2012年08月

脱走

海外に住んでいると、「有り得ない!!」と思うことは毎日山のようにあるのですが、でも現地では当たり前の事、と言うケースがほとんどです。

でも、これはどの国でもダメだろう、と思った件を一つ。




スーパーの掲示板を見ていたら、「ネコを探しています」と言うポスターが貼ってありました。

逃げた場所、獣医院・・・

検査で預けている間に脱走してしまったそうです。

まさに「有り得ん」状況ですよ!!





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そこは、私が住む小さな町の中心部に一軒だけある獣医さんなのです。

ノルウェーに来た当初から他の獣医さんに行っていたので、私はたまにマリアさんの療養食を買っていただけでした。

でも近所の人たちは皆行っているようなので、ある日試しに元ちゃんを連れて行ったのです。

建物は古いけどまぁ普通、受付の人も親切で良かったのですが、診察室に入った時点ですぐに「ここに来るのはもう止めよう」と思いました。

部屋が汚いのです。

その上、診察台がIKEAあたりで売っていそうな普通のテーブル・・・






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でも、一番驚いたのはそんな事じゃない!

フィラリアの抗原検査をしてもらいたかったのですが、ここではできないから血液サンプルをドイツに送ると言われ、結果が出たら連絡するからと言われたのです。

その時は、「そうなんだ・・・」と思って、連絡をずっと待っていました。

1週間から10日と言われましたが、2週間経っても3週間経っても何の連絡もありません。

切羽詰まった検査ではないので、私も忘れて、いつのまにかひと月以上経っていました。





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ちなみに、その後かかった病院3軒で確認しましたけれど、どの獣医さんでも抗原検査はその場でできました。

あれは、いったい何だったんでしょう?

忘れちゃったのかな??

でも、ドイツに送ったのなら検査結果は届いているはず、忘れようがないと思うのですが・・・

連絡先だって正しく教えたし、忘れたとしてもノルウェーではネットで簡単に連絡先が調べられます。




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こんな適当な獣医さんだから、脱走させてしまったのですよねぇ。

本当にひどい話です。

この獣医さん、よく潰れないな・・・

ノルウェーの飼い主さんってホント寛容だわ。




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私だったら、こんなの絶対許しませんよ


椅子の足

マリアさんの足腰を守るため、この椅子の足を・・・


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取ってみたのです。

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マリアさんが、これを見てどんな反応するのかと思い、扉の陰からこっそり見ていました。

たっぷり1分、椅子の前に立ってじ~っと眺めておりました。

そしていつも通りジャンプして上がりました。




しばらく落ち着かなかったけれど、ちゃんと寝ましたぁ

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寝てくれたのは嬉しいのだけれど、この椅子、高さ20センチぐらいなのでジャンプする必要ないと思うのですよ。

でも、三つ子の魂百までなのか、いまだに飛び乗り・降りして、勢い余ってちょっとつんのめったりしいます。

う~ん、果たして正しかったのか、この選択・・・(汗)




ジャンプしなくてよい、と教えるにはどうしたらいいのでしょ~~~??


「さぁ・・・」

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「わかりましぇ~ん

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「ほっといてくださる

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はぃ・・・




エルちゃん♪

元ちゃんビックリ!の図(笑)




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昨晩突然雷が鳴った時です。

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可哀そうだけど、笑ってしまった・・・

だけど元ちゃん、カミナリ平気じゃなかったっけ??






さて、突然ですが今日はエルちゃんを紹介させていただきます。

以前、我が家で預かった成犬メスのピント(デル)のいぬ親さんが個人保護されて、新しい飼い主さんを探しています。



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【愛称】エル
【犬種】トイプードル(成犬No2012)
【性別】メス(不妊手術済)
【体重】2.3㎏
【状態】ワクチン5種接種・フィラリア(-)・検便・血液検査済
【人馴】問題なし
【健康】右後肢が不自由


足は三本しか使えなくても元気いっぱい、人間も犬も大好きでいつも明るく楽しいエルちゃん。
本当のご家族を探しています。

詳しくは、ぜひこちらをご覧ください!

↓ ↓ ↓

ちばわん・いぬ親さん募集ページ(成犬メスお手伝い)



よろしくお願いいたします!!!



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数日の画像

昨日、友人が帰ってしまいました。

さみしいよぉ~~~!!!





と言うわけで、記録代わりにこの数日の画像を載せます。




お土産

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美味しかったです!





ハノーファー(と、なぜか日本)でしか買えない「ホレンディッシェカカオシュトゥーベ」のバームクーヘンです。

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8月15日の0時ちょうどに友人がくれました。ありがと!





ベルゲン名物、Søstrene Hagelinのフィッシュスープ。

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相変わらず盛況の魚市場。

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世界遺産ブリッゲン

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美容院前で飼い主さんを待つワンちゃん。

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この日は気温27度ぐらい。暑いよねぇ。

可哀そうです・・・




先日載せた画像はこの山の頂上から撮りました。

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もっと載せたかったのですが、ここで力尽きました。

残りは後日、元気の出たときに・・・





最後はマットの画像です。


友人が塩麹を持ってきてくれたので、焼肉用のお肉を付け込んだのです。




マット君、鼻がいいねぇ~。

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だが・・・





君の顔が向いているのは付け合せのレタスだ!

残念~~~(笑)


8月15日

今日は私のバースデーでありました~。

ドイツに引っ越してきた2004年から自分の誕生日が晴れだったことが無い(泣)

その上、今年は冷夏・・・

なので、期待していなかったのですが、この夏一番の快晴となりました。

それだけで私は十分嬉しかったのです!





空です。(笑)

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この秋、ドイツから日本に帰国する友人が遊びに来てくれました。

そこでベルゲン観光の後、ウルリケン山に登りましたよ。




山と言ってもこれに乗って10分ぐらい。

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それで、もうベルゲンが一望できます。

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小さい街だなぁ・・・

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これでもノルウェー第二の都市。驚きです。


とにかく、自分の誕生日にベルゲンの街並みを、山頂から眺めているとは夢にも思いませんでした!

人生とは実に面白いものだ・・・





と言う訳で、今日は力尽きたのでここまで。

街の様子はまた後日載せますね。



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沢山の方に祝っていただきました。

今まで生きててよかったです。

本当にありがとうございます!




北欧の夏

お盆ですね~。

日本は暑いのだろうなぁ・・・


ノルウェーは涼しいですよ~。


今日はちょっと違ったアングルから撮ってみました。





なんか名犬ぽく見えませんか?

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なんちゃって・・・





実際のお坊ちゃまはこんな感じ。いつもポワ~ンとしてます。

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お次はマリアさんです。

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カメラのセッティング変えてみたら、水も滴るいいお鼻に・・・(笑)

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15歳半の貫録。

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参ったか、若造ども!(笑)




最後はマットさん

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なんか爬虫類下から見てるみたいだ・・・

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何やってもお笑い系になっちゃうのはなぜなんでしょうねぇ?

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あとひと月もすれば、この緑もフェイドアウトして行きます。

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北欧の夏は本当に短い!

マリアさんの足

スミマセン、また間が空いてしまいました!

今、家の外回りに手を入れていて、毎日重労働で疲れ切ってました。

お知らせページも作り直そうと思っているのに、なかなかできない・・・(泣)






それで、今日はマリアさんの足のことを書きたいと思います。

半年ぐらい前だと思いますが、マリアさんの右後ろ脚の関節が腫れているのを発見しました。

その時、診てもらった獣医さんの診断は、脂肪か水が溜まっているということで、

「悪化しないようなるべく安静にするように」と言われました。



でも、この先生はマリアさんのかかりつけではないので、その後かかりつけの獣医さんにも診てもらったのです。

診断は同じ、でもアドバイスは全く逆で、

「動かないと筋肉が退化するから、歩いたり走ったりさせろ」と言うのです。




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当のマリアさんは、痛みは全く無いようで、歩いている姿を見ても以前と何ら変わりません。

でも、フローリングの上を歩く足音を聞くと、足が悪いのが明白です。




テディも足に骨肉腫ができたので、それが一番心配だったのですが、腫れた部分は動くし、柔らかいのでそういった腫瘍ではないであろうと言う事でした。

でも、詳しい事はレントゲンを撮ったり、サンプルを取ったりしないければわかりません。

最悪の場合は手術ですね。

でも獣医さんは、「この年(推定15歳以上)のマリアさんに麻酔はかけたくない」、と言います。

私も同感です。




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この半年で腫れは少し大きくなった気がします。

これからもっと悪化するのかな?

歩けなくなったらどうしよう・・・

とにかく痛みが出ないように祈るばかりです。




で、せめてこの状態を維持するよう努力したいのですが、どちらの獣医さんのアドバイスに従ったらいいのでしょう??

どちらも一理あると思うのですが、やっぱり椅子の飛び乗り・降りは止めさせた方がいいですかねぇ。


実は、マリアさんは人に介助されるとパニックになって、とてもストレスを受けるたちなのです。

なので、非常に悩みます・・・




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好き!

可愛いお客様が来てくれました~。




お嬢さんも元ちゃんも大喜びなんだけど、どちらも激しく動くから写真が撮れんよ~!

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上の画像なんて、元ちゃんがどうなってるのかわかりませんよね(笑)





普段は比較の対象が、元ちゃんの隣に陣取る大き目二頭なんで気が付かないのだけれど、子供と並ぶと元ちゃん、結構大型犬です・・・

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だから怖がられちゃうこともあるのだけれど、元ちゃん、子供も大好きなんですよね~。

ずいぶん辛い思いをさせられたはずなのに、ずっとずっと人間大好き!





そんな健気な君が好きだよ・・・

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ブログの改装してま~す。

お知らせページは後日リニューアルする予定なので、削除しました。

コメントありがとうございました!

このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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