昨日、チワワとMダックスを連れている人を見かけ、突然思い出しました。
日本からの出発日、早朝のフライトで電車が無く、タクシーを呼んだのです。
午前3時過ぎ・・・パッキングや諸々で結局徹夜だった私の頭は朦朧としておりました。
でも運転手さんは妙にテンション高い人で、いろいろと話しかけてくれます。
前半の会話はほとんど記憶にないのですが、後半になって・・・
運転手さん(以下「運」)「それにしても早いですよね~。どちらに行かれるんですか?」
私 「行くんじゃなくて、帰るんです。ノルウェーに住んでるんですよ。」
運 「え~、そうなんですか!ノルウェーに住んでるお客さんは初めてですよ~~!!ナンチャラ、カンチャラ、ブラブラ、ブラブラ・・・・・・で、どのぐらい日本にいらしたんですか?」
私 「3週間です。本当はもっと長く居たいんですけど、犬の体調が今一つなんでこれが精いっぱいなんです。」
運 「あ~、わかります、わかります!ウチも犬三頭飼ってるんで!!」
私 「へぇ~」
運 「チワワとMダックスと、そのミックスです。知らない間にかかっちゃったんですよ。それも年に2回も!」
一気に目が覚めた・・・
私 「えっ、えっ、えっ?何匹生まれたんですか??」
運 「1回4匹で計8匹です。本当は全部ウチの子にしたかったんですけどねぇ。さすがに無理ですわ。アッハッハッ!」
私 「あの~、去勢か避妊手術された方がいいのでは・・・」
運 「そうなんですよぉ。やらなくちゃいけないとは思ってるんですけどね。まだなんです。」
私 「・・・・・・・・・」
この運転手さんは、本当に犬が好きなんだろうと思います。
でも、犬の生態に関する重要な知識が欠落している・・・
生まれた子犬はすべて友人・知人に貰われて行ったそうで、幸せになっていると思いたいけれど、次に生まれたら一体どうするつもりなのでしょう??
「いらなくなった」と言ってセンターに持ち込むような飼い主は言語道断だけれど、この運転手さんのような悪意の無い人の認識不足が、センターの頭数を増やす原因でもあるのです。
殺処分ゼロへの道のりは厳しい・・・
でも、頑張らねばなりません。
ちばわんは殺処分ゼロを目指しています。
ちばわんの趣旨
このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。
現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。
ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。
私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。
募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。
https://www.instagram.com/kuminaess/
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全くです!!私も去勢・避妊手術や、マイクロチップが義務化になればいいと思います。
確かに手術できない仔はいますよね。私が以前飼っていた犬も心臓のの病気で去勢手術できませんでした。そういう仔は医師の証明書のような物出してもらうとか臨機応変にできるのではないかなぁ。あとブリーダーさんは認可制にするとかですね。
とにかく不要な繁殖は絶対に避けなければいけません!
マットの毛、柔らかいんですよ~。フニフニです。なんか画像だと固そうに見えるようで、よく聞かれるんですよ。ウフフ