2024年02月

お散歩友達

数日前の朝、近所の住宅街をお散歩していたら、綺麗な老婦人が道の反対側の家から出てきて、道路を渡って私に近づいてきました。

まさか私に用があるとは思わなかったので、挨拶してそのまま歩いて行こうとすると、二頭を指差し、

「この子達を連れていた男性、あなたの旦那様?」

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あぁ、ついに来たか。

私が知っているお散歩で会う人たちには夫の話をしましたが、夫が単独で知り合った人たちを私は知らないのです。

多分、この数ヶ月毎日私が二頭を連れているのを見て、不思議に思っているだろうなとは思っていましたが、向こうから声をかけてくれない限りわかりません。

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「そうです。夫は、昨年の9月に亡くなったんです。」

正直いまだに、このセリフを言うのが辛い。そして、聞いた人のリアクションを見るのがもっと辛い。


「えっ!!!あんなに元気そうだったのに???」

「事故なんです。」

「交通事故?」

「いえ、家で梯子から落ちたんです。」

絶句されていました。

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「ウチの子はすぐ吠えちゃんだけど、旦那様と沢山お話ししたのよ。二頭をとても可愛がっていらっしゃたわよねぇ。本当にショックだわ。旦那様とあなたのためにお祈りするわね。」

暖かいお言葉をいただきました。

お散歩友達だったんですね。

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辛いなぁ。

でもこれからは、お散歩もお散歩友達も全て私は引き受けたから、頑張っていかないと。


最後は、ご近所の恐竜です。
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元はブルーだったのだろうか?

可愛いお顔してます。
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あっという間に2月も中旬です。

さて、何から書いたものか。

私は元気です。現状は変わらず、日々相続手続きや、家のメンテや(こう言う時に限って色々不具合が起きる)、日常の雑務や二頭の世話に追われています。

タスは元気です。

ストームは、日曜の夜、突然後ろ足が動かず、立ち上がれなくなってしまいました。 

数分後に復活しましたが、2月10日シャンプーに出した時、グルーマーさんに「最後立っていられずへたり込んでしまった」と言われたのです。

その時は単に疲れたからだろうと思っていました。

でも、1週間後にまた同じことが起こったと言うことは、絶対どこか悪い。

月曜日に獣医さんに連れて行きました。
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歩く状態の観察を含めて触診に10分はかかったと思う。

先生曰く、「首に問題があるようです」

私、「首???」(足じゃないんだ?)

首から脊髄にかけて痛みがあるようだと言われました。


全く気が付かなかったよ。ごめんねぇ。
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レントゲンやMRIを撮らないと詳しいことはわからないのですが、最善(?)で椎間板ヘルニア、最悪は骨のガンだと言われましたよ。

とりあえず、痛み止めと神経の炎症止めを2週間投薬して様子をみることになりました。


あと、運動制限がかかりました。

デイケアはしばらくお休み、お散歩は行きますが、激しい遊びはNGです。

「兄ちゃんと遊べない・・・」
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もうシニアの域に入ったし、これから色々あるのは百も承知です。

でも、頼むから今はまだやめて。

母ちゃんのライフはほぼゼロ、朝起きて夜寝るまで生きているのが精一杯なんだよ。

ストームが悪い病気だったら、母ちゃんの心臓は張り裂けてしまうわ。
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これから本当にどうなるのかな。

でも、心配してもしょうがない。何があっても、私一人で対処していくしかありません。

ストームのために最善を尽くします。


最後は朝の散歩で見かけた4頭引き。
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何度も書こうと思ったのですが、なかなか筆が進みませんでした。

私も二頭も元気です。

先週、友人が海に連れて行ってくれました。
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実は我が家は海のすぐそばに建っていて、5分も行けばガッツリ海なのですが、今回は少し遠出しました。

と言っても、30分ぐらい。

ホラー映画に出てきそうな遊園地。
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隙間に落ちないよう必死に歩く私
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気分転換になった・・・かなぁ。
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 ビーチをひたすら歩いて、色々な話をしました。
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友人も最近、結構辛いことがあったのですが、

結局、人間は生きている限り、生きていかねばならない
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という結論に達しました。(当たり前?)

あと10日で5ヶ月経ちます。

相変わらず諸々の手続きに追われる日々。

一人の生活に慣れない。

辛さも全く変わリません。

でも、確実に時間は過ぎて、また季節が変わっていくのです。
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とりあえず、この二頭がいる限り、
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飼い主の責任を全うしなければ。

夫が亡くなってから、二頭との関係性にも色々苦労がありましたが、今はなんとか持ち直しました。

この話はまた後日書こうと思います。

 
このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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