する日々です。