2014年05月

救急

父ちゃん、撃沈。


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先週末から具合が悪かったのですが、月曜日から水曜日までスペイン・ドイツ出張の強硬スケジュールで、昨晩ゾンビのようになって戻ってきました。


「大丈夫ですか??」

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ゲーゲー吐くし、頭が割れるように痛くて耐えられないと言うので、これはちょっと危ないのではないかという事で、今日救急病院に行きました。

と言うのも、ノルウェーでは今日29日は祭日、全ての病院はお休みで通常の診察はしてもらえません。



看病中(笑)

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救急と言っても、うちのそばに大病院は存在しない・・・

消防署に併設された救急診療所があるのみです。

1年位前にできた消防署で、初めて行きましたが、待合室に入ってびっくり!



何ですか、この素敵な空間は!

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コーヒーマシーンなんかもあって、癒しの場です。

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いやいや、だけど、ここに癒しを求めに来る人はほとんどいないと思うんですけど。

自力で来られる程度の患者さんが来る場所とはいえ、一応急患ですからね。

綺麗な壁紙を眺めながらコーヒーを味わう余裕がある人が来るとは思えない・・・



私達の前に出てきた患者さんは、包帯で頭ぐるぐる巻き、次に着た患者さんはフラフラのご老人。

その後に来た患者さんは、血まみれのサッカー少年。

なんか、雰囲気違うような・・・



さらに驚いたことに、壁紙を良く見ると、こんなになってる!


スヌーピー????

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これはペンダントヘッドかイヤリングでしょうか??

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さらに宝飾品の数々。

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意味不明とはこの事なり、だ・・・

またノルウェーの不思議を発見しました。


ちなみに、夫の症状は「急性副鼻腔炎」、要するに鼻にばい菌が入った風邪のようで、薬を処方されただけでした。


戻ってきてからは、こう。

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私に、「絶対に移さないでよ!!!移したらどうなるかわかってるんでしょうねっ。」と言う、理不尽な脅しをかけられて一生懸命療養中です。(笑)

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夏??

お天気が良いです。

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ノルウェー人にとって、5月に入って20度超えたらもうそれは夏・・・

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向かいのお宅の奥様、ブラトップのみでガーデニング。


午後はこうなった・・・(笑)

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この方、お孫さんが数人いるオバアチャンです。

ノルウェー人の凄まじいまでの日光欲求(?)に敬服ですよ。

私は絶対無理だわぁ・・・




ちなみに、我が家の玄関側の窓を見るとこのお宅が丸見えなので思わず撮ってしまったのですが、これはあきらかに盗撮です。

良い子の皆は、真似してはいけません!!




さて、マリアさんの新しい生活パターンにも徐々に馴染んできました。

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本音を書けば、以前よりさらに大変になりました。

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でも、マリアさんは前より伸び伸びしている感じでちょっと嬉しい・・・

穏やかな時間が長く続けばいいなぁ。



男子組も元気です!

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試行錯誤

少々間があいてしまいました~。

三頭も人間も元気です!



実は前回動画を撮った次の日からマリアさんは、あまり調子が良さそうではありませんでした。

食欲も無くて、お散歩もこんな感じ・・・


途中ちょっと寝てます(笑)









今までずっと、悪天候や体調が悪い時以外は一日二回、必ずお散歩に出していました。

マリアさんは、昔から家の敷地内でトイレをするのが嫌いで、外に出さないとずっと我慢しているのです。

年を取ってから、トイレ問題はさておき、外に出ることが脳への刺激になり、歩くことが筋肉の維持に必須だと思い、亀の歩みでもずっと頑張ってお散歩に出していました。

事実、そのお蔭で今でも立っていられるし、脳も割合クリアなのだと思います。


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立てなくなるまでずっと続けよう、と思っていました。

・・・・・・

・・・・・・・・

でも、もういいかな・・・






食事も、膵炎で限られた食材を何回にも分けて食べさせる必要があり、今まではかなり無理して食べさせたこともありました。

そしてこの日、給餌中、肩のあたりに大きなハゲをいくつか発見したのです。

お腹の毛はもう生えていないし、関節部分もずいぶん前からハゲています。

シンガポール生まれのトロピカルガール(?)で、元々かなり薄毛なので、換毛期はスカスカになるのですが、長毛なので目立たないのですよね。

こんなになっていたなんて全然気が付かなかった・・・

その凄惨な姿を改めて良く見ると、マリアさん、あまり幸せそうではありませんでした。


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私が頑張ってやっている事が彼女の負担になっていたのでしょうか・・・

歩かなければ立っていられなくなる、食事しなければ命尽きてしまう。

私はずっと、脅迫観念に囚われていたようです。

でも、マリアさんが幸せでなければ意味がないのです。

なので、もう「無駄に一生懸命頑張る」のは止めることにしました。



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だからと言って、人間の食事を与えたり、お散歩に行かなくなったわけではありませんよ~。

日に一回、活動的な時間帯にお散歩していますし、食事はお腹が空いたと寄ってくるときに、こまめに与えています。

歩く距離も食事量も格段に減ったけれど、少し体調回復したようで、この数日はかなりシャキッとしています。




この1週間、試行錯誤の日々でした。

でも、吹っ切れました。

今は、なんというか、上手くかけないけれど、身を以て貴重な経験を与えてくれるマリアさんに感謝の気持ちで一杯です。

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歩く

今日はとても調子よく歩けたので、動画撮ってみました。



行き




帰り




帰りはフラフラしてますけど、これでも凄~く調子いいのです!!

影が可愛いなぁ・・・なんてね。




これを見て、「あ~、こんなに歩けたのだな。」と思う日が必ず来る・・・

そまでひたすら一緒に歩きます!

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衝突

今日はIEでも8割がた正常に作動するようです。

画像の添付は今ひとつなんですけど・・・



さて、下の画像。

マリアさん、マットに衝突してます。

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ドスッ!

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実は、これマリアさんがボーっと立っていたところ、マットが水を飲みに来ただけなのです。

マリアさんは後ろ脚が弱って、方向転換や後退する動作がとても難しくなってきました。

すぐ避けられないので、こういう事が起こるわけです。

この間は、階段前で方向転換しようとして、階段一段落ちてしまいました。

自力で上がってきましたけれど、これから本当に気を付けなければなりません。





たまに動作を見ていると、ボケてきたのかな?と思うこともあるのですが、物事の道理はまだ十分理解しているようです。

昼夜逆転や夜鳴きはしないし、多少お漏らしはするけれど、トイレもちゃんとできます。

父ちゃんがキッチンに立つと、必ず来る。

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何かもらえるのがわかっているのです。

私の時は、もらえないので寄ってきません。

無駄な労力は使わない主義ですね。



脳より肉体の方が先に衰えていくタイプなのかもしれません・・・

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立ち上がれなくなった時、身動きが取れないことに苦悩するのではとちょっと心配です。

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でも、今まで淡々と生きてた彼女ですから、どんな状況も静かに受け止めていくのかな・・・

心情穏やかでないのは、いつも人間の方なのですよね。


☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆





ヌヌヌ、ミイラ男、元ちゃん出現!

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ここにつけたカーテンの残りです。

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「・・・・・・・・・」

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不調

なんか不具合で、IEから画像のアップができません。

コメントの返信もできません。(泣)

今まで全然大丈夫だったのに、なぜ~~??

 明日もう一度トライして、ダメならブラウザー変えなければだ・・・(号泣)

と言う訳で、更新は少々お待ちください。

住む町

チューブ検査は無事に終わりました。

結果は、2~4週間後という事でした。ずいぶん時間かかりますねぇ・・・

なんかロンドン行ってから、また体が痒くて痒くて悶絶です。




さて、突然ですが、今日は私が住む街をご紹介します。

ベルゲン中心部から約30キロ。ドライブ所要時間30分。

ノルウェー南部からさらにデンマーク、ドイツ方面に向かう主要道路とフェリーターミナルがあるため、街自体は古いですが、人口はたったの18,000人です。

数年後にはさらに新しい道路が整備されて、ベルゲンまでの所要時間が半分になるので、近年人口増加が激しく、学校と病院が不足しています。

なので、住宅の値段はウナギのぼり・・・





まずはヨーロッパの街に必ずあるもの、それは教会。

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ここが一番古い場所なのだと思います、多分。



周りはグルッと墓地です。

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地元の人はここに埋葬されるのかな??

私は絶対嫌ですけど!

・・・なんて、信者ではないので、どっちにしろ有り得ない話でした。


周りは公園で、

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道を挟んで反対側は、私が通う歯医者さん。

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TANNは歯、GARDENは多分英語と同じです。

「歯の庭」なの??

シュール過ぎる・・・


歯医者さんの裏側は入り江で、治療中この景色を眺めています。

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悪くないです。痛くなければ・・・



教会のとなりは高校です。

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塀は一切なし。平和です。


少し歩くと商店街です。何かやってました。

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他のエリアにスーパーやショッピングセンターがあるので、ここは寂れる一方。

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まわり全て海に囲まれたこの街では、ボートがあれば道路が遮断されても生きていけそうです。

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だが・・・うちにはボートは無いので、泳ぐしかありません。


さらに海の方に向かうとタウンホール(区役所みたいなもの)があって、

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ホールの前は海。

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白い建物は億ションですが、道路に面していて部屋の中が丸見えなので、そばを通るたびに覗いています。(笑)


反対側から見たホール。

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こんな場所に、ちばわんボーイズ生息しています。

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日本から長い道のりだったね~。

途中、ドイツも経由してるし・・・


「フッ、私なんて、シンガポールから来てるのよ!」

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はい、お疲れ様です・・・

謎の検査

6日に無事に帰宅しました。

三頭は元気です。

私は現在、溜まっている仕事を片付け中なのですが・・・



10日ほど前に突然、大学病院から「5月8日に食道の検査をします。」と連絡が来ました。

検査は2種類で、さっぱり理解できなかたけれど、食道の内圧とかphとかを調べるという事でした。

どちらも鼻から、食道と胃の境目ぐらいまでの長さのチューブを入れて測定するのだそうです。

最初の検査は1時間ぐらいで、病院内で終了ですが、二つ目の検査は24時間チューブ入れっぱなし、と言うとんでもない物でありました。


と言う訳で現在こういう状況であります。


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私の場合は、チューブもモニターも一つですが、鼻も喉も痛いし不快な事この上無し・・・


ちなみに検査の詳細は、上の画像をお借りした名古屋第一赤十字病院のHPに出ています。

食道生理機能検査

私はこのHPに出ている②と③をやったわけですね。



そして、私がつけているモニターはこれ。

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画像右側の細いチューブが私の体の中に繋がっています。



しかしまぁ、なんでこんな検査をすることになったのか??

内視鏡検査では、「軽度の逆流性食道炎なので薬を続けてください」とだけ言われたのです。

それ以上の指示は無かったし、他に異常もなかった・・・

この検査のことなど、誰も教えてくれませんでした。


今日、検査技師さんに聞いたら、検査を手配したのは内視鏡検査をした医師だそうですが、「理由は書いてない」と・・・

ノルウェーの医療システム、あきれるほど適当です。



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こんな物つけてたら食欲減退この上なしなのですが、検査の目的上、食事をしなければなりません。

お昼はインスタントのスープパスタを無理やりつっこみました。

もうすぐ夕食時間ですが、どうしたもんでしょう。


あと、このモニターをつけたまま寝なければならないのですが、私は睡眠中とても動くたちなので、朝までチューブとつながっているかどうかが、少々心配であります。


あ~、早く24時間経たないかなぁ・・・

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ストライキ

まだロンドンに居ます。

街中で見かけた光景で~す。

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パディントン駅で犬を構うおまわりさん。

しばらく見てましたけど、この人ず~っとこの犬と遊んでました。

警察犬なんでしょうけど、緊張感ゼロ。

おまわりさんも右に同じ・・・



このオジサンは少々怪しい感じだったのですが、コーラを飲み始めたらワンコが「ちょうだい!」と吠えたので、ワンコのために道に少しタラ~ッとまいたのです。

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汚いよ、おい!

でも、ワンコはコーラを無視。(笑)

そして、また吠えたのでお尻叩いてました。

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でも、ワンコはまた無視。

なんか、主客転倒な感じ・・・


オックスフォードサーカスの交差点(東京なら銀座4丁目か渋谷の交差点あたりでしょうか??)で、犬二匹をノーリードで連れ歩くオジサマ。

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お買い物されたようですが、その時ワンコはどうしていたのだろう・・・??


今晩(5月5日)夜9時からロンドンの地下鉄は72時間のストライキに入るそうです。

本当にやるのか、72時間・・・長くありませんかぁ~~!

ロンドンっ子はもちろんですが、観光客にもとんだ災難ですね。

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ヨーロッパは本当にストライキが多いです・・・

私は、明日の早朝ベルゲンに戻ります。

爪切り

金曜日、マットの爪切りに獣医さんに行きました。


待合室にて、疑心暗鬼なマットさん。

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「ナニするんですかぁ??」

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治療が終わって出てきたこのワンコ。

マットにちょっかい出したくて大暴れしてました。

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そして、飼い主さんに一喝された。

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今回はいつもより少ない量だったのに、鎮静剤がすぐ効きました。

「なんか眠い・・・」

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コテッと寝てしまいました。

先生曰く、その日のコンディションで効き目が出る時間が変るとのこと。

こういう風に早く効いてくれると、覚醒の注射も早く打てるから助かるんですよねぇ。

今回は血液検査もしてもらいました。

あと、少々関節炎の気があるので、サプリメントを始めることになりました。

マットも、もう12歳ですからね・・・



さて、実は今日からロンドンに来ています。

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いつも同じ場所で写真撮ってるよ!


三頭は父ちゃんとお留守番です。

相変わらず、美容院や日本食材の買い出しですが、まず買った物がこれ。

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ダイソンの犬用ブラシです!!

これで、元ちゃんの毛を根こそぎ吸い取ってやる~~~


「なんか嫌な予感・・・」

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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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