今日は、友ちゃんの事を書きます。


残念ながら楽しい話ではありません。










友ちゃんです。

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友ちゃんは推定生後半年の女の子。

千葉わんスタッフの杏さんが地域猫の活動中に発見したワンちゃんです。


以下、杏さんのブログから一部引用させていただきます。





ともちゃんを初めて見たのは、数週間前です。

痩せて小さな体に、大きな罠を足にぶら下げてひょこひょこ歩いていました。

罠はともちゃんの足を飲み込み、足を分断しようとしていました。

人間の男性の力でさえ、渾身の力を込めないと外れない罠は、小さなともちゃんに外せるわけもありませんでした。



痛みなのか、恐怖なのか。
いや、その両方です。

ガタガタと震えるともちゃん。
その振動を通して、その強烈な痛みと恐怖が伝わります。

血と錆と膿の匂いに包まれたともちゃんとバリケンを乗せて、Hさんと一緒に早急に動物病院に運び込まれました。


Hさんが渾身の力で罠をともちゃんの足から引き離してくれました。

小さな足から、血膿が流れ、細い脚からは真っ白な骨がのぞいています。

神経も血管も断裂して、繋がっているのは皮一枚。

まだ若いともちゃんの足をなんとか残してあげられないかと、

獣医さんたちが懸命に処置してくれましたが、ある日その足先は骨から離れ、落っこちてしまいました。

床に転がる自分の足先を見て、まだ幼いこの子は何を思ったのか・・・・。


ともちゃんは現在、断脚手術に備えて入院しています。

退院してきてからちゃんとご紹介しようと思ったのですが、まだ退院時期は未定です。


いつ会っても焦点が合わないくらい怯えているともちゃん。

ともちゃんのいるお部屋に長く人がいると、緊張と恐怖で苦しくなってしまうほど。

だけどともちゃんは逃げません。

逃げられません。

ただただその恐怖に耐えるのみ。




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まだまだ沢山の試練があるけど、きっと大丈夫。

早く帰っておいで。待ってるよ。

一緒に帰ろ。





杏さんのブログ   ☆わん☆だふる







この卑怯な罠をしかけたのはいったい誰なんでしょう?

罠を仕掛けた人、こんな事して楽しいんでしょうか??

弱い動物が苦しむ姿を見て痛快でしょうか???





ともちゃんの「とも」は友達の「友」だそうです。

今、たった一匹で必死に恐怖と闘う友ちゃん、

無事に手術が終わって、杏さんの元に戻り、一杯、一杯お友達が出来ますように!

素敵な赤い糸を見つけて、今の嫌な事は全て忘れ楽しい犬生が送れますように!


そして・・・






こんな事をした人間に必ず報いがありますように・・・