この数日間に人生を左右するような出来事が続けにおこりました。

そういうのって重なるものなんですね。

少々疲れましたが、今はそんな事は言っていられません。



昨日、マットを連れて獣医さんに行きました。

一昨日夜中、いつもとは違う息遣いで、心臓病の症状とは少し違う様で気になりました。

月曜日に診てもらったばかりだし来週また行くので、疲れるさせるのは可哀そうと思いましたが、妙に嫌な予感がして急きょ連れていくことにしました。

先生は私の話を聞いて、すぐ超音波検査を行いましたが、薬を飲んでいるにも関わらず心臓の状態はひと月前より悪化しており、全身チェックの末、脾臓に大きな腫瘍があることがわかりました。

脾臓からすでに出血があり、癌は心臓、肺に転移していて、手術は不可能、最悪数日の命と言われ目の前が真っ暗になりました。

当のマットは、弱っていはいますが普通に歩きますし、自力で食事もトイレもできるので、まさかこんなことになっているとは夢にも思いませんでした。

「もう好きな物を食べさせて、ずっと一緒に居てやってください。」と言われても、頭での処理能力が追いつきません。

先生は癌や腫瘍と言う単語を使っていましたが、心臓に移転していると言う事は、血管肉腫なのではないかと思います。

後脚の衰え、気力や体力のアップダウン、最近の体重増加・・・調べてみると、思い当ることばかりで、どうしてもっと早く気が付いてやれなかったのだろうと、悔やんでも悔やみきれません。

幸い痛みはないようで、どうか最後まで苦しまないようにと願うばかりです。

この状態で数か月生きる子もいると言う事ですので、今はただ後悔しないよう私たちの全てをマットの残された時間のために費やそうと思います。


昨日、病院にて
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こんなに元気そうなのに・・・
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