日本はGWですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか??
突然ですが、こんな物買いました。
ワイン飲まれない方には「???」の代物だと思いますが、箱を回すと・・・
赤ワインを空気にさらす(?)物なのです。
一般に、ある種の赤ワインは空気に触れると、風味が増すと言われています。が、それには時間がかかる・・・
それが「なんと2分で出来ちゃうよ~!」と言う、デンマーク人が発明した、いわゆる「ガジェット」でございます。
まずは容器をボトルにセット。
それをひっくり返します。
すごい勢いでワインが噴出!(笑)
で、このガジェットのキモは、このワインをまたボトルに戻せるというところなのです。
さらに、恐ろしい勢いでワインがボトルに戻っていきました!
私は、「飲めれば何でもいいわ」と思っている人間なので、風味は増したのか??と言われると、ちょっと返答に困るのですが、この移し替える過程は結構楽しかったです
ただ・・・、夫がもう1回移し替えると言うので、また容器の方に戻しました。
だけど、この形状ですもの・・・
なんか実験室から失敬してきたフラスコに入ったワインを飲んでいるみたいな気がしましたよ・・・
「おバカなことやってるわね~」
アハハ・・・
2013年04月

ガリガリです・・・
今は、もう10キロ切りました。
最盛期14キロぐらいありましたから、三分の二になってしまいました

でも、後ろ脚が悪くても、いまだに走ったりジャンプしたりできるのは、体重が軽いゆえだと獣医さんには言われています。
せめて、今の体重をずっと維持できたらいいのですが、脂肪の次は筋肉が落ちていくので、これからも緩やかに減少を続けるのでしょうねぇ。
ところで、マリアさん、こういう風に手を伸ばして寝るのが好きです。

そして狼爪を、トイレシートにひっかっけてストレッチしながら寝るのが好き・・・
これ以上伸ばせないと言うぐらい、狼爪と脚の間を伸ばすのですが、その時結構大きな音がします。
見ていると痛そうなのですが、わざわざやっているので大丈夫なのですよね?
うちでは、こんな寝方をするのはマリアさんだけですが、他にもこんな風に寝るワンちゃん居ますでしょうか??

もう、何でも好きなようにさせようと思っているのですが、爪を引っかけるせいでトレイシートにすぐ穴があいてしまうのが難点です

「伸ばすと気持ちいいのよ。」

そうですか・・・
こちらも気持ちよさそうに寝ておりますが、

元ちゃん、白髪化が止まりません。
顎の下なんて、もうこんなに真っ白!!

もうすぐ「白犬」になるのでしょうか??

家から歩いて20分ぐらいのフェリーターミナルへ行きました。
ノルウェー南部、さらにその先のヨーロッパ大陸へ向かうこのルート、島が点在していてその間に橋はかかっていません。
なので、このフェリーも国道の一部なのです。

だからと言って、タダでは無い・・・(当たり前??)
ちょっとボケてますが、沢山の車が乗りこんでいます。

週末なので混んでいます。結局、全台乗り切れませんでした。
次のフェリーは30分後です。
この視点から左を見ると、この物体が鎮座しています。
フェリーの燃料タンクですよ。

ガスです。
石油だけでなく、ノルウェーは世界有数の天然ガスの産出国でもあるのです。
そして、このタンクの近くの駐車場にあるのがこれ、

電気自動車用の充電器(?)です。
Hurtiglading と言うのは、急速充電と言う意味ですが、どれぐらいの時間で充電完了するのでしょう?
フェリー降りたら、「電池切れ~~!」と言う場合ここに来るのかな?
実は我が家も、ゆくゆくは電気自動車に変えたいと思っているのです。
と言うのも、ノルウェーでは現在、電気自動車の自動車税は免除、有料道路や公共の駐車場は無料です。
また、この国では電気自動車以外は生産していないので、ガソリン・ディーゼル車はすべて「外車」であり関税がかかっていますが、それも減税されます。
ちなみにノルウェーで車を取得しようとすると、車代金に対して200%位の税金がかかるので、日本で100万で買える車が、ノルウェーでは300万円以上になります!
もうほとんど詐欺だよ、この高さ・・・

それに何より、ガソリンが高いです。
1リットル 250~300円ですよ!!
日本でガソリンの価格が急騰して大騒ぎしていた時、私はずっと「日本てガソリン安い・・・」と思っていました(笑)
ただ電気自動車には一つ難点があって、ベルゲンは坂の街。
冬は道路が凍って四輪駆動でないと家までたどり着けません。
ハイブリッドではあるようですが、純粋な電気自動車の4WDはまだ発売されていませんね。
まぁ、これからどんどん出てくるのだと思いますが、まずはこれかな??

アメリカ、テスラモーターズ社の新作、2014年に発売されるそうです。
複数の大型犬を乗せるにはちょ~っと小さいような気もしますが、乗り心地とか操作性とかどうなんでしょうね?
来年どなたか購入されたら、こっそり教えてください

充電器の後ろは、ボート置き場(?)です。

たま~にクラゲが居て、元ちゃんジーッと眺めてますけど、ホントに見えてるのかなぁ??

ちょっと間が開いてしまいました。
実はマリアさんの具合が悪くなる少し前のある朝、元ちゃんが突然足を引きずりだしました。
原因に思い当たることが無く、体中まんべんなくチェックしても、とりたてて痛がる様子もありません。
その日は痛み止めを飲ませ、翌日はずいぶん改善されていたのですが走るとガクガクします。
マットの爪切りの時、獣医さんに相談すると、
「ただ捻っただけでも、治るまでには1週間ぐらいかかるから」という事で、数日様子を見ることにしました。
そうしたら、マリアさんの具合が悪くなってしまい、それどころではなくなってしまったのです。
こういう時、多頭飼いって大変ですよねぇ・・・
マリアさんの状態が安定して、先週獣医さんに診てもらったら、さすがプロ!
ピンポイントで痛む場所を発見してくれました。
レントゲンを撮ることになったのですが、ハイパーな元ちゃん、眠らせないと撮れません・・・(泣)
何度も書くけど、私はこれが本当に嫌だ!
動いていても撮れるレントゲンって開発されないでしょうか??
幸い骨に異常はなく、単なる筋肉の炎症という事で、10日ほど薬を飲むことになりました。
なるべく安静にするように、と言われたのですが、
90%の確率でレトリバーの血を引く「この男」・・・
大人しくさせるなんて不可能ですよ~~!!
と言う訳で、今週末で投薬は終了ですが、今は全く普通に歩いたり走ったり出来るようになったので、とりあえず良かったです。
でも、また同じことが起きる可能性はかなり高そうであります・・・
先週のことですが、日本から荷物が届きました。
カプアンパパさんが、「面白い物発見したので~」と送ってくださいました。
ワクワクしながら箱を開けると・・・
ジャ~ン!
桜餅手作りセットです!!!
ホント、いろいろな物があるのですね~。
ちなみに、難易度は★2つ、「少し慣れたら」レベルのようです。
この不器用な私に作れるのか・・・
実は、私は和菓子が大好きで、特に漉し餡物に目が無い!
桜餅はお気に入りの一つなので、頑張って挑戦しますよ~~!!
他にも沢山、送ってくださいました。
「正麺」、美味しかったです!
もはやインスタントの域を超えていますね。
今度帰国したら100食分ぐらい買いたいかも・・・
インスタントを美味しくしようと言う、日本人の創意工夫は本当に素晴らしいです。
ノルウェーでも、もちろんラーメンのように皆が好きな食事は沢山あるし、インスタントになって売られています。
・・・が、味の向上など全く考えてないとしか思えません。
ただ簡単に出来るだけ、そして価格が安いと言う利点すらありません。
いいのか、ノルウェー人、そういうことで・・・??
お陰様で、マリアさんは以前の状態まで回復しました。
男子たちも元気です。
仲良いねぇ。
マットの体が光にとけている・・・
マリアさんは、現在復活しつつあります!
以下、この数日の出来事です。
4月5日の朝から嘔吐しだして、日中は数回だったのですが、夜になって頻度が増し、朝までずっと吐いていました。
夜はもう立ち上がれなくなり、「このままいってしまうのかな」と覚悟しました。
6日に獣医さんに連れて行って、点滴をしてもらい少し回復しましたが、獣医さんには「これで回復するかは五分五分」と言われました。
点滴で嘔吐は止まりましたが、7日は食事もできず、ぐったりしていました。
8日になると少し食事できるようになり、トイレも自力で出来るようになりました。
でも、また夕方になって吐き出して「やっぱり駄目だったか、再び覚悟しなければ」と思ったその夜・・・
マリアさん、普段は夜中にリビングとお気に入りの椅子のある部屋を何往復かして寝ているのですが、ずっと同じ場所で、それこそ「死んだように」眠っていました。
一晩で寝返りを打ったのは、2回だけだったと思います。
脚が痺れないのかな?とちょっと心配になりました。
ただ、その姿からは、様子を見に近寄るのをためらうほどの「エネルギー充電オーラ」が出ていました。
まるで、ブンブン音がしそうな感じです。

そして翌朝、スクッと立ち上がると、私のそばに来て、
「お腹すいた」と言う顔をするので、ご飯をやると今までにない勢いで完食です。
夕方には、お散歩に出て、ゆっくりながらしっかりと歩きました。
今日はもう、以前の90%ぐらいまで回復していると思います。
自分の犬ながら、あっぱれです。
そして、正直とても驚いています。
昨日、獣医さんと話して、またこのような事は起こるであろうと言われ、
点滴で回復する限りは、この対処法を続けること、具合の悪い日数の方が多くなったり、頻度が上がった場合は、今後のことについて考えること、を決めました。
「今後のこと」と言うのは安楽死のことですが、もちろんその決断を下すのは飼い主の私であり、私は自分の信念にそって、全てを決めるつもりです。
この国の概念や、習慣に流されるつもりはありません。

何かある度、「安楽死も考えなければ・・・」と言うノルウェーの獣医さんたちも、今回の復活には本当に驚いたようで、かかりつけの先生が
「私が看た最高齢のワンコは19歳10か月よ。それに比べたらマリアさん、まだ若いわ~!」と言っていました。
内心「どの口が言っとんじゃ!」と思いましたが、私はこの獣医さんが好きだし、頼りにしているので、最後までこの先生に看てもらおうと思っています。
マリアさんは、とても打たれ強い遺伝子の持ち主なのだと思います。
一年通してフィラリア予防薬が必要なシンガポールで、野良犬で一年以上暮らしていました。
子供も5匹産んで、栄養も満足に取れない、そんな状態でも私が保護した時、フィラリア検査は陰性でした。
まれにそういう体質の動物がいるようですが、彼女は逆境に強い体質なのでしょう。
いくらなんでも19歳は無理だと思うけれど、もうちょっと頑張ってくれそうです。
今まで、16歳のお誕生日が目標、と思ってきました。
それが過ぎた今、もうそういう目標は止めて、ただ彼女が生きたいように生きてくれれば、と思います。
そして最後苦しまないように、とひたすら願うばかりです。

余談ですが、最近あまり良く寝られない私、
マリアさんのように「パワー充電睡眠」ができたらいいのですが・・・


マットさん、爪を切るのに眠ってもらわなければなりません。
本当は嫌なんですけど、まぁ、紆余曲折あってこういう方法をとることになりました。
パニックどころか、もう心臓発作を起こしそうな状態になるのです。
ちなみに、爪切りは一年に二回きりです。
と言う訳で、寝ている間にいろいろやってもらいます。
今回は血液検査。
ピンクの包帯巻いてもらいました


覚醒する薬を打って、動き始めたところです。
台から落ちるといけないので、下に寝かせています。

注射を打って眠る時から、覚醒して歩けるようになるまで、私がずっとそばにいます。
そのための部屋を用意してくれるので、そこは大きな病院の利点でしょうか。
でも、わずか30~40分のことなのだけれど、私はこの時間が本当に嫌だ・・・
穴のあくほどずっと、マットのことを見つめてしまいます。
嬉しいことに、血液検査の結果は非常に良好でした。
腎臓の数値も、以前よりさらに改善され、もうすぐ11歳とは思えないほど健康体だそうで良かったです

毎度のことですが、家に帰ってからもずっとぐったりで、地下のお気に入りの場所に陣取ってピクリとも動きません。
先生に、「完全に覚醒するまでご飯やらないで」と言われているので、今日は絶食か?と思ったのですが、マリアさんのご飯の準備を始めたら、ゆ~っくり地上階に上がってきました。
すっごい執念!(笑)
「コイツはまだまだ大丈夫だ・・・」と思った瞬間でありました

「メシは食う!」
