ドイツに住み始めてから、寒い夏にはもう慣れたのですが、昨晩夫が

「今年は1900年以来の冷夏らしいぞ、ノルウェー!!」

と、騒いでおりました。



1900年の夏??

昔すぎるよっ!!

現在生きている人は誰も知らないですよねぇ。

一体どんなだったんでしょう??







どこまで接近できるかな?

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さて、これも昨晩の出来事ですが、庭に通じるドアを開けて風を通していました。

10時ごろ、それまで丸太の様にグースカ寝ていた元ちゃん、突然スクッ!と立ちあがり外に飛び出して行きました。

また小動物かな?と思って私も外に出てみると、フェンスの外に居たのは馬!!






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・・・ではなくて大きな鹿でした。体長2メートルはありそうです。




フェンス越しに鹿と元ちゃんのにらみ合いが始まりました。

「元ちゃんがフェンス飛び越えるかも~~!」と夫があわてていましたが、それはちょっとあり得ない・・・

乗用車にさえ飛び乗れない元ちゃん、1メール以上のフェンスを飛び越えることは不可能に近いです。




でも鹿にとってはこんなフェンス無いに等しいでしょう。

庭に入ってきたらどうしよう、と思いましたが、しばらくにらみ合いが続いた後、鹿は静かに立ち去って行きました。

そして、帰り際に「ボワァ!」と大きな一声。

驚きましたぁ!

あれは威嚇だったのでしょうか?






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いくら冷夏と言っても、裏の山には木も草も鬱陶しいぐらい生えています。

なので餌が無くなって民家の方に降りてきているとは思えません。

ゴミ漁りもされてないし、人間の食べ物の味を覚えたわけではなさそうです。

それにこの辺り、案外古い住宅地なので、今更「鹿の生息地域を侵している」とも考えにくい・・・

いったい何が彼らを我が家の周りに引き寄せているのでしょうか?




去年見かけたのは数回、その上、ここまで近寄ってはきませんでした。

今年は本当に至近距離でよく見かけます。




要するに三頭も含めて私たち、舐められてるってことなんですよね?

親しんでくれているのは嬉しいけれど、犬にそこらへんの事情はわかりません。

事故の無いように気をつけないと・・・




特に元ちゃん!





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