今日は、先日の検査で決まったマリアさんの月一のビタミンB12の注射を打ちに行ってきました。
検査結果によると、ビタミンB12の数値、適正が300-800pg/ml のところ91pg/ml しかありません。
う~ん、これはかなり低い・・・
月一で獣医さんに行くのは、車も獣医さんも大嫌いなマリアさんには激しく苦行なのですよねぇ。
でも、生きるために頑張ってもらわなければなりません!
で、初回の今日、いざ注射という時になって先生が薬棚の扉を開けてしばらく沈黙。
「ここには無いから倉庫に取りにいってくるわね。すぐ戻るわ」、と言って出ていきました。
でも、なかなか戻って来ない・・・
やっと戻ってきて一言、
「B12のストックが無いの~~」
え”~~~~!!!
どうしてこう手落ちが多いのこの病院????
もう、怒りを通り越して脱力です。
検査結果をさんざん待たされた件で苦情の一つも言おうと思っていたのですが、その気力も失せました・・・
先生いわく、「今までこの病院で働いてきて、B12のストックが無かったことなどない。運が悪いとしかいいようがない!」そうで、
「しょうがないから今日はビタミンBミックスを打っておくわ。この中にB12も少し入ってるから効果はあるはず。でもちょっと薬の量が多いのよねぇ・・・」
と言う訳で、人間が健康診断で採血するぐらいの分量の液体、それも真っ黄色・・・を背中にズブリと打たれました。
こういう注射ってきっと痛いのですよね?
注射には動じないマリアさんがフガフガ文句を言っていた・・・
本物のB12の方はもっと分量が少ないそうですが、今回の注射は量が多い上に効果が少ないのです。
だから、またすぐ打ちに来なくてはなりません。
今から思えば、この注射を打つ意味あったのでしょうか・・・??
今回は「完全に病院側の手落ちなので、料金はいただきません!」と言うことで治療費は取られませんでした。
でもそんなの全然嬉しくないよ!
その上、先生に「次回来る時は、念のためB12のストックがあるかどうか確認してね!」と言われたのですが、それって私のすることじゃないんじゃない??と思うんですけど・・・
いやはや、本当に毎日いろいろな事があります。
だが・・・
あまりにもストレス溜まるのでこの際だから本音を書くと、実はブログに書いているのは氷山の一角なのです。
今日だって、マリアさんの件など鼻で笑っちゃうような出来事が他にありました。
ノルウェー生活、毎日戦い・・・
って、ドイツに居た時も同じこと書いた気がしますけど、何はともあれ今はマリアさんの体調が一番です。
この注射の効果があることを真剣に願う!!
コメント一覧 (6)
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- 2012年06月17日 04:35
- 私もココの薬、ちゃんと在庫あるか確認してから獣医に取りに行きます。
あの人たち人の時間とか労力とか考えないんですよね。
車と一緒で、壊れたら直す、薬なくなったら注文って
何かが起こってからしか動かない。
もうこういう、サービスゼロの世界には慣れたけど、
備えあれば憂いなしなんてきっと日本だけだと思います。
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- 2012年06月15日 18:41
- ササキさん、
ご心配いただきありがとうございます!
ホント、帰れたらどれだけいいか・・・だって、こんな病院でもここでは一番なのですよ~。先生の質も対応も他はもっとひどいのです。
この病院にたどり着くまで、獣医院3件、獣医師5人にかかりました。そのうち獣医院二件は、もう二度と行くまい!と思うほどの技術レベルでした。
今の病院は、一般治療のほかに目や歯、心臓や皮膚の専門医、また針治療や動物心理学の専門家などもいてベルゲンでは医療的に一番充実しているのです。
でもB12のストックは無い・・・(笑)
そうですね、甘えん坊のお間抜けボーイズに思う存分いやしてもらいます!!
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- 2012年06月15日 18:28
- あおばさん、
ありがとうございます。
そうなんですよ~、痛い思いしたのだからちゃんと効いてほしいです。
この獣医さんは、先生が10人以上いる大きな病院なので、在庫管理は専門の人がいるのだと思うのですけど、あまりにも無責任ですよねぇ。
大きい病院だけに使用頻度も高いはずなんだから、他にも困った人いたんじゃないでしょうか?
先生は、私が再び無駄足を踏まないようにと思って、「確認してね」と言ったのだと思いますが、いやはや何とも危機感の薄い人々です、ノルウェー人って・・・
本当にストレス多いですけど、今はここが私たち「家」なので、ここで何とか快適に暮らせるよう頑張りますね!!
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- 2012年06月15日 14:15
- 私が日本からブツブツ文句をいても仕方の無いことですが、病院スタッフの皆さんは動物医療に携わる方たちとはとても思えない所業ですよ!今すぐマリアさんを連れて日本に戻ってきて下さい!とクミさんに言えたならどんなに良いでしょう・・。それともたまたま対応が良くない病院に当たってしまっただけなのでしょうか?日本の動物病院も全てが良いとは言いませんが、もう少しまともな診療をしてくれる所が殆どだと思われます。
絶対に諦めない母上が傍にいてくれる事こそマリアさんにとって最大の希望ですね。
BOYSよ~ストレスと闘う母上をもっと癒すのですよ~
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- 2012年06月14日 20:33
- 本当にこの注射(B12が少しだけど)が、痛くて恐い思いをしたマリアさんに効果がある事を願います。
在庫確認(管理)って、獣医さんがする事ですよねー。なぜ、クミさんに依頼するんでしょうかねぇ……(-_-)
ヨーロッパ生活って、大変なのですね……氷山の一角、はぁ~ストレスてんこ盛り……クミさん、体に気をつけてファイトです☆
マリアさん、凄く可愛い♪大好きです♪
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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。
現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。
ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。
私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。
募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。
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そうですか、たかこさんも確認してから行くのですねぇ・・・
日本みたいな気遣いが望めないのは百も承知だけど、自分の責任だけはまっとうしてほしいなぁ。それもできない人が多すぎる!!
それに自分たちだって、他の人の愚行で迷惑しているのに、同じことをするって言うのも理解できませんよ。
自分の身は自分で守る・・・基本だけど疲れますね。ホント。