日本では明日から一斉にお正月用のデコレーションに変わるところが多いですよね。
今晩徹夜で働いている装飾会社(?)の方たち沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
欧米ではクリスマスデコレーションは年が明けてもそのままな所が多いです。
ツリーも生の木なので葉が落ち始めるまでそのままにしておく家庭が多いです。
夫の実家でも、「これでもか!」と言うぐらい飾り付けがなされておりました。
こんな感じのサンタ人形が家中に百体ぐらい置いてあった・・・
いったい何年がかりで集めたものなんでしょうねぇ。
でも、はっきり言ってどれも可愛くないです、はい・・・(笑)
お食事も例年通り・・・
食後は楽しい(?)家族団らんが始まって、私は退屈死しそうになりました。(笑)
でも、こうやって平和にクリスマスを迎えられる事に感謝しなければいけないのですよねぇ・・・
ところで、我が家のマリアさんの名前は「聖母マリア」が由来です。
彼女は元野良犬で、当時私たちが住んでいた場所の近くの道路の穴で、子供を産み育てていました。
激やせの体におっぱいだけが大きくて、それはそれは哀れな姿でした。
でも、一生懸命子育てをする姿が私には聖母に見えて、捕獲する前から名前は「マリア」に決めていたのです。
1998年のことです。
争いを好まず、聞きわけが良く、弱いものには優しく、その上大きな病気もせず、今までマリアさんに困らされた事など一つもありません。
あれから12年・・・
そんな彼女こそが天からの贈り物だったのだなぁ、と改めて思う今年のクリスマスでありました。
我が家の聖母
どうか長生きしてくださいな。
コメント一覧 (10)
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- 2010年12月28日 05:05
- ササキさん、
マリアさん、捕獲した時は本当に骨と皮だけでした。
生まれたばかりですでに確実に自分より大きくなるであろう5匹の仔犬を一生懸命育てていました。
私が彼らを捕獲したのは生後一週間ぐらいですが、マリアさん本当に良い母親だったので育児に関しては人間は何もすることなかったんですよ~。
その後、預かった仔犬たち、ビビリの成犬たちにも本当に優しかった・・・まさに母の鏡です。
こんなマリアさんとこれからも心穏やかに暮らせたらいいなぁ~と思います。
犬って本当に偉大ですよね
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- 2010年12月28日 04:56
- lisamamaさん、
あ~、そうなんですか、私も幼稚園からですよ~!
だから彼女を見た時は「マリア」以外の名前は思いつきませんでした。
マリア様のイメージは世界中一緒なのでしょうね。
日本人にも外国人にもとても合っている名前だといわれ嬉しい限りです。
あっという間に12年も経ってしまい、今はもうおばあさんになってしまいましたが、一日でも長く生きてくれたらと思います。
ぜひマリアさんに会いにきてくださいな~~!!
もれなく、マットと元ちゃんと私も付いてます!!(笑)
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- 2010年12月28日 04:49
- 6わんの母さん、
ありがとうございます!毎日更新出来なくてすみません・・・
マリアさんはいつも穏やかであまり自己主張をしないのですが、彼女のいない生活なんて想像できません。
テディが居なくなった時、マリアにもいつか別れがくるのだとしみじみ感じました。
だからあと何年あるかわからないけれど残された時間を大切に大切にしていきたいと思っています。
本当に私たち人間にはいつか罰があたるでしょうね。
もしかして人間よりさらに力のある生物が出てきて、今私たちが動物にしているような仕打ちを受けるのかもしれませんねぇ・・・
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- 2010年12月28日 02:45
- Yabyさん、
そうなんです、マリアさん、本当に穏やかなんですよ~。
最初から全然手のかからない仔で、仔犬も立派に育てあげました。
テディがとても大変だったので、こんな楽な仔素晴らしい!とも思ったし、その分手をかけてあげられなくてちょっと罪悪感もあるんですけどねぇ・・・
本当にYabyさんのおっしゃる通り、人間も動物も安心して暮らせるようにと祈るのみです。
2011年は少しでも環境が改善されるといいのですけどね~。
> マリアさんは見るからにマリアって感じです。顔もいつも穏やかですもんねー。
> 12年前にクミさんが見つけれくれた偶然は、きっと天からのマリアさんへのプレゼントだったのかも。良かったね、マリアさん。
>
> 私たち(ワンコ含め)が暖かい家に住めてご飯がいつでも食べれる事、感謝しないといけないですよね、ほんと。
> 不信心ものですが、Homelessの人間や動物が少しでも安心して生活できるようなること祈りたいと思います。
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- 2010年12月27日 22:46
- いつもの拍手欄では伝えきれないかなと思いこちらにお邪魔しました(笑)
「はっきり言ってどれも可愛くないです。はい」に吹き出しました。
だって、私もあまり可愛くないなぁ~と思っていたからです。(よそ様の事を本当にごめんなさい。)
マリアさんのお話、私は鼻の奥がつ~んとしました。
「どうか長生きしてくださいな」の言葉の中の深い愛に涙がじゅわ~とにじみます。
12歳、もう老犬の域に入ってきているマリアさん。
でもとても若々しいですね。
元気で長生きして下さい。
マットさんも元ちゃんもね。
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- 2010年12月26日 18:24
- クミさん家を幸せにするべく舞い降りた聖母だったのですねえ、マリアさん。クールビューティなイメージですけれど、命を削るような出産・子育てを経験してるのですね。
マリアさん、もっともっと長生きして幸せになって下さいな。そしてクミさんのブログを覗いてる人みんなをこれからも幸せな気分にして下さいな。
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- 2010年12月26日 11:11
- あぁ、やっぱり。
聖母マリアですよね。
私はずっとカトリック系の学校へ行っていたので、
マリア様のイメージ、良く解ります。
マリア様の花、白百合の様に、凛として美しく。。
そして、慈愛に満ちた母。
ほんと、長生きしてください!
私、マリアさんにお会いしたいなぁ!!!
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- 2010年12月26日 09:59
- 毎朝Pcを開いて一番にここに来ます。
今朝はクミさんのマリアさんへの想いに涙がこぼれました。
気品あるマリアさんの過去とのギャップに思いを馳せています。
俗に言う「氏より育ち」…ですね。
>争いを好まず、聞きわけが良く、弱いものには優しく・・・
わが子に望む理想の人間像です。
犬猫ごときに・・・という感覚の鬼畜のような人間がこの日本には多すぎますね。
きっと、いつかそのしっぺ返しが来るでしょう。
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- 2010年12月26日 03:24
- マリアさんは見るからにマリアって感じです。顔もいつも穏やかですもんねー。
12年前にクミさんが見つけれくれた偶然は、きっと天からのマリアさんへのプレゼントだったのかも。良かったね、マリアさん。
私たち(ワンコ含め)が暖かい家に住めてご飯がいつでも食べれる事、感謝しないといけないですよね、ほんと。
不信心ものですが、Homelessの人間や動物が少しでも安心して生活できるようなること祈りたいと思います。
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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。
現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。
ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。
私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。
募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。
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いつも一言コメントありがとうございます。楽しく拝見させていただいてます!
サンタ人形、可愛くないでしょ~。
私がもし誰かにもらったら「この人、私の事嫌いなのかしら?」と思うような可愛くなさでしたよ!
家中あんなもの沢山飾ったら悪い夢でも見そうです・・・(笑)
マリアさんと仔犬を捕獲したのはホントに昨日の事の様に覚えているのですが、もう12年前になってしまいました。
彼女は、何があっても私のそばで静かにたたずんでいるような仔です。
でも居てくれるだけで本当に安心できる・・・
今までどれだけ彼女の存在に助けられたことか・・・感謝しても感謝しきれません!!