少々間があいてしまいました~。
三頭も人間も元気です!
実は前回動画を撮った次の日からマリアさんは、あまり調子が良さそうではありませんでした。
食欲も無くて、お散歩もこんな感じ・・・
途中ちょっと寝てます(笑)
今までずっと、悪天候や体調が悪い時以外は一日二回、必ずお散歩に出していました。
マリアさんは、昔から家の敷地内でトイレをするのが嫌いで、外に出さないとずっと我慢しているのです。
年を取ってから、トイレ問題はさておき、外に出ることが脳への刺激になり、歩くことが筋肉の維持に必須だと思い、亀の歩みでもずっと頑張ってお散歩に出していました。
事実、そのお蔭で今でも立っていられるし、脳も割合クリアなのだと思います。
立てなくなるまでずっと続けよう、と思っていました。
・・・・・・
・・・・・・・・
でも、もういいかな・・・
食事も、膵炎で限られた食材を何回にも分けて食べさせる必要があり、今まではかなり無理して食べさせたこともありました。
そしてこの日、給餌中、肩のあたりに大きなハゲをいくつか発見したのです。
お腹の毛はもう生えていないし、関節部分もずいぶん前からハゲています。
シンガポール生まれのトロピカルガール(?)で、元々かなり薄毛なので、換毛期はスカスカになるのですが、長毛なので目立たないのですよね。
こんなになっていたなんて全然気が付かなかった・・・
その凄惨な姿を改めて良く見ると、マリアさん、あまり幸せそうではありませんでした。
私が頑張ってやっている事が彼女の負担になっていたのでしょうか・・・
歩かなければ立っていられなくなる、食事しなければ命尽きてしまう。
私はずっと、脅迫観念に囚われていたようです。
でも、マリアさんが幸せでなければ意味がないのです。
なので、もう「無駄に一生懸命頑張る」のは止めることにしました。
だからと言って、人間の食事を与えたり、お散歩に行かなくなったわけではありませんよ~。
日に一回、活動的な時間帯にお散歩していますし、食事はお腹が空いたと寄ってくるときに、こまめに与えています。
歩く距離も食事量も格段に減ったけれど、少し体調回復したようで、この数日はかなりシャキッとしています。
この1週間、試行錯誤の日々でした。
でも、吹っ切れました。
今は、なんというか、上手くかけないけれど、身を以て貴重な経験を与えてくれるマリアさんに感謝の気持ちで一杯です。
コメント一覧 (6)
-
- 2014年05月28日 06:43
- Yabyさん、
ありがと~。
率直に言えば、先細りで輝かしい希望があるわけではないけれど、生きるってこういうことなのだと、しみじみ思う今日この頃です。
マリアさんがリラックスしてこの先も過ごせるよう、臨機応変にやっていければと思います。
絶対後悔したくないから・・・
-
- 2014年05月28日 06:39
- takakoさん、
そうなんですよぉ、完全にお散歩なしと言うのはちょっとね~。
外に出ると、すっごくスローだけど、匂い嗅ぐのは大好きなので、出来るだけ長く続けられたらと思っています。
食欲も、好きな時に食べさせるようにしたら、1時間にフルミール二回とか食べ始めました。(^_^;)
人間の方はちょっと大変なんですけど、そのうち慣れるでしょう・・・頑張ります!
-
- 2014年05月27日 15:01
- マリアさんは、クミさんがしてくれる事をきっとありがとうって、思っていると思います。
お散歩が一回になっても、クミさんと歩くのはマリアさんにとっても、刺激になるし楽しい大事な時間だと思います。
ゆっくりマリアさんと時間を過ごしてくださいね(^^)
マリアさん、すごく可愛いし、凛としてます。
-
- 2014年05月26日 22:46
- わかってはいるけど、にんげんワンコ両方の気持ちを想うと泣けてくる。
マリアさんがどんな時でも安やかに幸せな気分でいられますように。
-
- 2014年05月25日 10:27
- やっぱり、ちょっとは
散歩したほうがいいしね。
できる限り無理をせず、
お散歩に行って、
食べてくれればいいですね
マリアちゃんがんばって!
コメントする
このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。
現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。
ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。
私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。
募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。
https://www.instagram.com/kuminaess/
記事検索
最新コメント
月別アーカイブ
マリアさん、歩く距離は減りましたが、その分お散歩時以前より少しだけよく歩けるようになりました。
日に1回でもいいから、出来るだけ長くこの習慣を続けていければと思ってます。
歩くの本当にゆっくりでね~、人間は止まっている時間の方が長いのですが、いずれ男子組もこんな風になるかもなぁ、などと思いつつ歩いてますよ。
時間の流れも歩く速さと一緒に遅くなってくれたらいいのにね。
この時間、大切にします・・・