これからお食事の方は後で読んでくださいね??。












外出から戻ると、嘔吐の海。

あ?、またか・・・

テディだ。

吐き出したら止まらない。






こんな事、何年続いているだろう。

最初は日本だった。6歳ぐらいだったかな。

テディ、もうすぐ12歳。

6年近くもこんな状態が続いているわけだ。






最初の治療は注射だった。

何本も打った。高かった・・・(笑)

それから薬をとっかえひっかえ。

全然効果なかったけどね?。






ドイツに来てから一時かなり悪化した。

レントゲン取った。

胃カメラ飲んだ。

ついに開腹手術までした。

でも内臓はどこも悪くなかったけど。





アレルギーテストもやった。

血液検査なんて何回したか数えられない。

ドイツでも、何度も薬を変えたっけ。






犬のカイロプラクティックなんて言うのもやった。

フラワーレメディー、ホメオパシー、何種類もトライしたなぁ。






原因は「脳」にあるのではないか・・・

というところまでは到達したけど、それ以上はわからない。

これ以上、追求する手立てが無いのだ。






今は、人間の胃の薬と、脳と胃の活動に効果のあるホメオパシーの薬を毎日飲んでいる。

吐き出したら、絶食、そして胃の粘膜を保護する薬をやって、嘔吐がおさまるまでひたすら耐えるしかない。







つらいだろうと思う。

見てる方もつらい。

内臓が飛び出るんじゃないかと言うほどの雄たけびを上げて吐く。

もう何回も吐いたら出る物も無いけど、とにかく吐く。

最後には血混じりの胃液のみ。






すごいと思うのは、それでもお腹がすく。

やっぱり脳の問題なのかな。

だけど食べたらすぐ吐くし、しばらくは絶食、絶水。

情けない表情で私を見る。






いったいこれ、いつまで続くんだろうね。

これ以外は本当に元気なのに。

「こんなにパワフルな老犬見たこと無い!」って、獣医さんのお墨付きだよ。







原因を解明して、楽にしてあげたいけど、多分難しいと思う。

でもこんな状態でもここまで頑張って来た。

11歳と10ヶ月。

ベン君のように、

まさのように、

テディもまだまだ長生きして欲しい。







「気持ち悪いけど、腹減ったなぁ・・・」


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