2009年03月

出発!

さて明朝いよいよ出発となりました。

犬たちはすでにペットホテルに連れて行きました。




いや?、毎回日本に帰るのはとっても楽しみなんだけど、今回は後ろ髪惹かれる思いです。

夫は15日に帰ってくるし、ペットホテルにいる間は獣医さんが様子を見に行ってくれることになっているのですが、この犬母は何もかも、

私じゃなくちゃ駄目だ

と、思っているので心配なのです。(笑)







テディ、母ちゃんが帰ってくるまで頑張っておくれよ。

ドイツには売ってないおいしいオヤツいっぱい買ってくるからね。







今朝の我が庭。凍ってます。


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だけど、日中は13?14度まであがりましたよ。

日本もこのぐらいなのですよね?

ちょっとがっかりです・・・。

早く春が来ないかな??!!!







おかしなポジションで寝るマット二態


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滞在先はネット繋がってますので、4月2日以降は日本から更新します!!




爪・・・

今日は爪切りに三頭を獣医さんに連れて行きました。







「爪切り嫌い・・・」


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だよね?。

でも痛くないよ。いい加減慣れておくれ・・・








大暴れするコイツはこうなる。


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もう殺されそうな大騒ぎです。

可哀想だけど、噛むのでしょうがない・・








テディはいたって簡単・・・


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・・・なのですが、左前足の狼詰めがグチャグチャに割れて感染しているではありませんか!!

いったいいつの間にこんな事になったんだぁ????




本犬は痛くも痒くもなさそうですが、また薬が増えました。(泣)

現在テディが飲んでいる薬は、

1) 痛み止め、
2) 脳の血流を良くする薬
3) 嘔吐を抑える薬
4) 胃の薬
5) ホメオパシーの薬、
6) そして抗生物質です。


痛み止めは今のテディの命綱。

脳の薬で癲癇が、嘔吐の薬で嘔吐の発作が大分抑えられています。

だからどの薬も止められません。




ちなみにこの爪も悪化することはあっても、もう治らないとのこと。

獣医さんは、

「このままの状態で落ち着いてくれることを祈るのみだ。もうテディに麻酔はかけられない」

と言います。






あ゛????、心配事は増えるのみ・・・。

明日からペットホテルなのに、テディさん、なんとか頑張ってくださいよ??!!!!




さて、獣医さんでこんな可愛いワンちゃんに会いました。






「こんにちは。」


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ちょっとラブっぽいですが、ミックス犬でテディの1.5倍ぐらいのサイズです。

大きい割にはすっごく臆病。







自分のリードくわえて帰ろうとしてます。(笑)


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彼は森の中を放浪しているところを保護されて、シェルターから今の飼い主さんの家族となりました。

森での放棄犬・・・ドイツではかなり珍しいケースです。

今は幸せいっぱいの彼、これからは沢山楽しい事がありますように!







「なっ、何するんですか??」


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野生動物

昨日のお散歩の出来事ですが、雨を避けるため、森の中に入っていきました。

すると先客が・・・




マットは他犬注意なので、避けるために少し道をはずれました。

そのワンちゃんはテディに近づいてきて、匂いかいだりしています。




私はさらに森の中に進もうとすると、飼い主のおじさんが何やら私に向かって叫んでる。

まるでチンプンカンプンなので近くに寄って聞いてみると、

「ここから先は野生動物が住んでるから犬は入っちゃ駄目だよ。」

とのこと。





近所にそう言うスポットは沢山あるので別に驚かないのですが、彼が連れていたの犬が見事なので、

「このワンちゃんは何犬ですか?」

と聞いてみました。

以下、飼い主さんとの会話。






ブリタニーだよ。猟犬なんだ。」(すごいだろ!)

「へ?、こんな場所で猟するんですか??」  (馬鹿にした質問・・・

「君はいったいどこに住んでるんだい?ここは猟場だよ。」  (ムッとする

「ひょえ?、何を狩るんですか? 鳥? ウサギ??」  (さらに舐めきった質問

「Wild pigだよ。」  (どうだ驚いたか?)

「えっ、野生の豚?」  (何それ? イノシシのこと??)

「とにかくここから先は危険だよ。野生の豚は犬を見ると襲ってくるからね。」

「はい、わかりました・・・。」





なるほど危ないから気をつけろって事だったのか・・・

訳わからんアジアのオバサンに忠告ありがとうございます。

それならと、私たちは一目さんに逃げ帰って来ました。(笑)




だけど、一昨日の鹿といい野生の豚といい、私は何と言う場所に住んでいるのだ。

これがハンブルク中心地から車で30分。

堂々たる通勤圏内だから、ドイツは奥が深い・・・







今日は午後お天気が良くなった!


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お馬さんも登場。


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君もノーリードで歩けたらなぁ・・・


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珍客

ちょうどお昼時、二階にいると階下から激しい犬の鳴き声が聞こえる。

どうせ、郵便屋さんか工事の人だろうと思って気にせず、しばらくして下に降りてみるとマットが窓に張り付いている。






「どうしたの??」


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彼の目線を追うとそこには・・・・



















鹿!!!!!!!!!!!


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庭の草をムシャムシャと食べているではありませんか!

野生の鹿って警戒心が強いんじゃなかったのか????








その上、寛いじゃってる・・・


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だけど一体どこから入ってきたのだろう?

我が家も舐められたもんだ、犬まで居るのに!!(笑)




でも、ちょっと嬉しいかも。

手なずけて「マイ鹿」にしてみたい・・・







さて、ピースハウスでは現在三頭のワンちゃんの命を救うために保健所と戦っています。




5月27日の日記に画像が載っています。

ピースハウス




自分たちの愛犬がこんな風になってしまったらどうでしょう?

このワンちゃん達もこの世界で生きるために生まれてきたのです。

ピースハウスは手が足りなくて、物資も不足して、大変です。

どうか皆様のお力添えをお願いします!









皆が楽しく暮らせたらいいのに・・・


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命日

今日は母の命日でした。

去年の今日、日本から早朝の電話で起こされました。

人生で一番驚いた瞬間でした。





4月14日のブログにその時の状況を綴っています。





悲しみや寂しさがそう簡単に癒えることはないけれど、でもこの一年で母が亡くなったと言う事実は受け入れることが出来たと思います。



ただ、早朝の電話に始まったあの一連の経験が、私のトラウマになっているのもまた事実です。



運転している時などに突然、母の横たわる姿が目に浮かんでギョッとします。




1週間後は日本です。

法事やお墓参りと行事があります、少しは気持も落ち着くでしょうか??





さて、そんな風に昔のブログを見ていたら、夫がドイツから送ってくれた画像を発見しました。


5月9日




テディが疾走しています。

もうテディはあんな風に走れなくなってしまいました。

他の画像を見てもとっても元気そう。

犬にとっての「一年」の重みをひしひしと感じます。





あとどれぐらい一緒に居られるのだろう?



母親と飼い犬を一緒にするのかい!と、言われそうですが、何もしてあげられずにあっけなく逝ってしまった母の分も、テディには長生きして欲しい。


そして後悔ばかりが先立った母の時のようでなく、テディが虹の橋を渡る時は「いつか天国で会おう」と送り出せるよう最善を尽くしたいなぁと思うのです。






なんと雪が降りました。


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そんな場所に落ち着かなくてもと思うが・・・


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名前の通りどんなマットも好きなんだよね。


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獣医日記




獣医日記、一気にアップしました。

NO.1からNO.3まで三連発です。


ドイツ獣医日記






「しっぽブンブンだぜぃ。」


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筋肉

テディの左後ろ足の筋肉はみるみる失われています。

そしてこの状態だと立ち上がれなくなるのは時間の問題だと言われました。

獣医界にも昔は筋肉に効果のある薬があったのですが、現在それは使えなくなってしまいました。




でもテディ、頑張っております。

ペースも遅いし、時々転びながらだけど、一生懸命歩いてます。






父に追い付こうと必死。


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あせらなくていいよ?。ゆっくり歩こうね。


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「ちょっと疲れたわい。」


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と言って、相変わらずここに陣取るテディさん。

テディは今まで5軒の家に住みました。

でもいつも居る場所はこの付近。







お付き(?)も出来たし気長に待とう。


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こちはドアから壁を見つめるマリア嬢。


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何かいるんですか・・・





三頭、新しい家にも慣れました。

お気に入りの場所も決まってきたし、トイレの出口(庭だけど・・・)も覚えたし、オヤツの場所もしっかり記憶た様子。




新居はカーペット敷きでフロアヒーティングなので、みんな結構快適そうにしています。

入居一日目にして、マリアさん真新しいカーペットにゲロゲロマークをつけてくれ、一番先に買った物がカーペットクリーナー・・・トホホ。

これからもいろいろなシミがつくことでしょう。

人間は大変・・・でもまっ、いいです。







お犬様が快適なら・・・(泣)


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ドイツの税関

NY在住のYabyさんが、痛みに苦しむテディと、肩こり・腰痛に悩む私に「湯の花」送ってくださいました??!!!

Yabyさんは、大都会NYでIndy君とMadisonちゃんと言う可愛いラブと暮らしていらっしゃいます。

あっ、あとご主人も・・・(笑)


New York - 何となく海外生活







さて、送っていただいたブツは大海原を渡って着きましたが・・・・・・




私は怒っています!!







中身は開封されていた・・・

それはいいのです。

粉だし検査にあっても不思議じゃない。







だけどさっ、これどうよ!!!!


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切った口、封せずこのままはいってたんですよ!




だから箱の中はこの通り。


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他の中身はこの通り。


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箱はしっかり「ドイツ郵便・税関」と書かれたテープで封印されておりました。

何故そのテープを5センチ切って、カットした部分に貼ってくれないのよ!!

このまま箱に戻したら何が起きるか3歳の子供でもわかるぞ!!!!!!!




これって人間の資質にかかわることじゃありませんか?

大人の仕事じゃありませんよ。

それとも意図的な嫌がらせでしょうか??



ドイツは平和な国です。

政情不安定で、違反切符の代わりにお巡りさんにお金を払ったり、ワイロを渡して密輸品を受け取ったり出来る国ではないのです!!


なのにこの取り扱い。

麻薬や違法品の摘発に心血を注いでいる真面目な税関職員の皆様には大変申し訳ないですが、私は言いたい。





税関に届く荷物はどれも人さまの大切な「荷物」なんだぞ!

もっと大切に扱え????!!!!!!!








「母ちゃん、怒ってる??」


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ガーデン

今日は新居の荒れ放題ガーデン(笑)の様子をお伝えします。




段々畑ならぬ「段々庭」なのです。


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上の画像、マットの居る場所が家のレベルで白い階段の上が二段目、赤い小屋が三段目です。


赤い小屋の段が二階と同じ目線なのです。

変わった作りの庭です。






三段目から家を眺める。


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木も植木も沢山あってお手入れが大変そう・・・。


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例の如く途方にくれる夫(笑)


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これ全部一つのなだらかな丘になってたらもうちょっと楽だと思うんだけどなぁ・・・

大家さんに「庭の手入れも借りる人の責任なのはわかってるよね??」と言われました。

もちろんわかってますよ。

でもプレッシャーです。




さすがに今回はヘルプを頼むことにしました。

春と夏の間は、大家さんの会社の人に週4時間来てもらいます。

でもね?、そんなもんじゃ間に合わないでしょうな。


ドイツでは庭の手入れや家の外装を汚くしていると近所から苦情が来るのです。

それだけは何としても避けなければ・・・

ドイツもだんだん温かくなってきました。

これから一気に草花が育ちます。

さてどうなりますことやら??





夫の最初のガーデニング仕事、石撒き。





マットさんすかさずチェック。


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階段

明日はホワイト・デー、そして今日は13日の金曜日だったのですね。

まっ、そんな事はどうでもいいのですが、新しい家は地階、一階、二階と三層になってます。




以前の家は平屋でしたがやはり地下があり、テディが落ちるのでベイビー・ゲートをつけました。



ここに引っ越してきてから、もう自分から階段を上り下りしなくなったので、地下に向かう階段にだけはゲートをつけて、二階にあがる方はオープンのままです。


それでも皆が上に来る時、テディだけ下に居るのは可哀想なので、サポートして二階まで上げております。






「僕はひとりで上がれるよ。」


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この数日、テディの調子は良かったり悪かったり。

昨晩は調子よくて、ほぼ自力で階段を上ることができました。

今日はいま一つですが、歩き方も足が悪いなりにバランスが取れるようになりました。

立ち上がる時も、前足でジャンプすると立ち上がりやすいと気がついたようです。

動物の適応能力の高さに驚くばかりです。






そして今晩、ちょっと用事があって二階に上がってきて、さて一階に降りようとしたら後三段ぐらいの所でテディが立ち往生しているではありませんか!



私はすぐ降りるつもりだったんだけど、みんなが上に来ちゃったから一生懸命上ってきたのですよねぇ。


いやもう、本当に可哀想なことをしてしまいました。




落ちそうになりながら階段に張り付いて困った顔つき、でも何としても上がってきたかった健気な心意気に私の方が泣きたくなってしまいました。



これは私の不注意以外の何物でもありません。

もう二度とこういう事が起こらないようにしよう、と深く反省したしだいです。





「ちょっとビビったぜ。」


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テディは動物だからもちろん本能の赴くままに行動しているだけなのです。

でも力の続く限り前進します。

いつか「その時」が来るまで、辛くても苦しくても一生懸命生きようとするでしょう。

それはとても尊いことだと思います。

でも私たち人間は、身勝手な都合で、彼らの「生きる権利」を奪っています。






愛護レポート更新されています。

是非ご覧になってください。



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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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