夜12時、半分寝かかってる私を起こす夫の声。



「テディがパニックになってる。」



マットのトイレで家の前に出た夫が戻ってみると、テディが玄関でパニックを起こしていたそうな。

その一瞬前までソファーでお腹見せてグーグー寝てたのに・・・

いったい何があったのか??




その後テディは地階に行きたがり、しょうがないので家族全員で地下に移動した。

地下と言っても半地下で外の音は聞こえるけれど、少しは安心するらしい。

それから1時間、ハーハーしながらずっと動きっぱなしのテディ。




「疲れた・・・」


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耳の脇で爆竹を鳴らしても微動すらしなかったテディが、遠くの花火の音に怖がるようになり、今は風が窓を揺らす音さえ怖がるようになった。

疲れるだろうなぁ、可哀想に・・・

でもしょうがない、これが老いると言う事なのだ。




こんな風に理由も無く(テディにとってはあるんだろうけど)パニックになったのは初めて。

これからもっと頻繁にあるのかな。

私たちも、相当の覚悟で望まなければならないようだ。






心配しなくていいよ。いつもそばに居るからね。


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