先日会った日本人の友人に聞かれました。
友 「ねぇねぇ、パフィンドッグって知ってる?」
私 「???」
友 「ノルウェーの犬で、すっごく可愛いの。ノルウェー語でルンデフンド・・・」
私 「えっ、ルンデフンド~~!!」
半年ほど前、昔アラスカンマラミュートとジャーマンシェパードを飼っていたという、ご近所のおじい様にマットの事を、、
「ルンデフンドに似ているねぇ」と言われたことがあるのです。
その時、私は全く何のことかわからず、「はぁ」と気の無い返事をいしていたのですが、思いがけずルンデフンドの謎が解けました。
まぁ、言われてみれば似てない事もない・・・
実はこの犬、すごく特殊なのです。
たった一つの目的のために、改良された犬種で、正直「ホントここまでやっちゃっていいのか、おいっ!?」と言う感じです。
名前の通り、パフィン(ニシツノメドリ)を捕獲する犬なのです。
その特徴はと言えば、
指が六本!
首が背中につく!
前足を90度ずつ開くことができる!
耳を折りたためる!
以上の画像はドイツとノルウェーのサイトから引用させていただきました。
なぜ、こう形状になったかは → ノルウェイジアン・パフィン・ドッグ (ウィキペディア)
あと、こちらの日本語のブログにとても詳しく説明が書いてあるのを見つけました!
黒狗の犬小舎
現在はパフィン猟は禁止されて居るので、家庭犬として飼育されていますが、手がかからず育てやすいそうですよ。
マットに似ているかどうかは置いておくとして、せっかくノルウェーに居るのだから一度は実物を見てみたい!!
特に、首が反るところ見てみたいです・・・
ノルウェー・ルンデフンド・クラブのギャラリーです。 ↓ ↓ ↓
Norske Lundehund Klubb
率直に言えば全然似てないと思う・・・(笑)
コメント一覧 (6)
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- 2013年09月05日 04:42
- saoriさん、
ヘミングウェイの猫、六本指だったのですね!!
そっか、幸運を運ぶ徴なんだ・・・ってことは、パフィンドッグもラッキードッグですね♪
マットの耳は・・・う~ん、畳んだところは見たことないですが、自由自在によく動きます。
そして、汚れない・・・たれ耳の方がカバーされている分、汚れが少なそうなのに不思議ですよね。
猫ちゃんの立ち耳もやっぱりあまり汚れないのでしょうか??
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- 2013年09月05日 04:36
- みつえさん、
私もパフィンが食用だったなんて驚きですよ!
だって、あんまり美味しそうじゃないもの・・・(笑)
今でも大変ですけど、昔はこの過酷な地で農業の技術もなく、食物は生き物に頼るしかなかったのでしょうね。
それで、犬を改良してまうと言うところがすごいですが、パフィンの骨は犬のおやつになったそうで、そういうところは犬と共に生きてきた狩猟民族の哲学(?)を感じます。
日本は相変わらず大変な気候らしいですが、炭水化物系のハッピー君は元気ですか~?
マットは茹でる前の固いパスタも大好きですよ!
ハッピー君とマット、炭水化物ブラザーズですね・・・
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- 2013年09月02日 21:28
- マット君に似ている所、お顔の柄の感じのような♪
犬の改良、人間の都合でされているのって……心が痛みます。
犬だけでなく猫や他の動物も。
パフィンドッグさん、首イナヴァウアーですね♪凄い、腕も!
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- 2013年09月02日 19:43
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わ~、凄い!!オットセイみたいに首が…
ゆ、ゆびが6本、、、てヘミングウェイの猫たちみたいですね(=^・^=)
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4+%E7%8C%AB
マットさん、お耳畳めたりできませんかー?
(北欧のじいサマ、ざっくりしていていい味かもし出していますね!笑)
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- 2013年09月02日 16:27
- パフィン、以前は食用だったのですか・・・驚きです。
マットさん、う~~~ん、似ていると言えば目のあたりが似ている?
似ていないと言えば、体型が似ていない?
マットさんの体型で、岩山で機敏に動いてパフィンを捕れるのでしょうか(失礼!)?
マットさんは、ベリーすらもをお母さんに採ってもらう体型なのだと思います(笑)
先日のコメント、ハッピーの「炭水化物系」説、どんぴしゃりです! 大うけ、爆笑です。
自分で「草食系」とタイプしながら、「何か違う?」ような気もしておりましたが、うんうん、「炭水化物系」ですよ。
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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。
現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。
ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。
私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。
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そうですねぇ・・・マットさん、確かに柄も顔のつくりも似ていないことはないと思うのですが、なんか違うような・・・(笑)
でも、体の柔らかさはちょっと似てるんですよ。さすがに首はあそこまで反りませんけど。
ホント、よくもまあここまで改良したものだと思います。
でも、今はノルウェー固有の貴重な犬種として、犬種にこだわらないノルウェー人の間でも大切にされています。
日本のように人気があるからと言って乱繁殖しないところがノルウェーのいいところでしょうね。
ノルウェー人は商売っ気皆無なので・・・(汗)