あっと言う間に3月で驚きです。

昨日、2月29日は思い出の日。私たちがドイツに引っ越してきた日なのです。

ドイツに到着した日の3頭。若いです。
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あれから12年。

夫は転勤が多いので、12年後どこに居ても不思議ではないと思ってはいましたが、犬の居ない生活をしているとは微塵も考えていませんでした。

むしろ、頭数が増えているのではないかと予想していた気がします。

ホント人生わからないですね。

・・・・・・と言うわけで、またまた転勤することになりました。

行先はアメリカのヒューストンです。

移動時期は多分夏ごろではないかと思います。


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実は、最初に転勤の話があったのは昨年の10月中旬でした。

その時、私たちはマットが病気であることにまだ気が付いていませんでした。

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ヨーロッパからアメリカは長旅です。

ましてベルゲン・ヒューストン間は直行便ないので、どこかで乗り継がなければなりません。

フライトの前後も検疫等で長時間拘束されることを考えると、13歳を過ぎたマットを連れて行くのは無理だと思い、夫に「単身赴任で頼む」と伝えました。

でもその日の夜、マットの具合が悪くなり、翌日獣医さんに連れて行くと末期癌であることがわかったのです。



私が一人、ここで大変な思いをしないよう、マットは自らの命を終わらせることにしたのではないか?

そんな風に思えて、切なくて、申し訳なくて、涙が止まりませんでした。


それから2ヵ月後、元ちゃんも旅立ってしまいました。

もしかして元ちゃん、アメリカに行きたくなかったのでしょうか?

そんな事を言ってもしょうがないけれど、もしそうなら、私は喜んでここに残ったでしょう。

運命は本当に残酷です。

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不思議な事に、我が家には犬の状態に変化があると、転勤すると言うジンクスがあります。

シンガポールでマリアさんを保護して2ヶ月後、日本に転勤することになりました。

マットを預かって1ヶ月後、ドイツへの転勤が決まりました。

元ちゃんは8月に家にきてもらう事に決めて10月にドイツにやってきたのですが、すでに9月にノルウェーへ戻る話が決まっていました。

犬連れの、それも複数頭での海外引っ越しは本当に大変ですが、そんな苦労もいづれ貴重な思い出に変わります。

今回の引っ越しは、ちょっと違った思い出になりそうです。

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本当は今すぐにでも新しい子を迎えたいのですが、そんな訳で犬のいない生活はもうしばらく続きそうです。

でも、落ち着いたら必ずまた新しいワンコを迎えます。

それまでは、自分自身の記録も兼ねて、引っ越しの様子など綴っていきたいと思っています。

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たまにのぞいていただけたら嬉しいです