2023年08月

その後

大変日が空いてしまいました。

なかなかブログを書く気力が出なかったのです。 

あのまま上向きになるのかと思ったのですが、21日の夜中、容態が急変して危篤状態になりました。

お医者さんの尽力と夫の生命力とでなんとか持ち直し、翌日からまた色々な数値が回復しはじめました。

でも、アップダウンが激しく、まだ安心とは言えない状態で、現在もまだ ICUに居ます。

お医者さんは、「赤ちゃんの歩幅でも回復している。いい日もあれば悪い日もある。」と楽観的ですが、私は毎日心臓がバクバクです。

どのみち、長い戦いになりそうです。

預けっぱなしの犬たちが心配。来週は引き出して、少しでも家で休ませたい。

私は、痩せました。今日体重測ったら、6キロ減っていた。最悪のダイエット法ですね。

メンタルもボロボロですが、私には今、夫の回復を見守ると言う選択肢しかない。

自分の人生の中で多分、今が1番の頑張りどころなのではないかと思うので、淡々と頑張ります。

さいわい夫の会社の人たちや友人、私の友人がサポートしてくれるので助かっています。


追記です。

あと、遠慮せず連絡ください!

返信できない時もあるとは思いますが、1人で頑張っているので、連絡もらうととても嬉しいです!




集中治療室2

前回の記事に、たくさんの方からご連絡ただきました。ありがとうございます。

やっと、色々書く余裕ができたので、なるべく記録しておこうと思います。



腕の手術は成功して、呼吸器もやっと取れたのですが、自力呼吸でも酸素が上手く吸収できず、今度は酸素吸入器をつけることになりました。

怪我や手術や長時間寝ていたせいで、肺と気管が固まってしまい、通常より膨らまないのです。

これを薬やセラビーで治していきます。

結構厄介なのですが、これができるようになって、他に問題がなければICUから通常病棟に移れると言われ、本人はやる気がでてきたようです。

こういう、条件付けって大切だよな、としみじみ感じましたわ。


あと、飲み込む力も弱く、むせてしまうので、鼻からチューブを入れて栄養補給することになりました。

胃に直接栄養補給できるようになると、体力が格段に回復するそうです。



フィジカルセラピーも始まって、一瞬ですが昨日はベッドに座らされました。

それが出来た時は、流石に驚いた。

そして、この状態でここまでやるんかい!と、アメリカのスパルタにまた驚きです。

案の定、夜になって体が痛い、痛い、と雄叫びをあげていました。

おかげで私は一睡もできませんでしたよ。



あと、せん妄が凄かった。天井を見つめ、手をあげてなんかブツブツ言っておりました。

せん妄といえば、今は収まりましたが、よく腕をクロスして頭の方にあげるアクションを取っていました。

止めるのにはかなりの力が必要で、複雑骨折の腕でここまで力が出せるんだと驚愕です。

多分ですが、落ちる瞬間頭を守ろうとしたのではないか。

それをフラッシュバックしているのではないかと思うのです。

それだけ恐怖だったのかと思うと、胸が痛みます。


最後はよもやま画像です。

誰もいない日曜日の病院
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このスターバックスが私のお友達
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15日は私のお誕生日だったのです。

友人がケーキとワインを持ってきてくれました。
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ICUの待合室で乾杯しました。

病院で初めてお酒飲んだよ!アメリカの病院は寛大です。


相変わらず暑いです。
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病院の中は寒くて厚手のフリースを着ているので、外に出ると驚きます。

最後に肝心なことを書き忘れていました。

二頭はいつものデイケアに預けています。

ビデオで様子が見られるので、助かります。二頭とも元気です。

早く迎えに行ってあげたい!





 

集中治療室

少々日が空きました。

実は、先週の日曜日、夫が家で大怪我をしました。

2階の高さの窓を洗っていて、梯子ごと5メートル下のテラスに叩きつけられたのです。

私は現場にいなかったのですが、凄い音がして行ってみたら、倒れた夫のそばには血の海ができていました。

救急車を呼んで病院に行き、怪我の具合を調べていると急激に血圧が下がって、緊急手術になりました。

内臓を激しく損傷していたようです。

出血元がなかなかわからず、大量の輸血とともに長時間の手術になりました。

結局、脾臓を摘出し、膵臓と小腸の一部を切除したそうです。

これが最初の命の危機で、手術途中出てきた看護師さんに、「ご家族に連絡した方がいいです。」と言われてしまいました。

でも、夫は持ち堪えました。その日から私は夫の付き添いで集中治療室暮らしです。



次の手術のために傷は開けたままにして、24~48時間後に再手術の予定でしたが、その日の晩2回危機がありました。

まだ完全に再手術ができる状態ではなかったのですが、傷と内臓をこのまま長時間放って置けないので、72時間後に再手術が行われました。

術中また1回、三途の川近くまで出向いたようですが、戻ってきました。

ちなみに2回目の手術では、壊死していた小腸の一部と、同様の状態の大動脈を切除したそうです。



手術は成功でしたが、これでやっと少し前向きになったかな?と言うぐらい、今後の課題は山積みです。

手術された先生が、これからの二大脅威は、感染症と血栓で、「感染症はなると思っていた方がいい」と恐ろしいことを言われました。



その後、薬抜きです。

痛み止め、鎮静剤、血圧調整剤、あれもこれも、たくさん使ってなんとか持ち堪えてきたわけですが、これを抜いていかないと、通常の病室に移れません。

薬抜きと機械抜きの修行が始まりました。

アメリカは医療スパルタの国、ガンガン行きます。

術後二日目の夜には、ほぼ薬抜きが完了、最後の手術への準備ができました。

ところが、鎮静剤が抜けて覚醒、血圧等のバイタルも上昇した結果、コミュニケーションが取りやすくはなったのですが、動くようになりました。

6日間も同じポジションで、口にはなんか変なもの突っ込まれていて、体には色々なチューブがついていて、うろ覚えの記憶しかなくてパニックです。

昨日の夜は、ICUの看護師さんが少なくて、なかなか来てくれず、私が大きな体を必死で抑えなければなりませんでした。


そして今日、両手首複雑骨折の手術でした。

これが最後の(であることを願う!)手術で、無事に終わりました。

まだお腹の中は治っていなし、骨折はもちろん、手術の傷も完治するまでに莫大な時間がかかります。

長い戦いは始まったばかり、でも、これでやっと生存率の方が上がったと言えそうです。


日曜日から今日まで、人生で一番長い6日間でした。

今日からの流れと、これまでの詳細については後日また書こうと思います。

私は今、とにかく早いICUから出たい!

ほぼ毎日、ほぼ夜、救急から生死の境を彷徨う患者さんが運ばれてきて、結果は良かったり悪かったり。

普通の状態でないところに、さらにメンタルを削がれます。 

そして最後に、医療関係者の方々全てに私は感謝を捧げたいと思います。

この仕事は、本当に過酷で辛いことも多いと思います。

それに従事される方々を心から尊敬します。

 

体感温度

暑いです。
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もっと恐ろしいのは、通常体感温度はプラス3度ぐらいなのですが、今年はプラス5〜7度です。

昨日はピーク時、46度だった。恐ろしや。


さて、日本は三連休だったのですね。

その上、お盆だ。長いお休みの方が多いのでしょうか?

私は昨日、庭に通じるドアに隙間があることを発見しました。

どれだけ安っぽいのだ、この家は。

なので今日、埋める材料を買いに行きましたよ。

LOWE'S(ロウズと読みます)
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ホームセンター見たいなものですが、もうちょっとプロ向け。

ネジとかBBQとかお掃除道具とかもありますけれど、主に家を建てる資材などを売っています。

ちなみに、Lowe'sは全米2位で、1位はHome Dept(ホームデポ)

この二店舗が、うちの近所にほぼ隣接して建っている。

競合店が近くに存在するのは良くあることですが、いつもどちらに行くか迷う・・・

暑くて実感湧かないけど、もうこれが出てくる時期なのだなぁ。
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一番大きい骸骨は4メートル以上あるのではないでしょうか。

右側の骸骨は人の動きに合わせて動くのです。

何も知らずに夜見たら、心臓止まる。

誰が買うんだろう?値段をチェックするのを忘れました、無念!


二頭はなかなか外に出られませんが、元気です。
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最後は・・・

日本からバースデーカードが届きました。

ありがと〜〜〜〜〜
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Alligator

朝のお散歩に行った父ちゃんから、画像が届きました。

家の近所の沼、午前7時ごろ
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何だかわかりますか?

ワニです。2頭います。

(ちなみに、ワニは頭なのか匹なのか悩んで検索しましたが、どちらも使うそうです。)

私たちが引っ越してきた2016年はワニは一頭でした。

何度かブログに載せましたが、そのワニはサイズが大きくなって(4メートルぐらい)、2年ぐらい前、他の沼(?)に移動させられたそうです。

代わりに、この2頭の親子がこの場所に引っ越してきました。

てっきり、自然に生息してるのだと思っていたけれど、動物管理局みたいなところが面倒見てたんですね。

ワニは日の出と日没に水面上に出没することが多いのです。

7時ごろはもう30度ぐらいに達している今日この頃、ワニも暑いでしょうねぇ。

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実は、画像が来てすぐ、私も見に行ったのです。

お散歩組とは入れ違いでしたが、一頭だけ見ることができました。

そして・・・

ワニのすぐそばの水際で、黒い大型犬がノーリードで走り回っていたのです。

飼い主がいるのかと思って見回しましたが、誰もいない。

近寄ったら逃げてしまったのですが、どうやら脱走犬のようです。

お散歩組が遭遇した時は、ワニの前でおすわりして眺めていたとのこと。

通勤の車が多くなる時間に脱走だけでもダメダメなのに、ワニのそばに寄るなんて、もう食べてくれと行っているようなもの。

この暑さだし、飼い主さん、ホントなにやってるんだよっ!!!(怒)

あの子が無事に家に帰れたことを切に願う。



話題変わって、カイロプラクティックの先生にもらいました。
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何だかわかりますか、アゲイン?

ドラゴンフルーツです。

おうちで育てているそうです。

とても熟していたので、一晩冷やして、切ったらこんな。
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白いのしか見たことがなかったので、ちょっと驚きました。

この果肉の赤色は、染料に使われるそうなので、布に着くと落ちません。

お味はと言いますと、美味しいと無味の間の微妙なラインでありました。

だが!

スーパーフードと言われるほど、栄養は豊富だそうです。特に女性に良いらしい
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洗濯ビーズ

今週も暑いらしい・・・

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湿度が高くて無風なので、体感温度はプラス3〜4度です。

まっ、8月は毎年こんな感じですけどね。

でも、流石に暑いの飽きました。今年は早くから暑くなったし。

どこか涼しい場所に行きたいなぁ。

「ボクも行きたい・・・」
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さて、突然ですが、皆さん、洗濯ビーズを使っていますか?

洗濯ビーズとは?

私は、今まで使ったことがなかったのですが、最近気がついたのです。

アメリカで使っていない家庭は無い!(←極端)

なので、買ってみました。

Sam's Clubでセールだったので。37.5 オンス(約1キロ)で14.08ドルです。

安いのか高いのかもわからん・・・

Downy Unstoppable
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英語では「Scent Booster」(芳香加速剤?)と言うのですが、まぁすごい香りがします。

中身はこんな感じ。
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これをキャップ一杯ぐらい、洗濯槽に直接ぶち込みます(笑)

洗濯終わってどんな香りがするのかなぁ?と思ったのですが、別に何の香りもしなかった。

なぜだぁぁぁぁぁ???

父ちゃんにも嗅がせたけれど、「???」と言う顔をしておりました。

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いや、最初から思っていたのですが、これの必要性って何なんですか?

今は洗剤や柔軟剤、ドライヤーシートにも香りはついているし、全く必要なくない?

香りがつかないのなら、余計必要ないですよぉ。

アメリカ人は、洗剤会社に騙されているぞ!!


ちなみに洗剤は、今はこれを使っております。

Mrs. Mayer's Clean Day
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洗剤もしょっちゅう変えるので、別に自然派と言うわけではないです。

これもごく普通だと思います。

ちなみに、こちらも毎回入れているけれど、効果あるのかどうかわからない・・・
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どうでもいいですが、一部の友人の間で私は、「アライグマ」と呼ばれています。

理由は、何でもすぐ、容赦無く洗ってしまうから。(笑)


 

August

いつの間にか8月になっております。

ヒューストンは相変わらず暑いですが、みんな元気です。

久々のスィーツ
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値札で隠れていますが、グリーンのケーキが可愛い。あと、キリンさんも!
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今の暑さではケーキ類、お店の外に持ち出した時点ですぐ溶けてしまいそうです。

このスィーツはスーパーで売っているのですが
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たまには他の部分も撮ってみる。
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多分、日本の人が見たら「コストコ?」と思うようなサイズのお店ですが、アメリカのスーパーはこれが普通です。

だから良く知らないスーパーに行くと、目当ての物を見つけるのがとても大変!


さて、話題変わって、

最近、二頭が朝ごはんを食べません。
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お散歩から戻ってすぐご飯なのですが、ちょっと食べたり、全く食べなかったり、たまに完食したりと、ムラがあります。

歴代の犬たちは、たとえ一頭が食べなくても、他の子達は爆食!みたいな感じだったので、二頭揃って食欲不振(?)は初めてです。

今年の暑さのせいなのかなぁ?

でも、お互い相手が食べなかったら、自分も食べない、みたいな雰囲気なので、ちょっと驚き。

好き合っているのはわかるけど、
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そこまで合わせなくても良いのだよ〜。
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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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