2021年03月

MenuとChaplain

すみません、間が空いてしまいました。

夫は、徐々に回復していますが、完全回復まではかなり時間がかかりそう・・・

あと今、重いものを持てないので辛いです、私が。

でもしょうがない。

週2回パーソナルトレーナーについてトレーニングした成果を見せる時、私の筋肉が火を拭く時がきました。(笑)



さて、続きです。

木曜日の朝、夫から「これから石を取る」と言う連絡がきた後、お昼近くなっても音信不通なので、病院に連絡して担当の看護士さんにつないでもらったのですが、

「あ〜、手術無事に終わって休んでるわよ。胆石は無かったわ」

と言うではありませんか!

レントゲンと超音波とCTとMRIまでやって、「胆石」と言う診断だったのに、どう言うこと??

それを言うと、「これ以上は私からは言えないの・・・」と言う返答。

えっ、何それ??

ちょっと意味深な返答やめてよぉ〜

ならば、先生と話したいと言ったら、「電話するよう伝えておくわ」と言うことでした。

でも、忙しい先生がすぐ電話してくれるとは思えない。

大体、救急から直接入院してしまい、夫が持っているのはスマホぐらいです。

荷物を持って行かねばなりません。

と言うわけで、直接病院に行って、本人に聞くことにしました。


ちなみに、この病院の面会時間は午前6時から午後6時です。

朝6時って早くないですかぁ。

出勤前に面会に行く人のためでしょうか?

患者さん、朝訪ねてこられたら困らないのかな??



病院に行くと本人は爆睡でしたが、しばらくすると起きたので様子を聞くと、体の中に詰まっていたのは、石ではなくて泥。胆泥と言う代物でした。

なるほど、胆泥症かぁ〜!

まぁ、石じゃないわな。でも、看護士さん、それぐらい言ってくれても良くない?

個人的に、胆泥症は犬の病気だと思ってました。人間にもあるんだな・・・



そんなわけで、無事を確認したら、一旦戻って夕方また行ったのですが、ちょうど御飯時でした。

夫は流動食ですが、食器を下げにきた人がこれを置いていった。
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メニューです。

ここは産院か!

と、思わず一人ツッコミしてしまいました。

明日、「食べたいものをここから選んでね」と言っていましたが、
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夫は、翌日も手術なんで、食べられません。

夫は食欲ないからいいけど、回復したけど食事制限がある患者さんには拷問じゃないですか、これ?


・・・と、ここまで書いたところで、力尽きました。

さらに引っ張って申し訳ありませんが、続きは後日!


最後はこれ、病室の天井に何かある。
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ベッドの位置から見るとこう。
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「呼んで!落ちないで!!」ですって。

何か落として拾おうとして、ベッドから落ちる人多いんですね。


あっ、あともう一つ。

遡りますが、救急の入院準備室で待っている時の話です。

かなり高齢でヨボヨボな感じの男性が廊下を行ったりきたりしていました。

私はてっきり同様に入院を待つ患者さんだと思ったのですが、その人がいきなり部屋に入って来て、こう言いました。

「気分はどうですか?私はチャプレン(chaplain)です。祈りを捧げたいですか?」と。

Chaplainとは病院にいる聖職者です。

こう言う人がいるのは知ってましたけれど、いきなりで驚いた・・・

率直に言って、あの時来て欲しかったのは痛みを抑えられる人で、祈りを聞いてくれる人では無かった。

なので、丁重にお断りしましたが、色々なお仕事があるのだなぁと思った次第です。


二頭は元気です!
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ヤブ医者

やっと書く時間ができました。

先週は大変だったぁ。

以下、夫が緊急手術した顛末です。

アメリカの医療システムの実話、長いです。




前のブログより遡りますが、先週の日曜日、ワクチンを打つ前日。

夫が夜、お腹が痛いと言い出し、みるみる悪化して救急病院に連れて行きました。

家から5分ぐらいのところですが、着く頃には歩けなくなるほど痛がっているではありませんか。 

コロナですぐ入れてもらえないので、受付の入り口で椅子に座らされ、熱を測ったり問診されたりしているうちに、さらに悪化。

叫びながら痛がって、同じポーズでいられません。

やっと入れてもらえて、個室に案内されたけれど、椅子があるだけ

私が去年、他の病院の救急に行った時はベッドだったぞ・・・



痛みに悶えながら、血圧を測られたり、心電図を取られたりしたあとに、点滴が始まって、痛み止め2種類とモルヒネを打たれました。

そうしたら、数分も立たないうちに静かになった(驚)

モルヒネ効果恐るべしです。

だけど、症状がわからないのに、打っちゃうんだとは思いましたけどね。



これから色々検査をしますと言われましたが、まぁ救急って待たされますよねぇ。

数時間かかって、レントゲン、CT、超音波検査をして、下った診断は「胆石」でした。

さらに、胆嚢も肥大しているようです。

本人も薄々気がついていたようです。なぜなら、夫の母も妹も、同じ病気で手術している・・・

これて、遺伝なのでしょうか?

このまま入院して手術と言われ、こりゃ荷物を持ってこなければと思い、「私は帰っていいか?」と聞いたら「ダメ」(汗)

それから2時間ぐらいは待たされたでしょうか。

明け方4時、状況一転、「今日は帰っていいわ」というではありませんか

「えっ、手術するんじゃないの?」と聞いたら、「いずれはしなくちゃダメ。明日この先生に連絡して」と連絡先等の書類を渡され、家に戻ってきました。



だけど、何もしてもらわなければ、また同じことが起きるに決まってます。

「痛くなったらどうするの?」と聞いたら、「市販の痛み止めを飲んで」としか言ってくれません。

なんか嫌だなぁと思いつつ戻ってきましたが、とにかく休ませた方がいいので、朝5時前帰宅しました。

そして、朝一番で先生に電話しましたが、木曜日まで予約が取れませんでした。

さらに不安が増しました。



前のブログで書いた通り、翌日(月曜)はコロナワクチンの日だったのです。

救急で帰り際、打っていいかどうか聞いたら、「ぜひ、打って」ということでした。

日本の友人にこの話をしたら、みんな驚いたのですが、アメリカでは糖尿や高血圧などの慢性疾患、内臓の既往症のある人は、ワクチン接種の優先順位が高いのです。

本人に聞いても、打ちたいというので、連れて行きました。

これは、この時行って打てて良かったと心底思っています。



その後は、夫はずっとぐったりしていました。

モルヒネやワクチンの影響かなと思ったのですが、今度はお腹ではなく、頭が痛いと言い出し、二日間ほとんど寝られなかったというので、水曜日にかかりつけの内科の病院に連れて行きました。

いつもの先生はお休みで、他の先生だったのですが、ここでも強めの痛み止めを処方してくれただけ。

他の病院に連れて行くべきか?と考えながら、帰りかけると先生が追いかけてきて、

「尿検査を忘れた〜」というではありませんか。

こいつはヤブか、オイッ

診察前にに尿は取っているので、そう言うと、書類を漁って一瞥したあと、

「すぐ救急に行きなさい!」

と、慌てて所見を書いた紙を渡されまあした。

また同じ救急病院に逆戻りです。

何なんだ、この茶番。



ちなみに、その紙には「黄疸」と書かれていました。

バタバタで私も気がつかなかったのですが、本人の顔を見たらレモンの様に黄色です。

内心、「これは、かなりまずいんじゃないだろうか」と焦りました。



救急でまた同じような椅子の部屋に入れられて、血液から心電図から全てまた同じような検査をされて、今度は入院準備室という部屋に移されました。

夫の第一声「やったベッドだ!」(笑)

今度はMRIを撮るということで、ここでその順番と、入院する部屋の準備ができるのを待ちます。

もう入院は確定したので、私は荷物の準備や犬の世話で家に戻りました。



そうこうしている内に、面会時間を過ぎてしまい、もう院内には入れなくなってしまいました。

MRIは夜撮ったそうで、まずは胆石を取る内視鏡の手術が、明朝(木曜)に決定しました。

手術の前には会えないので、あとは終わる連絡を待つしかありません。

その後、胆嚢摘出手術は金曜に行われることが決定しました。


何でいっぺんにやってくれないんだヨォ

と思うところですが、アメリカではこういうことが多いのです。

それは、各手術を執刀する先生が違うからと、先生と病院の手術室の空き都合。

まぁ、色々複雑です。



ちなみに、入院準備室で看護師さんに「日曜日は返された」と苦情を言ったら、

「あぁそれ、きっとベッドが空いてなかったんだわ。」

マジですかぁ

もし、あのまま入院させてくれて、手術してくれていたら、ここまで悪くならなかったし、数日苦しむこともなかったのに


でも、何はともあれ、入院できて良かったです。

体の中がどうなっているのか心配ではありましたが、病院にいれば何とかしてくれます。



そして、退院予定は土曜日になりました。

手術の翌日

アメリカの病院、容赦ないわぁ。

ただ、選択の余地なしで入れられた部屋は、20畳ぐらいの個室です。

うん、まぁ早く出た方がいい気はするよね。(笑)



そして、土曜日には当然(?)退院できませんでした。

後編に続きます。



 

コロナワクチン接種

以前書いた、家の周りが真っ茶色になった件、

段々植え替えが行われているようです。
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一昨日ですが、気温が27度まで跳ね上がりました。
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またご近所の彩りが復活しそうです。虫も大発生してるけど・・・

そして今日、どんより霧のかかる朝、
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コロナワクチンの接種に行ってきました。

私は、諸事情により家の近くではなくて街中の総合病院で受けたのですが、

接種を待つ人たち
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接種自体は、ものの3秒で終わります。

その後、反応を見るために別室で15分待機。
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何もなければ、帰れます。

私は打ったのはファイザーのワクチンで、
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これは病院が決めるので、自分では選べません。

接種後、証明書カードをもらいます。
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2回目は3週間後の4月5日。

巷の噂通り、今のところ副反応らしきものは全くありません。

腕が痛むと言われていたけれど、押せば痛いぐらいです。

ちなみに接種場所はここ。
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出血はありません。

2回目は副反応が出るらしいのでドキドキですが、早く終わらせてしまいたい、と言うのが今の気持ちです。

と言うわけで、コロナワクチン接種レポートでした!

アメリカと日本では接種する環境も違いますし、副反応も個人差があると思いますが、今後打つ方達の参考になれば幸いです。


最後は二頭

「母ちゃん、どこ行ってきたの?」
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「お注射ですよ」

「注射嫌い!」
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だよね


コロナワクチン

昨日からテキサス州ではマスクの着用が不要になりました。

人が集まる場所に行ってないので、人伝に聞いたところ、まだほとんどの人がマスクをしているようです。

でも、来週はスプリング・ブレイク(春休み)なので、ドッと人が移動します。

ブレイクの後、感染数のアップは必須でしょう。

また感染爆発したら、知事はどう責任を取るのだろう・・・



同時に、来週から私もワクチンが打てることになりました

今日早速登録しましたよ。あとは連絡を待つのみです。

色々言われているけれど、周りで打った人たちは皆んな元気だし、私も早く打ちたいです。

ただ、数量制限があるので、どれぐらい待たされるかは不明です。




さて、話題変わって、

今日、外出から戻ると居た
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鳥です。(見ればわかる・・・笑)

遡ること半年ぐらい、突如現れたのです。
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ここは家の裏の道なのですが、外に出ると必ず見かけたので、不思議だなぁと思っていました。

でも、なんか居ないと変・・・

ひと月前の寒波から見かけなくなったので、もしかしてと思っていたのですが、
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元気だったようです。良かった〜。

だけど、この鳥、何なのでしょう?

いつも一羽でこんな感じで佇んでいます。

渡り鳥ですかね?仲間とはぐれちゃったのでしょうか。

この辺りで、餌には困ることは無いと思うのですが、一羽で大丈夫なのかなぁ。

まさか、ペットじゃないですよね???

職業柄(??)はぐれ動物がいると、とても気になります・・・


最後は、また不服でウゴウゴ言っているタスと、
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二頭。
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こう見るとほとんどサイズが変わらないのですが、

ストームの体重はタスの2倍、体高も頭ひとつ上なのです。
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もしかして、犬の胴体部分ってあんまりサイズ変わらないのだろうか



 

マスク不要!

また1週間経ってしまった・・・

先週のビッグニュースは、テキサス州知事のこの方が、 
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「3月10日からテキサス州はコロナに関わる規制を撤廃する」と発表したことでしょうか。

3月10日以降、マスクをする必要なし

ビジネスは全て再開。

人の集まる場所、お店、ジム、映画館などなどの入場制限無し

・・・だそうです。

個人的にも驚きましたけれど、アメリカ的にも驚きだったようで、連日全国ニュースになっていました。

もう、決まったことなので、どうこう言ってもしょうがないですが、なぜ今なのか

テキサス州の感染数はいまだ、日々数千人です。

その上、アメリカではワクチンはまだまだ接種途中。全米の接種率は、たったの18%です。

さらに、テキサス州は全米の中でも、接種率が48位と下から3番目ですよ。

上位3番目だったら、まだわかるけど。ほぼビリだよ。何でぇ

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アメリカ政府はもちろん、テキサス州内の政治家や医療関係者からも強い反発を受けていますが、ご存知の通りアメリカの正式名は、United States of America

Statess(州)がUnited(合体)して出来た国なので、州の長の力は絶大なのです。

結局、この知事は共和党の重鎮で、今でもトランプ路線を突っ走っており、経済の優先とバイデン 政府に対する反発ですね。

コロナを政治の道具にするな

当のテキサス人はもう浮かれムードで、流石にマスクはしていたけれど、解除前だと言うのに週末は結構な人出でした。

10日以降、外出するのが怖い・・・

これからは真の引きこもりになるしかなさそうです。



さて、話題変わって、

コロナでずっと閉まっていたドッグデイケアが2月に再開したのですが、経営陣が変わってシステムも変わったので、土曜日に話を聞きに行きました。
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そろそろ他の犬たちと遊ばせないと、ストレス爆発しそうなこの方のためであります。

「遊びて〜
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お試しで数時間預けましたが、と〜っても楽しんだようで良かったです。

迎えに行ったら、出てきたワンコ。
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「にぱ〜
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シンプルライフ

ゲゲゲ、1週間経ってしまいました。

なんだかなんだ忙しかったです。

気温が爆発的に上がって、虫が大量発生したのですが、それが連日ウチの庭のテラスでバタバタ昇天してしまい、テラスがキリングフィールドになりました・・・

朝恐る恐る見ると、虫の死体が量産されています。

何で〜

どうしてテラスまで来て力尽きたのでしょう

まぁ、家の中まで入ってこなかったので良かったですが、もうグロすぎて外に出られません。

気持ち悪くて画像も撮れませんでした。


今日はまた気温がドッと下がったので、明日は殺戮(?)現場になっていないことを願います。

どうして、こう自然災害多いのか、私の家。




ところで、2週間前の寒波のせいで、ヒューストンの植物は大量に枯れてしまいました。

家の周りも茶色い世界になりました。
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殺伐とした感じ
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2月はじめは、春が来ると言う感じだったんですけどねぇ。
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また緑が減ってしまいました


そんな中でも、二頭は至って元気です

ウチの芝生はいつも緑!(人工芝ですからね
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虫の死骸も何のその
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毎日楽しく遊んでおります。

そして、疲れたら寝る
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元気なシンプルライフ
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これに勝るもの無しです

 
このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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