2025年02月

R.I.P

2月16日、前回のブログ記事を書いた直後にとても悲しいことがありました。

遡りますが、バレンタインデー(金曜日)に友人と彼女の旦那様と食事に行ったのです。

独り身の私もいつも気にかけてくれる友人、なかなか外食できない私を海沿いのシーフードレストランに連れていってくれました。

バレンタインデーだから、混んでいた。
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たくさん食べて飲んで、楽しくおしゃべりして、3月に3人で旅行に行く計画も立てました。
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彼女は、ここで一番の親友で、私たちは特別な繋がりがありました。

夫が亡くなってから、彼女の言葉にどれだけ助けられたかしれません。

先日はネズミ退治にも来てくれました。

ディナーの翌日は、二頭を洗いに来てくれるはずでしたが、明け方熱が出たからと、その日はキャンセルになりました。

「膀胱炎だと思う。しょっちゅうなるんだよねぇ。来週また会おうね!」

それが、土曜日。

そして日曜日の夕方、まさに今頃、旦那様から「助けてください」と連絡が来たのです。

すぐに駆けつけた、私の目に写ったのは、床に寝かされ息絶えた彼女の姿でした。

救急の人たちが立ち去るところで、AEDの器具の一部がまだ付いていました。

彼女は暖かったです。



なぜ?

どうしてこんな事になってしまったのか?

金曜日はあんなに元気だったのに。

動かぬ彼女を目の前にしても、信じられませんでした。

そして、今でも信じられません。


アメリカは必ず検死するので、検死官が来るまでそのままにしておかなければなりません。

でも、忙しくて何時間も来ませんでした。

硬い床で色々なものがついたままで放置されて、本当に可哀想だった。

ただでさえ辛いのに、旦那様はさらに辛かったと思います。


ご遺体は日本に帰すことにされたので、木曜日にお別れの会がありました。

彼女は綺麗にしてもらって、今にも起き上がりそうでした。

でも・・・アメリカなんかで、こんな風に、硬い床の上で逝きたくなかったと思う。

本当に、本当に悲しくて、寂しいです。


毎日毎日連絡をくれて、私の返信が遅れると、駆けつけてくれるほどでした。

私は彼女に何もお返しできていない。とても悔しいです。


人生は、運命はどうしてこう非情で残酷なのか。

私は、この一年5ヶ月で親しい人を3人失ってしまいました。

良い人ばかり逝ってしまう。

私の周りからどんどん人が消えてしまいます。

とても辛いです。

Sちゃん、二頭をたくさん可愛がってくれてありがとう。
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どうか天国で安らかに。
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完治

10日に再び獣医さんに行ったのです。
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順調に治ってる。あともう一息!と言われました。

だけど、その後、一瞬の隙をついてまた舐めた。再出血。

母ちゃん、ブチギレましたよ。

先日も書きましたが、ストームさん、通常のエリカラがだめなのです。

これ以外のカラーができないのです。首が長いし、微妙に傷に届くんですよね。

獣医さんに電話して、事情を説明。もう傷をカバーするしかない、と言ったのですが、獣医さんはしばらく渋っていました。

結局、カバーは一日2回取り替えること。傷に抗生物質のスプレーをかけることで合意いたしました。

そして昨日、やっと傷の治りを確認。

今日から全裸となりました。

「ヒャッホー」
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長い二週間だった。

ストームは本当にしょっちゅう怪我するので大変なのですが、

介護になったらもっと大変だろうなぁとしみじみ思いました。

そんなに先の話ではないと思う。一人でできるのか不安だ・・・


タスは元気です。

が、この2ヶ月ぐらい、庭に出すといつも、ひたすらこの狭い空間を見ている。
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父ちゃんが存命の時は、こんなことなかったよなぁ。

この先にはエアコンの室外機が置いてあるだけなんですけど、一体何なんでしょう?

タスはたまに不思議ちゃんになります。


まぁ、とにかく元気ならいいですわ。
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こうやっていつまでも遊んでいられたらいいなぁ。

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遊んだ後は寝る!

クッション二つ使いと、
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両手上げ!です。
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ネズミ

さて、私も二頭もそこそこ元気です。

が・・・

また事件(?)がありました。

二日前の話ですが、お昼前に出先から戻って、車を降りてゴミの収集日だったので、ゴミに入れ物をガレージに戻そうと、車寄せに降りていったら、ネズミと目が合った。

睨み合うこと10秒間。

絵に描いたようなネズミでありました。
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普通、速攻で逃げませんかね?

それで気がついたのです。多分、死にかけているのだと。

こんな所で死なないで〜。私は片づけられない。

で、追い払おうと思ったら、なんと家の庭に入ってしまった。

でも、途中でパタっと倒れるのです。それを繰り返して、雨樋の管の中に隠れてしまった。

尻尾だけだら〜んと出ているのです。

二頭の後ろに写っている管ですよ。
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まだすぐ出かけなければならないので、どうすることもできず、非常に気がかりでしたが、出かけて戻ってきたら、その管の中にはもういなかった。

そうしたら、もう一本の管の中から尻尾がだら〜んと垂れているではありませんか。

私が近づいたら、ヒュッといなくなってしまいました。

もう、どうすることもできない。隣人に聞いたら、家に中に入ってこない限り、放っておくしかないと言うことで、どうか雨樋の中で朽ち果てないでくれと祈るばかりでした。


そして夕方、庭を見たら、居る・・・
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う・そ・で・しょ

死んでいるのかと思いきや、まだ生きていました。

一生懸命移動しようとして力尽き、また一瞬動いては力尽きの繰り返し。

そして、周囲はどんどん、よくわからない液体で濡れていく。

全ての意味で、もう無理と思いました。

荷物まとめて日本に帰ろうと思いましたね。

先代の犬たちの死に際と同じで、見ているのは非常に辛かったです。

死んだら処理してあげるよと隣人が言ってくれたのですが、2時間ぐらい経っても、まだ生きているので、このまま放置しておくしかないのかと思っていたのですが、勇敢な日本人女性の友人が「私が移動してあげる」と言って、わざわざ来てくれて、チリトリで家の外の緑地に移動してくれました。

もう、その時点では、あまり動くことも出来なかったので、多分あそこで力尽きたと思います。

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多分、ネズミなんてこの辺りにウジャウジャいるのだとは思いますが、なんでウチに来るんだよ〜。

私、ダメなんだって。お願いだからもう来ないで。私の目の前で死なないで。

なぜ、私の人生、こういう微妙な試練が多いのだろう。とほほ。


最後は、勇敢な友人を襲うストーム
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傷がなかなか治りません。





 

不調続き

大変間が空いてしまいました。

正直、ブログの存在を忘れてました

色々ありました。遡ると・・・

1月17日に武道の昇進試験を受けるはずだったのですが、直前に腰を痛め、翌週に延期してもらいました。

木曜日にテストで金曜が表彰式で、土曜日はこの武道「Kuk Sool Won」の創設者が道場に来て、セミナーがありました。

表彰式で偉い人たちにご挨拶。
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セミナーでは創設者のSuh In-Hyukさんと一緒に写真撮ってもらいました。
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80代後半らしいけど、お肌ツルツル。すごい。

そして、とても小柄な方でした。



その次の週は、暇になるはず・・・だったのですが、タスさんが体調を崩しました。

二日間何も食べず、あらぬ方を見続けていました。

これって体じゃなくて、心の問題なのではないだろうか?

あと、その日の気分がお天気に左右されることが多くなりました。

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歳のせいなのだろうか?

サプリとか飲ませた方がいいのかな・・・

今はとても元気です。


そして、今週こそは余裕ができる!と思っていたのですが、

今朝、獣医さんにて
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左後ろ足の小さな傷を舐め崩してしまい、出血が止まりません。

結果、こうなった。
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「舐めなければ数日で治る傷」と言われましたよ。

傷の光治療と抗生物質二週間です。

ストームさんはいつもこうなる。

頼むから舐めないで!


他にも細々色々あります。

この数ヶ月、キッチンに出没するアリと戦っております。なかなか退治できません。

でもまぁ、何とか私は生きてます。


最後はタスによく似たワンちゃん発見!
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生き別れた兄弟かな?
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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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