ブログ復活しました。

マリアさんの事はまだ書けそうにありませんが、それは時に任せようと思います。


実は今日9月6日は、16年前シンガポールで私がマリアさんと子犬5匹を保護した日なのです。

あれから16年、昨日のことのように思い出すけれど、とても長い時間でした。

これからの16年はどうなっていくのかなぁ、と二頭の顔を眺めながら思った朝でした・・・。




さて、ブログお休みしていた10日あまり、ゆっくり休んでいたかと言うとそうでもなく、結構色々な事がありました。

その一つ、夫が下肢静脈瘤の手術をしたのです。



短時間のレーザー手術で入院無しの日帰り、その後もすぐ歩けるぐらいで、全く重症ではないのですが、何しろここはノルウェー、一筋縄では行きません。

詳しく書くととても長くなるので簡潔に書くと、ノルウェーでは軽度の病気はすぐ治療してもらえません。

最初の診察から待つこと1年、やっと手術のお知らせが来ました。




でも、レーザー手術はどこでも出来るわけではなく、ベルゲンはもうキャパが一杯なので、手術はOddaと言うベルゲンから車で3時間、フェリーに二回乗らなければいけない街の病院でする、と言うお報せがきました。

そして、「術後は誰か迎えに来てください」とも・・・




手術の日は朝7時半のアポだったので、夫は前日から泊りがけで出かけて行きました。

何時に終わるかわからなかったので、私は二頭を連れて当日の朝、迎えの旅路に出発です。


まずは、家のそばから一つ目のフェリーに乗船、

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「どこ行くんだろ?」

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隣の島に到着。

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フィヨルド沿いを走る、

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さらに走る、

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手術のお知らせが来た時、マリアさんはまだ存命だったので、私は迎えに行けないと思い、どうしたものかと悩みました。

でも、心配は不要だった・・・

それを思うと、美しい眺めも切なく映ります。




そして、二番目のフェリーに乗船、

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船内はこんな感じ。

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不味そうなチャバタサンドとコーラで83クローネ(約1,400円)

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詐欺の様な価格です。


行くにつれ、どんどんフィヨルド度が増して、

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一車線のトンネルで信号待ち、

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本当に、こんな所にあるのか病院!?と思っていたら、

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少し開けた場所に出て、そこにありました。

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病院の裏は濁流の川で、

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正直、何で私がこんな場所までこなくちゃならんのだ!と少々悲しくなり、

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待つこと2時間、

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夫の手術は終わりました。

長くなったので続きはまた後日。