ヒューストン犬日記

今日もテディさんは嘔吐して具合の悪い日でありました。

爪も割れてまた大量出血・・・

もういちいち書いてたらきりがないので打ち止めにします。（笑）





今日私は通院せねばならず、だけど吐きまくってるテディを置いていくわけにはいかないので、獣医さんに預けました。






















話題変わって・・・


最近湿度が高いのです。

（と言っても日本とは比べ物になりませんけど・・・）








今日は庭でこんな物発見しました。































自然にうとい私は近くにサンプル（？）がなければ、あの白い物体が何なのかわかりませんでしたよ?。




またこれを食べに我が家の庭に野生動物が登場するのでしょうか？？

今日の出来事は嘔吐です。（笑）

テディさん、朝から気持ち悪そうにしていましたが、午後数回吐きました。

だから余計お腹が空いているようで可哀想です。








ステロイドを飲み始めてから、いろいろな副作用が出ています。

以前も書きましたが、頻尿、食欲増進。

頻尿は思ったほどではありません。

食欲の方は、ラブラドール二頭分ぐらいです。

ラブ飼いの方にはどれほどすごいかわかってもらえるはず！！（笑）

そしてテディは多動性障害犬なので、その傾向が増幅されました。

でもまぁここまでは慣れてます。









一番苦しめられているのが、口の渇き（らしきもの）です。

一日中、ピタピタと舌を鳴らしているのです。

人間でも薬飲んだ時に口の中が気持ち悪くなったりしますよね？

多分ああ言う状態なのだと思います。

で、今日みたいに状態の悪い日はもうすごい！

本当に可哀想だし、しょうがないのはわかっているけど、一日中そばで音立てられて、私もうキレる寸前です！！




口の中開けて点検してみたけれど、どこも悪くないし、水分だってちゃんと取ってるし、獣医さんにも相談したけど

「耐えるしかないでしょう・・・」

「・・・・・・（泣）」





だけどなるべくテディのそばに居たい・・・








しょうがない、耳栓でもするか・・・（笑）

昨日もちょっとした事件がありました。






まず、テディさんの爪がまた破裂しました。

買い出しから戻るとテディの居る場所が濡れている。

でも私達が戻るのをじっと玄関のそばで待っていた様なので血痕はタイルについていただけでした。ホッ







また止血して絆創膏です。

これが最後まで繰り返されるのですよね。

ちょっと憂鬱です。




でも血が出続けている分には自浄作用があるそうなので、感染の心配は低いとのことです。








グロテスクですが、↓の画像、今朝の状態です。








獣医さんいわく

「このままポロッと落ちてくれたらいいんだけどなぁ・・・あり得ないけど・・・」























お次はまたまたテディさん。

昨日の朝、お散歩から帰ってお尻を拭くと黄色い。

絵の具みたいな綺麗な黄色です。

昨晩も、今朝も黄色くなってます。

そしてお尻の穴の周りの粘膜が赤くなって出血しそう・・・

ためしに１時間後に見てみるとまた黄色くなってる。








今度は何じゃい？？（笑）

またまた獣医さんと相談。

どうやら便通を良くするために与えているパラフィンオイルのようです。

テディ、老犬でお尻のしまりが悪くなってチョビチョビと漏れ出してしまうのです。






でもねぇ?、オイルを上げないと便秘になっちゃう。

この前みたいな便秘はもう御免です。

なので、私がマメにチェックして綺麗にするしかありません。（泣）

























さらに２、３種の食材を足してテディさん達のお食事となります。





私は今まで、

「私のようなズボラな人間は、絶対手作り食は出来ない」

と思ってやってきませんでしたが、そんな事は言っていられなくなりました。









まぁ、やってみると結構楽しい・・・

だけど切ったり、裂いたり、ゆでたり、プロセッサーにかけたり、とかなり手間がかかります。

結果として、人間の食事にかけるパワーが残らない（笑）

なので人間は粗食になる一方です。






そのせいでしょうか？

昨日夜中からお腹を壊して何度もトイレに通うはめになってしまいました。


この数週間、胃の調子がいま一つだなぁと思ってはいましたが、ストレスでしょうねぇ。




私、あまりストレスを実感せず、体が先に音を上げる方なので、体のサインは良く聞いてあげなければなりません。



なんかいつもズルズルといろいろな事やってしまうのですが、今日はゆっくり休んで静養に努めます。

昨晩はもう一つ事件がありました。

マリアさん、夜ずっと震えておりました。

どこか痛かったのでしょうか？






















皆が寝る頃には落ち着き、今日は普通にしていたのでそのままにしてあります。

だけど、こういう時だけでいいから口きいてくれたら本当に助かるんだけどなぁ・・・







さて、テディの爪はエイリアンのようになってます。




















う?ん、またいつ破裂してもおかしくない感じ。（泣）

何かにぶつかったり、引っかけたりするとすぐですね。

乾かした方がいいので、何もつけてませんが不安だ・・・







毎日いろいろな事が起きるので、もうあまり驚きません。

でもちょっと疲れます・・・（笑）

まずはお知らせです。


右のリンクの「旧ドイツ日記」今月末で閉鎖になってしまいます。

それをTenさんがバックアップしてアップロードしてくださいました?。








新しいリンクはこちらから。

旧ドイツ日記


Tenさん、感謝、感謝です。

大阪の方に足向けて寝られません！（笑）

本当にありがとうございました???！！









さて、本題です。


お昼過ぎ、犬ご飯を作っている最中、ふとリビングを見るとカーペットにシミが点々と・・・



「血？？」




テディは私の隣にいるし、マットかマリアかと思ってチェックしたけど出血してない・・・

キッチンに戻ってテディの腕を上げてみると、直径１０センチぐらいの血だまりができているではありませんか！



以下の写真ちょっと血みどろです。















































テディの病気がわかるちょっと前、左足の狼爪が膿んでいるのを発見。

唯一の治療法は爪ごと切除すること。

だけどもう全身麻酔を長時間かけるのはＮＧと言うことで、様子をみることにしました。

テディは全然痛みを感じてないようで、出血しても、患部を触られても全然平気なのです。





一度カラカラに乾いたのですが、最近またブヨブヨしてるなぁと思ったらこの始末。

３０分ぐらいで出血は止まりましたが、結構な量出ました。






獣医さんに診てもらいましたが何も治療ができないので、爪に絆創膏を貼って終わり。

再度繰り返されるだろうってことで私はちょっと困っております。

私が家にいない時に出血したら家中血だらけになってしまうではありませんか！！

まるでホラー映画だよ・・・





















上は夜撮った画像ですけど、また出血してますねぇ。

どうしたもんでしょう？？






しかしまぁ、いろんな事が起きます。

どうやら犬の神様は私に休む時間を与えない事に決めたようです。（笑）

また食事の話ですが、テディも痩せました。
















左足の骨がもろくなっているのと、全体的に後ろ脚の筋肉が減ってきたので現状維持です。


今まで体重維持のためにお肉に炭水化物を加えていましたが、炭水化物は腫瘍を活性化させると聞いて全くやめることにしました。

でも、胃に問題があるので生肉だけの食事はちょっと厳しい・・・




なのでテディもPrescription Diet n/d　に変えることにしました。



これに茹でたお肉、野菜、お豆腐などを加えます。








実は今こんな本読んでます。

















２０００年に多発性のリンパ腫と診断されたシベリアンハスキーのBullet君の闘病記です。

彼はがんの宣告を受けてから４年も頑張りました。

まだ読み始めたばかりですが、そして病気も違うのですが、大変参考になります。





最初の章に出てくる、

「出来ることは全てやって、もう何もすることが無くなってしまったら、犬の隣に座って撫でておやりなさい。

そして歌を唄うのです。どんなに音痴でも犬は気にしませんよ。

もし歌が駄目なら本でも、詩でも読んであげてくださいな。

あなたのその声が犬の苦痛を和らげる一番の薬なのです。」






そうですよね?、飼い主の愛情に勝るもの無し！

なので私は毎日テディの隣で歌を唄い、彼に迷惑がられております。（笑）

今日はめずらしくマリアさんとドライブです。



































マリアさん、最近ご飯食べなかったり水分取らなかったりするので、もしかして歯が悪いのかも？

と思い診てもらいました。


でも歯は全然大丈夫・・・なので原因不明です。






「腎臓が悪いと気持ち悪くなることがあるからでは？」

と言うことですが、こればっかりは本犬に聞いてみないとわからない・・・




一応吐き気止めの薬はあるのですが、涙が出るほど苦い！！

とりあえず今のところそこまでする必要なさそうなので、しばらく様子見です。



















低タンパク質、要するに肉も魚も入っていなくて、だけど栄養価が高く、その上食い付きが良く、さらに食べ応えのあるオヤツって無いでしょうか？

（注文多すぎ・・・）






今まではササミ、牛アキレス、干しタラやイワシなどやっていたのですが、一切駄目になってしまいました。

たま?にならいいよ、ってことなんですけど、我が家にはもう一頭、まったく逆に高タンパクを必要としているお方がいてオヤツ調整が難しい！






















他の二頭がササミジャーキーもらっても、彼女はいつもパサパサのクッキーしかもらえなくて、

「何で私だけこんなまずいクッキーなの?？？」

と思っているに違いありません。

だいたいお散歩があんまり好きじゃない。

その上、テディと一緒じゃないと行きたがらない。

だから最近運動不足気味。


























だけどドライブ大好き。

なので連れていける場所には同伴です。



















































































君はいったい何がしたいのじゃ？

白鳥なんて食べられませんよ！（笑）






















だろうねぇ。

沢山歩いたからねぇ。






















最後は、くぅママ☆さん風に・・・

我が家はさらに大変なことになった。




昨日はお昼過ぎ突然の停電。

お天気悪くてスコールが何度かあり、そのせいでどこかがショートしてしまったらしい。

たまたま庭の手入れをしていた大家さんの会社の人に見てもらったけどお手上げ。

電気工事の人を呼ぶことになった。

すぐ来てくれたが、雨は強まる一方。

そして雷。

今度は犬達がパニックになった。（泣）







電気付かない、ネット繋がらない、パニックの犬を三頭抱えて途方にくれた・・・

ドイツは電気調理台が多く、我が家もキッチンは全て電化なのでお湯も沸かせない。


大雨と雷の中、一生懸命働いてくれて何とか原因らしき物は突き止められたが、雨水のポンプを交換しなくてはいけないとのことで、それは来週になる。

それまでにまた昨日のような大雨になったら・・・・・・

・・・・・・と思うと恐ろしい???！！！







もう階段を拒否するテディがパニックで二階に上がってきてしまった。

私がちょっと二階の様子を見ようとして上がったら、後ろからハフハフ言う音が・・・テディが付いてきてる！

また途中で立ち往生して最後は押し上げたけど、よくもまあ上ってこられたものだ。

まさに火事場の馬鹿力！






しょうがないので、三頭集めてまだ片づけてなかったゆいっこちゃんが寝ていたベッドでひたすら雷が行き過ぎるのを待った。






















ドイツに来てから二軒もたいそうなお屋敷（？）に住まわせてもらったが、いつもトラブルに見舞われる。

借家だから必ず誰かが直してくれるけど、本当に面倒なことが多くて疲れる。

これ自分の家だったら何もかも自分で手配しなけれならないし、どれほど大変だろう？

家のメインテナンスって本当に大仕事だ。

昨日はゆいっこちゃんが来てくれました。

彼女は新進気鋭のチェロ奏者です。






昨日まで寒かったのに、お天気に恵まれてまたまたＢＢＱしました。

















テディが元気そうにしていると喜んでくれました。

一緒に寝てもらってマットも幸せ。

マリアさんもたくさん可愛がってもらいました?。



















ステロイドのおかげで、昔の様にとは言わないけれど、テディは元気そうにしています。

だから、時々このままずっとこうなのではないかと錯覚してしまいます。

でもこれは仮の姿、現実は決して甘くないのですよね。

一分、一秒が貴重な時間だと言うことを肝に銘じておかなければ・・・

実は我が家、今大変なことになっております。

２週間ほど前に地下室の壁がはがれ出しているのを発見。

１週間前には排水管が破裂して大変なことになりました。




今日から修理が入って、いろいろな人が出入りしたり、お湯が使えなかったりと落ち着きません。

いやはや、前の家も地下水びだしになったし、知り合いの人の家の話を聞いても、大雨の日はトイレが使えなくなるなんてことがあってドイツの家の水回りの悪さに驚きです。



















さて、現在ドイツは最も日が長い時期。

最近テディのことばかりになってしまいましたが、マリアもマットも元気にしています。



マリアは今のところ腎不全の症状も無く元気に動き回ってます。

でも検査の数値は高いので安心できないのです。（泣）







フードはこれに変えました。




















心配した割には良く食べてくれます。

ただ低たんぱく質フードなので、すぐお腹がすくらしいです。

だからちょっとだけ玄米混ぜてるのですが、それぐらいはいいですよね？

何しろ、ササミジャーキーとか、牛のアキレスとか、彼女が好きだったオヤツは全部駄目になってしまったのです。（泣）

何とか腹もちするオヤツ見つけなければ・・・






















マットもこの食事に変えましたが、ダイエットしなくちゃならなかったのでちょうどいいです。

彼の場合は野菜を沢山入れて量を増やしてます。

オヤツは従来通りで大丈夫なのですが、いつも一緒にいるからマリアと差別するのが難しい・・・

今日はジーナのことを書きたいと思います。





ジーナは保健所からのレスキュー犬です。

最初はボロボロのラブでした。

marumarumamaさんのお家の子になって、一杯の愛情を受け素晴らしい美犬になりました。




















今年の１月、ジーナは骨肉腫の診断を受けました。

左後ろ脚切断。

そしてさらなる検査の結果、血管肉腫であることが判明しました。








脊髄に転移して、２月下旬、痛みに苦しみ安楽死寸前まで行きましたが、見事に復活しました。

それからは元気に三本足でどこでも行くジーナ。

もう会え無いと思ったけど、里帰り中の５月の連休、お泊りで会いに行きましたよ。























発病したジーナのために、ドイツでの骨肉腫の治療法を獣医さんに調べてもらいました。

血管肉腫だったので、結局それを伝えることはなかったのだけれど、その薬をテディが今飲んでいます。

まさかこんな事になるとは夢にも思いませんでした・・・





テディが発病してからは、marumarumamaさんに治療のこと、薬のことなどずいぶん助けていただきました。

遠く離れていても私にとっては心底頼れる先輩です。














そして・・・





ジーナ、昨晩虹の橋を渡りました。










悲しいです・・・







どんなに辛かっただろうと思います。

ジーナもmamaさんも本当に頑張った・・・

いつも前向きで、絶対に諦めなかった・・・

本当に私もそうありたいと思います。








私が励まさなくちゃいけないのに、大泣きの電話でごめんなさい。

marumarumamaさんの言葉、

「絶対諦めないで。大丈夫だから。クミさんが楽しくなきゃテディは楽しく暮らせないよ。」

肝に銘じます。

今度はテディさん、抗生物質の副作用で便秘になってしまいました。

３日間も出ないので、またまた獣医さんへ・・・





治療（？）は無事終了。

とりあえず大量の廃棄物（？）を押し出しました。

それからステロイドの方は、あまりにハイパーになるので骨折などの危険を避けるため半分の量にすることにしました。






さて、また獣医日記更新しました。



獣医日記

テディ、ずいぶん食事ができるようになりました。

と言うか食欲がすごいです。

噛めない物は無理やり飲み込みそうな感じです。







実は昨日からステロイドを飲ませ始めました。

現在服用中の外科用痛み止めの効果を高めるためです。







すぐ出る副作用が頻尿と食欲増進なのですが、テディはもとから頻尿気味だし食用旺盛なのでこれと言って驚きません。

だけど、パワーが出てすごい。

まず立ち上がるのが以前より全然楽そう。

もう尻尾振れなかったけど、また動くようになった。

お散歩も行く気満々・・・




















楽しそうにしているテディを見るのは嬉しいけれど、複雑な心境です。

だってこれ、終末医療の一環ですからねぇ。








弱っている動物を元気にさせるステロイド・・・

いろいろな病気に効果のある万能薬・・・

母は膠原病で長い間ステロイドを服用していて、副作用に苦しみました。

ありがたいけど、なんとも恐ろしい薬です。

最近またメールの調子が悪いようなのです。

私は日本のプロバイダー使っているのですが、問い合わせてみたら以下の返信が来ました。




パソコンのメールアドレスから携帯電話のメールアドレスへのメール
送信につきまして、携帯電話の会社によりましては迷惑メールの
対策といたしまして受信を制限している場合がございます。
携帯会社だけでなく、携帯のメール受信の設定を個人で設定する
事も可能でございますので、相手の方がパソコンからのメールを
受信拒否の設定をされている場合もございます。

携帯会社での受信制限につきましては、相手の方がご利用の携帯
会社へご確認いただき、個人での受信メール設定に関しましては
相手の方にご確認いただきますようお願いいたします。



ドイツからはＰＣでしかメールが送れません。

もしあんまり返信んが無いようだったら、お手数ですが設定を確認していただけないでしょうか？







さて、テディですが食事ができなくなってしまいました。

食べたそうにしているのですが、一度口に入れても吐き出してしまいます。


もしかして・・・と思って口の中を開けてみたら奥歯から出血していました。

歯の治療は麻酔をかけないと出来ない・・・

なので、時間はかかりますが抗生物質で治すことにしました。





夕飯はミキサーに入れてグズグズにしたのですが、それでも駄目（泣）

試行錯誤の結果、ミルクに浸したパンなら何とか食べられることが判明。

何とか薬を混ぜ込んで食べさせました。




今のテディは食事ができないとみるみる体力が落ちてしまいます。

何とか早く歯を治してまた食事ができるようにしないと・・・



いやはや、いろいろな事が起きます（泣）

昨日ヨーロッパだけでなく、アメリカでも有名だと言う癌専門の獣医さんに診ていただきました。


前回診てもらったのは骨専門の獣医さんでしたが、アプローチの仕方が違うので大変興味深かったです。





さて、彼の診断はと言うと、



９９％骨肉腫である。

腫瘍が骨盤の周りを広範囲で取り巻いているので除去するのは不可能。

腫瘍はまだ神経に至ってないがかなり不快感があるはず。でも服用中の痛みどめが効いているので痛みは感じていない。

他の臓器には転移していないが、骨の腫瘍でこのステージに達したらもうどんな治療の効果も無い。


とのことでした。




免疫治療や、化学療法の可能性も聞いてみましたが、テディに負担がかかるだけで、効果は望めないそうです。






意外だったのは骨肉腫自体が原因で死に至るわけでは無い、と言われたことです。

死因となるのは他の臓器に腫瘍が転移し機能しなくなる場合や、

骨肉腫は大変痛みを伴う病気なので、疲弊して内臓が機能しなくなる場合だそうです。




したがって、痛みを抑えていくことがこれからの、そして唯一の課題となります。

今はまだ服用中の痛みどめが効いているので、その効果が切れるまでこの薬の服用を続けます。

さらに、痛みどめの効果を高めるためにステロイドの服用を決めました。

ご存知の通りステロイドには副作用がありますが、残念ながら副作用が出てくるまで服用を続けることは無いと思います。





そして痛みどめが効かなくなったら、放射線療法に切り替えることになりました。

人間と同様の治療ですが、痛みの部位に放射線をあてます。

１週間に１回、３週続けて１クールとなります。

それで、４?５ヶ月は痛みが取れるとのことでした。




基本的にはこの治療１回しか出来ないとのこと。

その後は「飼い主さんの決断の時となるでしょう」と言われました。






この先生、とってもストレートで

「僕は寝たきりになったり、下半身不随になって車椅子が必要な動物を生かしておくのは間違いだと思う。」

とはっきりおっしゃってました。

もちろんこれは自分の意見であり、全ての決断は飼い主にあるとおっしゃってはいましが。






要約すれば「もう何もできない、痛みどめが効かなくなったら安楽死だ」と言うことですが、ここまではっきり言われると逆に腹が据わりました。

さらに、ずっと知りたかったこと、なぜ発病したのか、いつ発病したのかも聞いてみました。

テディの場合を考えると、遺伝的な物で、発病したのは１年から１年半ぐらい前だろう、と言うことでした。





私が常々考えていたのは、３月１１日最初にレントゲンを撮った時に何かアクションをおこしていればもうちょっと違う道が開けたのではないか、と言うことです。

あの時私は、日本に立つ前で次に何か出来るのは２か月以上先だとわかっていました。

あの時もうちょっと突っ込んで検査していれば、手術や他の治療法はあったのだろうか・・・









その答えは一生わかりません。

でももうここまで来てしまいました。

獣医さんのおっしゃる通り、飼い主の私達がこれからのテディ命の責任を全て負います。

この先どうなるかはわかっているけれど、安楽死どうこうは今は考えない事にします。






いかなる治療の効果も無いと言われましたが、かかりつけの獣医さんと相談して、

ホメオパシーの治療は続け、抗がん作用のあるサプリメントもたくさん飲ませることにしました。

食事はほとんどお肉のみにして、栄養素を補うためにカルシウムとパラフィンを加えます。














後、ホメオパシーの先生の進めで石榴エキスも飲み始めました。

すっごく苦いので、飲ませるのに一苦労ですが、苦くないと効果が無いらしいです。











さて、日本から介護用ベルトが届きました！

コッチャンママありがとう！




だけどね・・・
















画像では見づらいですが、反対に後部はブカブカなのです。

だからワンサイズあげると今度はおしっこがベルトの中に入ってしまいます。






テディは我が家で唯一のマッチョマン。

胸板がすごいのです。だから市販の犬用洋服はほぼ合わない・・・

こんな病気になってもまだこうなんだね。

かっこいいぞ、テディ！（笑）

先日マリアとマットの血液検査をしたのですが、その結果が出ました。





マリアさん、腎臓の数値が悪い・・・

慢性腎不全です。（泣）





















「こんな時にこんな事ってありぃ???！！！」

思わず病院で叫んでしまいました。




去年の数値から跳ね上がっています。

全然気がつきませんでした・・・

この数日ご飯を食べない事が何回かあったぐらい。

食事内容変えたらまたガツガツ食べ始めたし、いつもの通り元気で飛び回っていたし、こんな事が体の中で起きていたなんて・・・






















慢性の腎不全は進行性の病気で完治しません。

悪化すればやがて死に至る恐ろしい病気です。





とにかく何としてもこれ以上悪くならないようにしなければなりません！！！

さっそく食事療法から始めることになりました。

だけど、マリアさん結構グルメなのでちゃんと食べてくれるでしょうか？？

























結局、年なのですよねぇ。

彼女、一応１２歳という事になっていますが、もしかしたらテディより年上かもしれません。

老犬を複数頭飼っていればこう言う事態はあり得るのです。

でも、テディの病気が深刻なだけに、この手痛い追い打ちにがっくりきましたぁ。





















さらに、マットも範囲内ですが数値が高めなので、療養食に切り替えることにしました。




我が家の試練は続きます。

何としても乗り越えなければ・・・

温かいメッセージありがとうございます。

テディが病気になった時、まずは母に話したいと思い、でもそれはもう叶わなくて悲しくなりました。

そして、切実に日本の犬友達に会いたいと思いました。

だけど、それも叶わぬ夢（泣）



でも、今はインターネットがあるおかげで本当に助かります。

友達にはすぐ連絡が取れるし、調べたい事もすぐわかるし。

昔、電話が発明された時ってこう言う感動だったのでしょうかね（笑）



「頑張る」と言う表現はあまり好きではないのですが、でも私、今回は

頑張ります！





出来ることは全てやります。

後、どれぐらいの時間があるのか全くわからないけれど、テディのため、三頭のため、

そして、自分のために。

私は母の時のように「何も出来なかった」という後悔を絶対したくないのです！！！






以上、へたれな決意表明でした・・・。







さて、話題変わって、我が家に珍客がありました。





























フェンスの内側に長いお顔を突っ込んでムシャムシャ草を食べておりました。


















お嬢さんたちどこから来たの？

お馬さんの放し飼いってありですか？？？

一応人参あげました。



















我が家の庭は動物の餌場と化しております。

次に出てくるはなんだろう？？

少し間が空いてしまいました。

あっと言う間に６月ですねぇ。




テディのことがあってバタバタしていて、日本から帰ってきてまだ三週間しか経ってないなんて嘘のようです。



正直、テディがどんどん弱っていく様子に参っています。

今日はご飯も食べなくて、本当に驚きました。















多少増減はありますが、毎日これぐらい飲んでいます。

これだけでお腹いっぱいになっちゃうのかな・・・








でも、テディは淡々と暮らしております。

本当に痛みが無いのが救い・・・いずれは出てくるのでしょうが・・・



















































昨年の春、母が突然亡くなって私はとても打ちのめされました。

一年間、とっても頑張ってきたけど、テディのことがあって立ち直りのスピードはほぼ止まってしまいました。





動物を飼ったことのない方には私の気持ちは理解しずらいと思うのです。

でも、そんな人からとっても印象的な言葉を聞きました。





歯医者さんにテディの話をした時のことです。


「僕は犬を飼ったことが無いから君の気持は想像がつかないけれど、僕は本当に病気になったのが君で無くて良かったと思う。

君の犬は君の代わりに病気を引き受けてくれたのではないかな？

だから君は自分が健康であることに感謝して、自分を大切にしなければいけないよ。

そして君の犬を最後まで温かく見守ってあげなさい。」






彼は西洋医学の権化のようなお医者様なのでちょっと驚きました。

こういう考え方もあるのですね?。



確かに私が病気になったら三頭はとても困ってしまいます。

私は、自分がテディの看病が出来ることに感謝しなければなりませんねぇ。