2009年10月

あるコラム

古い犬雑誌を見ていたらこんなコラムが載っていた。





筆者はアメリカ在住の日本女性。

メスのラブラドールを飼っている。

避妊せず生理の後、想像妊娠を繰り返したあげく胸に腫瘍が出来て二歳の時に乳房を二箇所切除。

それでも、いつか繁殖しようと思い避妊手術は行わずに年月が過ぎた。

自分が婦人科系の病気になって、初めて「娘」の想像妊娠が切なく思え再び獣医師に相談。

獣医師は、もう若くない犬がこれ以上苦しまないために卵巣摘出をすすめ、やっと飼い主は決心をする。





だが筆者は・・・

人間は医師と相談出来る。

手術するも、しないも自分で望む選択ができる。

なのに、どうして自分は「娘」の体から臓器をバンバン切り取る選択をしているのか?


・・・と割り切れない思いにとらわれる。








以下は私の個人的な意見。

筆者のような考え方がまかり通っているのは百も承知だ。

だが、はっきり言いたい。

この筆者は勘違いしている。

犬は人間に飼われたその瞬間から管理されるべき動物となる。

犬は人間と同様の「意志」は持っていないのだ。






犬は人間のような思いで、子供を作って生むのでは無い。

全ては犬の本能のなせる技だ。

だから「避妊手術が可哀想」だと言う概念は、人間が思っているにすぎないのだ。






だいたい、飼い主が臓器切除の選択する事を疑問に思うのなら、飼い主の意思でする繁殖に対して疑問はないのか?







人間社会で生きていかせようと思うのなら、たとえ自然の摂理に逆らう行いをしても犬の健康を「管理」していくのが飼い主の責任だろう。


避妊手術を可哀想と思うのなら、犬を「飼わず」に無人島でも買って、犬を放してやったらいい。

誰にも邪魔されず自然のままに生きていける。









私は獣医院での経験を通して、高齢での避妊手術がいかにリスクを伴うか嫌と言うほどわかった。

卵巣や子宮の病気になってからの手術で、危篤になったケースを何度も見た。

「自然」で居ることのリスクは決して低くない。









飼い主は、自分の感情を犬に置き換えて想像することが多い。

でもそれは間違っている。

人間がおいしいと思う食べ物を犬にやり続ければ、犬は必ず病気になるだろう。

本当に犬のためを思うのなら、やるべき事とやってはいけない事を深く考えるべきだ。

それが出来ない人には犬を飼う資格は無い・・・と思う。










シマシマ元ちゃん。


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画像のみ・・・



今日は忙しかったので、文章が浮かばない・・・(笑)


なので画像だけで?す。










お散歩!


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くぅママさんのマットで遊ぶ・・・


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いけません!!


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年の差カップル??


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「あんなオコチャマと?? 冗談はやめてちょーだい!!」


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「最近僕の出番少なくありませんかぁ???」


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元ちゃんがおしっこした場所に・・・


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すかさず兄貴が・・・


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あっ、誰か来た!


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「オマエ、見て来いよ。」(マ)

「えっ、アッシがですかっ??(元)」


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検診

さて、今日は元ちゃんを獣医さんに連れて行って、いろいろ診てもらいました。









まずはパスポートゲット!!


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中はこんな感じです。


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写真はオプションです。

一番重要なのはマイクロチップ番号。

この番号に全ての情報が集約されております。





これで元ちゃんも立派なEU犬。

基本的にEU内は検疫無しでどこでも移動できます。





お耳の中が炎症を起こしていたので耳の薬と、まだ軟便なので例のイカスミ風下痢止め、乾燥止めのビタミンを処方してもらいました。










ところで元ちゃん、ちょっとドア恐怖症です。


最初我が家に来た時、大きなドアをとても怖がって動きませんでした。

慣れてないからだと思ったのですが、今でもちょっと怖いみたい・・・

ショッピングセンターに連れて行った時もドアで立ち往生。

今日も獣医さんのドア前で踏ん張りました。










この画像はへっぴり腰ですが、這いつくばっちゃうのです。(泣)


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入る時だけじゃないのです。

獣医さんから外に出る時も「黒い重石」になってしまいました。(泣)





何かトラウマがあるのでしょうか?

でもくぅママさん宅では大丈夫だったようで・・・不思議です。










帰りも・・・「外に出たくないよ?!!」


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診察中は・・・









緊張で指全開・・・


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でも、皆にとっても可愛がってもらって、またウヒャウヒャ言いながら病院中を駆け回っておりました。











いい子だね?♪


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「僕頑張ったよ!」


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画像が載り切らないので、診療の様子は、


ドイツ獣医日記の方に載せました。



ぜひご覧になってください!









さて、元ちゃん、後ろ脚がとても弱いので、レントゲンも撮ってもらう事になりましたが、それはもうちょっと先になります。




なにしろ、我が家には次に診てもらわなくちゃならない仔が控えておりますので・・・









次は君だ!


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ゆいっこちゃん再び!

今日はチェロ奏者のゆいっこちゃんが遊びに来てくれました。

22日に帰国されるので、その前に元ちゃんに会いたい!と急遽決定。









皆、大喜び!


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特に男子はゆいっこちゃん争奪戦を繰り広げておりました。


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「僕の膝だよ!」(マ)


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「違うもん。僕のだもん!」(元)


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ちなみに元ちゃん、黒いソファーに座ると見えません。(笑)


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お散歩も一緒に行ってと?っても嬉しかったのでありました。


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ゆいっこちゃん、今日はありがとう!











「頑張ってね!」


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犬社会


元気な元ちゃんは今日もヒャホッヒャホッ言っております。


さて、元ちゃん、今日で10日目。

横になって寝ているところにマットが匂いを嗅ぎに来ても、全く動じませんでした。



特別仲良いわけではないけれど、同居犬として二頭はお互いを受け入れたようです。









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私たちを含めマットを知る人々は結構驚いています。

冗談でなく流血戦を覚悟していたので・・・

犬社会は人間社会よりよっぽど成熟しているようです。










元ちゃん、びっくり顔!(笑)


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遠近法・・・??


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ちょっと馬面!


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元ちゃんアプローチ、まずは何でも口に入れてみる。


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黒光りする塊!


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そんなこんな(?)で三頭体制は落ち着いてきたので、元ちゃん特集は今日で終了。

明日からは他の二頭も出演(?)する普通の「ドイツ犬日記」に戻りま?す。












サイズ順に並べて見た・・・


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Happy 元ちゃん


先日も書いたとおり、元ちゃんはお庭で走るのが大好き!

今日は雨、でもお構いなしに「キャッホ?」と駆け回っております。

それを見たマットが元ちゃんを追いかけて行きました。

マット、テディとよく走ってたよねぇ・・・

ドロドロになるので早々に家の中に入れましたが、そのうち二頭で庭を駆け回る姿が見られるかな????







元ちゃん、ボールで遊ぶようになりました。









フガフガ言いながらボールと一緒に転げまわってます。


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「こいつ何やってんの??」(マ)


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元ちゃん、なんか毎日楽しくてしょうがないみたいです。

もしかして「箸が転んでもおかしい年ごろ」なんでしょうか?(笑)

いっつも「ヒャッホ♪、ヒャッホ♪」言いながら家中をスキップしてる感じです。

だから、熟睡してる姿あまり見たこと無い・・・












「あのね、あのね・・・」(元)

「ちっ、近すぎるってば!」(母)


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夜は夜で、ベッドルームの前のゲートに貼り付き、夢見て動くからゲートがガタガタ鳴って私は夜中に何度も起こされます。(泣)



でもこう言う生命力と言うか躍動感と言うか、テディが居なくなってから我が家から消えてしまったが「光」が戻ってきて本当に嬉しいのです。







以前くぅママさんが書かれていたように、

「元ちゃんの嬉しいが私の嬉しいだから・・・」

もっともっと嬉しい事沢山して、もっともっと幸せになろうね♪










やっと寝たぜ・・・(笑)


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元ちゃん詳細



今日は、元ちゃんの細部をご紹介いたします。






元ちゃん、ラブラドールミックスと言われています。








横顔はラブそのもの。


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尻尾もOttar Tail(カワウソの尻尾)と言われるラブ仕様です。


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胸の「月の輪熊模様」ははたまに黒ラブに出る徴。


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肉球フェチの皆さん、お待たせいたしましたぁ。(笑)











肉球は大きいです!


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ラブラドールやゴールデン、ニューファンドランドやレオンベルガーなど、昔、水の中で仕事をしていた犬には今でも指の間に水かきがついています。










ちょっと見づらいけど、元ちゃん、大きな水かき装備。


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泳ぎは上手いと思われます。(多分泳いだこと無いと思いますが・・・)













お耳は飛行機耳、毛質はラブよりちょっと硬めで長め。


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両親のどちらかが黒ラブかも知れません。

まっ、仮にお母さんとしておきましょうか。

お父さんは立ち耳、中毛の足長犬と思われます。







性格はラブラドールそのもの。

テディが二歳の時よりは楽ですが、かなりハイパーです!








元ちゃん、どんな経緯で、麻薬捜査犬候補になったのでしょう?

兄弟はいたのだろうか・・・

皆生きているのだろうか・・・






マリアもマットも出生や、子犬時代の暮らしは全く謎です。

でも過去にこだわるのなんて人間だけですよね。(笑)












「君たちはいつも未来を見ているのだよね!」(母)


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「いえ、母ちゃんの手にあるオヤツです!!!」(犬)









元ちゃん、走る!


まずは元ちゃん、初悪戯いたしました?。

外出から戻ってバスルームを見ると、プラスチックのカップが粉々!!

マットの届かない場所にあったので、犯人は元ちゃんです。(笑)











「ばれたか・・・」(元)


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他にも悪戯できそうな物いくらでもあるのに、安い物を選んだ元ちゃん、

君は本当にいい子だぞ!!(笑)










さて、元ちゃん、走るの大好きです。









庭中駆け回っています!


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でも何か走り方がドタバタなんですよ?。

馬でも走ってるのか?って言うような音をさせて駆け回っております。馬





ドイツはもうすぐ冬・・・元ちゃんがたくさん走れるように雨が少ないといいなっ!

でも雪はちょっと楽しみでございます。雪









庭では走っても、お散歩になると途端に「匂い嗅ぎモード」になります。

TVなどでよく見る、空港で麻薬捜査犬がベルトコンベアーのスーツケースの匂いを嗅いでいる映像、まさにあれです。









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三つ子の魂百までなのかなぁ・・・


もっと上向いて歩いていいんだよ、元ちゃん!










「そうなの??」


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水難の相


まずは、ちょっと宣伝させていただきます。



くぅママさんがお出かけの時、元ちゃんを預かってくださったmirumirumamaさんのお宅でと?ってもキュートなワンちゃんが家族を待っています。







「ワタチでちゅ。」


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さんちゃんで?す。



千葉わん、子犬 NO.962

推定4ヶ月の女の子です。


普段はこんな可愛い女の子。

寝るとちょっとブサかわに変身しま?す。(笑)

18日のいぬ親会にも参加しますよ?。


詳しくはこちらを →  mirumania










さて、我が家は週末大変なことになっておりました。

キッチン・シンクのパイプが詰まり、食器洗浄機から逆流。

キッチンがプールになりました。






食器洗いはバス・タブで行わなければならず、不便極まりなし!

今日やっと修理の人が来てくれました。








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元ちゃん、人が来ると嬉しくて大興奮!

水道屋さんの邪魔ばかりするので隔離されちゃいました?。









「ドアの後ろに何かいるよぉ?」


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そうしたらマットが気にする、気にする。

ドアの前後でお互いキュンキュン言っておりました。

まるで生き別れの恋人のよう・・・(笑)








「出してあげて・・・」


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ただ今朝は、元ちゃんの野太い雄たけびで目が覚めました。汗

元ちゃんが寝ていた場所にマットが近寄ったのが気に入らなかったみたいです。

可哀想にマットさん、朝からすごくビビっておりましたぁ。









「ごめんなしゃい。」


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元ちゃんが全てを受け入れてくれるのには、もうちょっとだけ時間が必要ですね。

でも、あせらない、あせらないびっくり








さて、パイプの詰まりは解消したのですが、午後になったら今度はパイプから水漏れ、そして食器洗浄機が動かない!

またまた修理の人が来ました。








「今日は沢山人が来るなぁ・・・」


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水漏れは解消されましたが、食器洗浄機は修理か交換しなければなりません。トホホ

ドイツのシンクってすっごく小さいのです。

日本の普通の住宅のシンクの半分ぐらいのサイズ・・・

洗いにくいったらありません!!

その理由は、ドイツを含め、ヨーロッパでは日本のような食器の洗い方はしないからなのであります。









くぅママさんが元ちゃんのキャリーに入れてくれたマットの上でマットが寝ております。(笑)


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元ちゃんは四六時中私の傍にいるので、ベッドで寝るという事がありません。









早く元ちゃんがベッドで丸くなるところみたいなぁ・・・


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お留守番



元ちゃん、変なポーズで寝ております。


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黒くて画像に凹凸が出ないからわかりにくいのですが、元ちゃん、未だにガリガリです。

何とかお肉と筋肉つけなければね。

でも日中は私のストーカーなので、いつも私と一緒に動いております。

マットの百倍動いてるかも・・・(笑)

だから太らないのですよね。








顔大きいのぉ・・・


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ソファーと一体化・・・


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沢山寝て良いのだよ。


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マットとの距離はさらに縮まっております。

マットはテディと暮らしてた時の事思い出してきた様子。

テディにしたのと同じような事を始めました。

お尻の匂いかいだり、耳かじって遊びに誘ったりしてます。

元ちゃん、ちょっと背中の毛が立ったけど、吠えませんでした。

日に日に学習しております!









元ちゃん、足落ちてるで!


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そして今日は4時間ほど犬だけのお留守番を経験しました。

ちょっとドキドキだったけど、何も起きていませんでした?。








「何してたの?」(母)

「寝てた。」(マ)


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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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