ずっと「そろそろかなぁ・・・」と思っていたのですが、思い切って三頭のお散歩を分けることにしました。
この数か月、マリアさんの歩みがちょっと遅くなってきて、特に帰り道は元ちゃんと一緒のペースでは歩けません。
なので、途中少し休んだりするのですが、そうすると元ちゃんが暇を持て余します。
でも、人や他の犬に合わせて「ゆっくり歩く」ことや、「待つ」ことは元ちゃんにとっては大切なトレーニングの一つなので、三頭で歩くことはそれなりに意義がありました。
ただ、マリアさんが年を取ってきて、もしお散歩途中で何かあった時、三頭では身動きが取れない・・・
なので大事を取ることにしました。
土曜日の夕方、夫が男子二頭を、私がマリアさんを引いて一緒に出発しました。
私とマリアさんは途中で引き返そうと思いだんだん距離を開けていったのですが、これが大きな間違い!
マリアさん、離れまいと男子組の後をついて引っ張る引っ張る。
十字路で一瞬、男子組の姿が見えなくなると、耳を立て左右前後に頭を振り必死に探しています。
結局、かなりの距離三頭一緒に歩くことになりました。
それでも途中で引き返してきたのですが、今度は何度も何度も振り返ってなかなか前に進みません。
普段あまり感情表現の少ないマリアさんの困惑っぷりに、私はまるで悪人になった気分です・・・
「今後は一緒に出るのはやめよう」と言うことになったのですが、今日はすこぶる体調も良さそうで結局朝も夕方も三頭一緒に行きました。
昨日の経験で懲りたのか、マリアさん、男子組から離れません。
いずれは一緒に行けなくなる時が来る・・・
だから早めに準備はした方が、と思ったのですけれど、もうちょっと待ってもいいかなぁ。
家に来てから13年半、ずっと誰かと一緒に歩いてきたマリアさん、
普段、他の二頭とべったり一緒に居るわけではないのだけれど、やっぱり独りは嫌なんですねぇ・・・
このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。
現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。
ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。
私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。
募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。
https://www.instagram.com/kuminaess/
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