前回の記事に、たくさんの方からご連絡ただきました。ありがとうございます。

やっと、色々書く余裕ができたので、なるべく記録しておこうと思います。



腕の手術は成功して、呼吸器もやっと取れたのですが、自力呼吸でも酸素が上手く吸収できず、今度は酸素吸入器をつけることになりました。

怪我や手術や長時間寝ていたせいで、肺と気管が固まってしまい、通常より膨らまないのです。

これを薬やセラビーで治していきます。

結構厄介なのですが、これができるようになって、他に問題がなければICUから通常病棟に移れると言われ、本人はやる気がでてきたようです。

こういう、条件付けって大切だよな、としみじみ感じましたわ。


あと、飲み込む力も弱く、むせてしまうので、鼻からチューブを入れて栄養補給することになりました。

胃に直接栄養補給できるようになると、体力が格段に回復するそうです。



フィジカルセラピーも始まって、一瞬ですが昨日はベッドに座らされました。

それが出来た時は、流石に驚いた。

そして、この状態でここまでやるんかい!と、アメリカのスパルタにまた驚きです。

案の定、夜になって体が痛い、痛い、と雄叫びをあげていました。

おかげで私は一睡もできませんでしたよ。



あと、せん妄が凄かった。天井を見つめ、手をあげてなんかブツブツ言っておりました。

せん妄といえば、今は収まりましたが、よく腕をクロスして頭の方にあげるアクションを取っていました。

止めるのにはかなりの力が必要で、複雑骨折の腕でここまで力が出せるんだと驚愕です。

多分ですが、落ちる瞬間頭を守ろうとしたのではないか。

それをフラッシュバックしているのではないかと思うのです。

それだけ恐怖だったのかと思うと、胸が痛みます。


最後はよもやま画像です。

誰もいない日曜日の病院
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このスターバックスが私のお友達
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15日は私のお誕生日だったのです。

友人がケーキとワインを持ってきてくれました。
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ICUの待合室で乾杯しました。

病院で初めてお酒飲んだよ!アメリカの病院は寛大です。


相変わらず暑いです。
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病院の中は寒くて厚手のフリースを着ているので、外に出ると驚きます。

最後に肝心なことを書き忘れていました。

二頭はいつものデイケアに預けています。

ビデオで様子が見られるので、助かります。二頭とも元気です。

早く迎えに行ってあげたい!