2015年12月

感謝

2015年最後の日になりました。

今年は日本に帰ることが出来て楽しかったのですが、10月からは辛いことばかりでした。

来年が良い年であるよう、切に祈っています。




元ちゃん、戻ってきました。
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マリアさんとマットと同じ骨壺の色違いで、元ちゃんカラーの天使になりました。


お花を沢山いただきました!
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カプアンパパさん、くぅママさん、ササキさん、ちばわんの皆さん、ありがとうございました。<(_ _)>

元ちゃんの周りが華やかなになってとても嬉しいです。
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良かったね、元ちゃん!



元ちゃんの病気の件では、数えきれないぐらい沢山の方に助けていただき、本当に、本当に感謝しています。

特に、替えのチューブを調達してくださったカプアンパパさん、ミツエさんとご友人には何とお礼を申し上げたらいいのかわかりません。

結局、使うことが出来ず申し訳ない気持ちでいっぱいです。

他にも、獣医さんを紹介してくだっさったり、獣医さんに色々聞いてくださったり、サプリを送ってくださったり、サプリや病気の情報を送ってくださったりと、本当に沢山の方々に助けていただきました。

マットを失った事から立ち直っていない状況で、皆さんのご助力が無かったら、私はあそこまで頑張れなかったと思います。

残念ながら元ちゃんは早く旅立ってしまいましたが、最後私たちが出来る事は全てやったと、その点に後悔はありません。

でも、やっぱりもっと長生きして欲しかった。

ヨボヨボになるまで生きて欲しかったです。



犬のいない生活は寂しくて、とても静かです。

この生活に慣れたくないと思うのですが、今は少しお休みする時期なのかもしれません。

いつか元気が出て、上を向いて歩けるようになったら、また家族を探している子を迎えたいと思っています。

その時がきたら、きっと元ちゃんが次の子の赤い糸を垂らしてくれますよね・・・
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最後になりましたが、元気のことを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

「元気」と言う犬がいたこと、忘れないでいただけたら嬉しいです。


☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;



と言うわけで、2002年の12月から「ちばわん預かり日記」として続けたこのブログ、14年目に突入して犬の記事を書くことはできなくなってしまいました。

でも、もう少し続けようと思います。

我が家のワンコ達の思い出とちばわんの募集中の子の事、少しずつ書いていけたらと思っています。



それでは、皆さん、良いお年を!



近況

沢山の方に私たちの事をご心配いただき、本当に感謝しております。

まだパワー不足ですが、私たちは何とかやっております。

こちらでは、連れて行ってもすぐ火葬してくれない上、24日から今日までクリスマス休暇で、その間ずっと家に置いてはおけないので、23日に元ちゃんを火葬場に預けました。

火曜日に迎えに行ってきます。

家がやたら広くなって、とても静かになってしまいました。


ずっと家に引きこもっていたのですが、昨日久々に外に出ました。
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犬のいない散歩は本当に変な感じです。

最後に、コメントの返信ができず、大変申し訳ありません。

元ちゃん

昨日12月22日、元ちゃんは天国に旅立って行きました。

まだ8歳でした。

もっともっと、一緒に暮らしたかったです。



病気の件では本当に沢山の方に助けていただき、応援していただき、大変心強かったです。

感謝の言葉がみつかりません。



色々書かなければと思うのですが、ちからが出ません。少しお時間をいただければと思います。


元ちゃん、君は世界最高の犬だった。今まで本当にありがとう。ゆっくりお休み。
genchan

手術

沢山の方にご心配いただき、励ましていただいて、本当に感謝しています。

色々な事があって、メールやブログに割く時間があまりありません。

大変申し訳ありません。



元ちゃん、オシッコが全く出なくなり、とても苦しみ今日人工尿道の手術を受けました。

仮の手術なので、後日また手術をする予定ですが、今日の手術は成功しました。

今は、疲れてぐっすり眠っています。

腫瘍はそれなりに大きかったようで、あまり先行きに望みはありませんが、今日の手術で少なくともオシッコが出ない苦しみからはしばらく解放されました。

毎日が戦いですが、それでさえ一緒に居られる貴重な時間です。

マットが逝って二か月弱で、パワー全開ではない状態ですが、今持てるエネルギー全て元ちゃんのために注ぎたいと思います。


月曜日、獣医さんにて。
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尿道カテーテルしてもらいまいた。火曜日もお願いしましたが、もう一番細いチューブも入りませんでした。

今日(水曜日)の術後迎えに行った時。
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人工尿道をカバーするため、洋服着せられてます。

家に戻って落ち着く場所はやっぱりキッチン。
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痛いだろうに、ご飯だけはしっかり食べました。

結果

なかなか書く勇気がでなくて、ずっと書けないでいました。

元ちゃんの状態です。

実は、月曜日に超音波検査をした時、すでに「かなり高い可能性で癌」と言われていたのです。

でも、前立腺か膀胱かはっきりしなくて、尿と細胞を検査に出してもらいました。



結果は膀胱癌でした。

どの種類の癌かを調べるには、開腹して生体検査をする必要がありますが、それは止めました。



超音波検査を受ける前、抗生物質を飲んでも血尿が収まらなかった時点で、絶対おかしいと思っていました。

その時から、色々調べてきましたが、膀胱癌は基本的に治療法がありません。

手術はほぼ無理なのですが、出来る部位であっても、たとえ膀胱を全摘出しても、転移は確実で予後は芳しくありません。



元ちゃん、まだ8歳なのに。

若い時、散々苦労してやっと普通の生活が出来るようになったのに。

神様はどうして、彼に「長生き」の運命を与えてくれなかったのでしょう。

この1週間、元ちゃんが可哀そうで、悔しくて、悲しくて、辛くて、毎日涙が枯れるまで泣きました。

神を、運命を、世界を呪いました。

でも、どんなに嘆いたところで、事実は変わりません。

私たちに立ち止まっている時間はないのです。

はっきりした結果が出た今、やっと戦うための気力を奮い立たせることができました。



元ちゃん、オシッコの問題以外はまだとても元気です。

でも、ノルウェーではもうこの時点で「安楽死」がオプションにあがります。

色々調べて、ピロキシカムと言う薬が膀胱癌の進行を遅らせる効果があるので、「それを飲ませたい」とお願いしたのですが、

「ノルウェーでは犬には使わない」と言われ、まず最初に心が折れそうになりました。

それでも粘って、人間用の薬を処方してもらい、一昨日から飲ませ始めました。

やがてオシッコも出なくなると思うので、尿道ステントやカテーテルもしたいのですが、

「犬が可哀そう!」と言われて、これからの道のりの厳しさに目の前が真っ暗になりました。

でも、それは月曜日に外科の先生と話し合う事になったので、なんとかベストの方法を探したいと思います。


獣医さんたちに悪気があるわけではなく、生命観、哲学、倫理観が違うのです。

マリアさんの時も2年半、「安楽死させてあげた方が・・・」と言うプレッシャーと戦いました。

また、この神経をそぎ落とされるような戦いを繰り返すのかと、少々暗澹たる気持ちですが、私は「私が元ちゃんのためにベストだと思う方針」を貫きます。


サプリもやりたいのですが、ノルウェーの物はよくわかりません。

日本から取り寄せようと思っているのですが、逆に沢山ありすぎてどれを選んだものかと迷います。

もし、お勧めのサプリがあったら教えていただけないでしょうか?

食事も変えたいのですが、良い食材が少ないのでそれも悩みの種です。



とにかく、苦しまないよう、一日でも長く一緒にいられるように力を尽くそうと思います。

マットが逝って、まだ二か月経っていないのに、いったいどうしてこんな事になってしまったのか・・・

運命は本当に残酷です。

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脱走犬

火曜日、マットの四十九日だったのです。

綺麗なお花をいただきました。
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私の元預かりっ子、グーちゃんのママさんが送ってくださいました。

「段々お花が消えていくのは寂しいから、四十九日にと思って・・・」

なんて素敵な心遣い。本当に嬉しいです。ありがとうございました!

マット、天国に旅立って行ったのでしょうか・・・
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話変わって、今朝犬を見つけました。

元ちゃんと長~いお散歩の帰り道、疲れ切って下を向いて歩いていたら、もうすぐ家と言う場所で、目の前に突然現れたのです。

長いワイヤーを引きずりながら、尻尾フリフリ寄ってきました。
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まだ薄暗くて良く見えなかったので、ワイヤーの先に飼い主が居るものと思い、避けて別の道を行こうと思ったのですが、もう一度よく見てみると誰もいない・・・

脱走ワンですねぇ。(^_^;)

元ちゃんの興奮は頂点で、二頭引きは無理だと思いましたが、放っておくわけにもいきません。

一旦、元ちゃんを近くのポールにつないで、この子の5メートルぐらいのワイヤーを掴み、距離を話して家まで連れて行くことにしました。

だが、その作戦は見事に失敗。

お互い興味津々で乱闘勃発かと思われましたが、元ちゃんはこの子のお尻の匂いを嗅いだら、興味を失ったようで、あとはマウンティングされてもしつこく追いかけられても、軽くあしらっておりました。

やっぱりサイズの差でしょうか?




一旦、家に戻って元ちゃんを置いて、この子の家さがしを始めました。

1メートルと毎にマーキングするし、右往左往するし、拾い食いするし、一時も静かにしていないので、全然画像が撮れません。
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やっとお顔が撮れた。ジャックラッセルですか?
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この感じからすると、庭に係留されていたようだし、ノルウェーでは共働きが主流で、日中人が居る家はあまりありません。

もしかして夜までわからないかも、と思っていたのですが、遠くで何か叫ぶ声が聞こえたので、その方角に行ってみると、飼い主さんに会えました。ホッ


若いお父さんと言う感じで、散々お礼言われましたけど、ワイヤーを見て、

「これメタルなんだよ!どうして切れたんだろう??」と言うので、

「この子は、このワイヤーより強いって事よ。外につなぐなら迷子札つけなくちゃ駄目よ!」と言っておきました。

だいたい、彼の家の前はバス通りで、車が頻繁に行き来しています。

この通りを渡ってきたようですが、今は日が短く朝でも真っ暗なので、素のままだと車からは直前までまず見えません。

この子は、本当に運が良かったと思います。


とても疲れましたが、「人のふり見てわがふり直せですから」、これも自分の教訓にしなければです。
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元ちゃんなんて、暗くなったら全く見えませんからね!
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検査

今日、また元ちゃんを連れて獣医さんに行ってきました。

超音波検査をしてもらいましたが血尿の具体的な原因はわからず、さらに色々検査することになりました。

しばらく時間がかかりそうです。トホホ




獣医さんで写真撮るの忘れたので、先日のペット用品屋さんでの画像です。

プロ用の道具も売っています。
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犬小屋
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必死にフードの方に引っ張る元ちゃん。
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危険だからダメです!(^_^;)

と言うわけで、今日は力尽きたのでこの辺で。


マナーベルト顛末

前回のブログを書いた後、薬局にオムツを買いに行きました。

店員さんに、そのものズバリ、「犬がお漏らしするのでオムツが欲しいの」と頼んで、一緒に探してもらったのですが、30~40キロの子供用の尿漏れパンツ(?)みたいのでも、やっぱりまだ小さいのですよね。

それで、大人用オムツを試してみることにしました。

どうでもいいけど、沢山種類があって驚きました。将来安心です・・・


「合わなかったら無駄になるから、試してみて。」と、サイズ違いのサンプルを2つくれました。感謝!DSC04168

でも、この二つも合いませんでした。

やはり大型犬に人間用はダメなんですね。

もう、こうなったらという事で、夫のトランクス、Tシャツ、他諸々、家にあって思いつくもの全てトライしました。

だが、全てダメ。「帯に短し、襷に長し」と言うヤツです。

ただ、私の腹巻をさせてみた時、思ったのです。「オムツじゃない、必要なのはマナーベルトだ!」と。

今まで、マナーベルトを使ったことが無かったので、思いつかなかったのです。



夫がノルウェーのサイトをネット検索すると、犬用のオムツやマナーベルトを売っているお店はあるのですが、何故かどのお店も大型犬サイズを取り扱っていません。

途方に暮れる中、ふと思い出したのです。

夏に車を買い替えた時、ディーラーの隣に倉庫のようなペット用品店があって、そこで時間をつぶしたのですが、その時ヒート用パンツを見たことを。

それが日本のブランドで、サイズも豊富で「さすが日本!」と感動した事を。

あそこならあるのでは、と思いましたがHPが無いので行くしかありません。凄く遠いんですけど・・・
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それで、店内を探していると、耳にピアスを沢山つけた無愛想なお兄さんが、「何探してるの?」と聞くので、説明すると、

「ああ、ジェントルマン・ラップスね。」


「ジェントルマン・ラップス???」

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紳士の巻物・・・



これはドイツ製品ですが、楽しんで名前つけてますよね。

それで、お兄さんが「犬のサイズは?」と聞くので、「ラブラドールぐらい」と言って、探してくれたのを見ると、少し小さいような気がします。

「サンプルないかな?実は、犬連れて来てるんだけど、着けさせてみたいの」と言うと、

「これ、着けていいっすよ。」と言うではありませんか。

それで、元ちゃんを店内に連れて来て、試着してると案の定ちょっと小さ目。

もうワンサイズ大きいのにしました。

とても快適です。
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ジェントルマンの必需品
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で、その元ちゃんが試着したワンサイズ小さい製品。

お兄さんは箱に戻して、何事もなかったかのように商品棚に戻しておりました。

あれ、絶対、元ちゃんの血尿ついてるって!

ノルウェー人のこういうアバウトさ、本当に恐ろしいと思います。

商品を選ぶときは、十分注意しないといけません。


ちなみに、ノルウェーで唯一売っているペットシーツ。
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子犬のトレーニング用です。

Mサイズ、20枚で約2000円、Lサイズ、5枚で約1200円なり。高い!


と言うわけで、尿漏れの方はどうにか対処できたのですが、やはり状態は改善していないので、今日獣医さんに連れて行きました。

尿中のバクテリアは減っていて、一応抗生物質の効果はあったようです。

なので、血尿の原因は他にある、と先生。

月曜日にまた超音波検査を受けることになりました。

おちつかない週末になりそうです。

どうか、治らない病気でありませんように。今、願うのはただそれだけです。


このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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