習慣

犬テーブル、スペースが空いたのだから広がればいいのに、いつもくっついて食事してます。


ボール離しておいても、昔の位置でお座りして待つから已む無く元に戻してます。






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習慣ですね。

まっ、後々のためにこのスペースは空けておくか・・・な?んてね??。







残念ながらマットは自分の群れ以外の犬がほとんど駄目なので、我が家に「新入り」はとても難しいと思います。


一応テディが親分って言うのはわかってたみたいだけど、たまに挑戦もしてました。


テディは闘争本能皆無だったので、結構やられてた・・・(泣)


でもテディのこと本当に頼りにしていました。


何もかもテディから学んだと言っても過言ではありません。





今どんな心境でいるのでしょう?


ホントしゃべってくれたらいいのに!








「テディ兄ちゃんに会いたいな。」


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もうちょっと他のワンちゃんに寛容になってくれると、母さんすっごく嬉しいんだけど・・・

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ouzo

明日でテディが逝って2週間になります。

まだまだどっぷり悲しみに浸っています。





まぁ、少しずつテディのいない生活になれつつありますが、二頭だけの生活は楽すぎて、楽すぎて・・・

今日シャンプーしましたが、彼らは暴れないので、時間は半分、労力は三分の一ぐらいしか必要ないのです。

こんな楽な生活していいのか???と言う、奇妙な罪悪感に襲われております。







テディの病気がわかってから外食の機会はほとほとありませんでした。

久しぶりにどこか行こうか?と言う事になったけど、全くパワーが出ず、結局ご近所のギリシャ料理レストランに行きました。






日本ではあまりなじみがないですが、ドイツではトルコやギリシャの料理は非常にポピュラーです。









で、頼まなくても座ると必ず出てくるのがこれ。


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ビールじゃないです。左の透明な飲み物。

OUZO(ウゾ)です。

ギリシャの国民的リキュール、アルコール度40%ぐらいですが、それを食前酒として一気にグビッ!です。(笑)





だけどギリシャに旅行した時、現地の人に「ウゾは、そのままでは飲まないよ」って言われたんですけど大丈夫なんでしょうか・・・

やっぱりドイツ人には「そのまま出しちゃえ!」なんだろうか・・・(笑)







お料理はギリシャの代表的なメニュー、

スブラギ(手前)とギロス(奥)、を頼みました?。






食べ初めてから写真撮ってない事にき気づいた・・・(泣)










なので食べかけ・・・汚くてすみません。


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これはギリシャ料理だけど、ドイツ人って本当にこういう「肉々しい料理」が好き。

結構いけましたけど、私は、今後数か月こう言ったお料理は結構です。(笑)







・・・

あ?、素麺食べたい!

冷やし中華でもいいけど・・・









至る所に彫刻が・・・ちょっと不気味!!


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署名

昨日のブログ、読み返してみるとマリアさん、腎不全から回復しているように読めますが、誤解の無いように書いておこうと思います。




残念ながら慢性腎不全は完治しません。(泣)

なので、今の状態から悪化しないようにすることが主な治療法となります。





幸いマリアさんの病気は初期に発見することができました。

これは、毎年血液検査を行っていたおかげです。

老齢の犬の多くは腎不全を患っていると言われています。

初期にはほとんど症状がでません。

何かしらの症状が出てきた時は、手遅れの事が多いのです。




腎不全かどうかは血液検査ですぐわかります。

早期発見が愛犬を救います。

愛犬が高齢に達したらぜひ血液検査を!!








さて今日、はるかニューヨークからテディ宛てにカードが届きました。







テディの写真の隣に置きましたぁ。


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NY在住のYabyさんの愛犬、Indy君とMadisonちゃんからです。







Indy君、テディのそっくりなのです。

カードの写真を見て夫が「テディだ?!」と叫んでおりました。(笑)

私、Madisonちゃんもちょっと似てると思うのです。






Indy君、Madisonちゃん、

お空のテディさん、きっとすごく喜んでます!

どうもありがとう♪

テディは長生きだったと思う。

でも君たちはテディより、健康で長生きしてね。

そしていつかクミおばさんは君たちに会いに行けたら・・・と思います。






最後に、たかこさんからのご紹介ですが、



犬猫の殺処分廃止を求める署名

と言う運動が行われています。



匿名で署名できます。

手間はかかりません。

署名お願いします!!!!!!









あれ? ぬいぐるみが増えてる・・・


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「ぬいぐるみじゃないよぉ?。」


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検査結果

マリアの血液検査の結果が出ました。

劇的に改善してました。笑い





クレアチニンはまだ規定値より上ですが、BUNの方は規定値に収まりました。

良かった!!





食事療法って効果あるのですね??。ごはん

これからも頑張らなくっちゃ!




「ご褒美にちょっとだけお魚魚あげていいよ。」と言われました。









マリアちゃん、良かったね!!!


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この家に引っ越してきたのは3月の初め。

それから髪降りみだして家を片づけ、4月初めには日本へ帰国。

5月の初めにドイツに戻って、テディの病気がわかって、それから7月初めまでずっとテディにかかりきりだった。


だから庭を愛でる時間など皆無・・・

その間に数々の花が咲き乱れ、散っていった・・・らしい・・・。









ふと気がつくと玄関周りにはバラが満開。


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庭には笹がノビノビと育ち・・・


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ベリーやルバーブも至る所に・・・


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まだらだった二段目の芝生も生えそろい・・・


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家の右も左も緑でいっぱい。


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何故か庭の真ん中にあるマンホール周りにもいろいろな物が生えていた。


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庭の隅にある謎の場所(?)も緑で覆われ・・・

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隣家のプールもいつのまにか見づらくなっていた。


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いや?、いつのまにこんな事になってたんだろう。

精神力・体力ともに目いっぱい使ってたから全然気づかなかったよ!!!




ドイツは今が夏まっ盛り。

8月になればもう秋の気配だ。

これから、緑いっぱいの季節になるとテディの事思い出すだろうなぁ。

桜満開の季節に母のこと思い出すように・・・







それにしても隣の家の室内プール、いったい誰が泳いでいるのだろう?

お近づきになって泳がせてもらいたいぐらいだけど、未だに住人の顔すら見たことが無い!!













マリア

マリアさん、最近あんまり調子が良くありません。

今日、超音波と血液検査をしてもらいました。





爪も切ってもらって、お尻の毛も剃ってもらって、もうやられたい放題!

私が迎えに行っても怖がって先生の机の下から出てきません・・・









眼が虚ろ・・・


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怖かったよね?。

でも、母さんは何としてもあなたの病気が進まないようにしたいの。

だから我慢してね?。






しかし!

今日の検査は無駄に終わりました。(泣)

通常腎臓はろっ骨の外側にあるのですが、マリアのように痩せた犬はろっ骨の内側に入っている場合があります。

マリアさん、ご覧のとおり痩せている・・・

さらに筋肉質で、脂肪ゼロ!

腎臓は前足の付け根ぐらいの位置に入ってしまっています。

麻酔をかけなかったので、緊張して筋肉が固まり超音波のプローブを押し付けることができなかったそうです。





結局、左側の腎臓がかすかに見えた程度。

この年(推定12歳)になって、腎臓の検査だけのために麻酔をかけるのは避けたいので、血液検査の結果を見てまた方針を立て直すことにしました。

悪化してないことを祈るのみです。









「散々だったわ!」


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7月2日に獣医さんが撮ってくれた画像です。

お隣にいるのは看護婦さんの愛犬「バディ君」

亡くなる4日前です。










テディ??、もう一度だけでいいから君の頭撫でたいよ?。


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遊ぶ

テディが逝った直後、二頭は本当に大人しくて、どこに居るのかわからなかったぐらい静かでした。

こんなに静かじゃやってられん!!

と、思っていましたが、彼らも落ち込んでいたんですね。

最近、少し動きが出てきましたよ。









キッチンに集まったり・・・


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庭の匂いをかいだり・・・


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マットはいつもテディと遊びたくて、と言うかテディとしか遊べなくて、テディが病気になってから何とか人間と遊べるようにと思っていろいろ試したのです。






やっとボール遊びができるようになりました。


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でもテディと遊んだ方が100万倍楽しかったのだろうねぇ・・・


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まぁしょうがない、しばらくは私で我慢しておくれ。


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とりとめのない話

書こうと思って忘れていたこと、その一。

テディの事をブログに書いてくださった皆さん、どうもありがとうございました。

沢山の方に気にかけていただき、テディは本当に幸せな犬でした。

テディのうように大切にされる犬がいる一方で、今も冷たい床の上で、最後の時を待つ犬達が数限りなくいます。

どうかその子達が一頭でも多く救いだせるようご協力お願いします!






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そして、火葬の時に書き忘れたことが一つ。

テディを引き渡す時、

「火葬の状態見られますよ。」

と言われたのです。

私は即刻遠慮いたしました。




映画みたいに、

「大冒険の途中で御供の動物が逝ってしまい、荒野で荼毘にふす」

なんて状況ならともかく、火葬場でじっくり自分のペットが灰になっていく姿を見る飼い主さんっているのでしょうか????









テディは大型犬でハイパーで存在感がずば抜けていました。

その上、何につけても手がかかった!

テディ1頭に対して、マリア10頭+マット5頭ぐらいの比率でしょうか。

大型犬はたとえ大人しくても、存在感大です。

だから今は空間的な喪失感も絶大・・・

大きなぬいぐるみでも買って、私の周りに置いておこうかと思ってしまいます。







シンガポールに住んでいた時、黒ラブとジャーマン・シェパードと猫を飼っている友人がいました。

ラブとシェパード、病気で前後して亡くなってしまいました。

その時、友人一家は悲しみを通り越して、もう茫然自失状態でした。

それ以来、友人は犬を飼うのをきっぱり止めてしまいました。

その後の新しい家族はネコちゃんのみです。

あの喪失感にもう耐えられない、と言っていたのを思い出します。

30?40キロ級の存在が二頭消えてしまったのですものね。

よくわかります。







その友人がしてくれた話。

猫をシェパードが追いかけて、そのシェパードをラブが追いかけて遊んでいました。

猫が急に止まって、シェパードも止まって、でもラブは止まれずに突っ込んで行ったそうです。

まるでマンガのように皆団子状になって転がり大騒ぎだったとか。

でも想像つきます。

テディも絶対、すぐ止まれなかった。

だから結構いろんな場所に鼻から突っ込んで行きました。



どうしてラブラドールって急停車(?)出来ないのでしょう????











ずっとテディにかかりっきりで、二頭のお散歩は夫の担当でした。

今日はお天気が良くて、久しぶりに私と二頭でじっくり歩きました。







気持ち良いね?。


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森の中をサクサク歩いて、


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久々の集合写真。


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なんかまとまりないなぁ。

逆光だったし・・・








フードボールも二個になっちゃって、しっくりこないけど、慣れるしかないかぁ・・・










テーブルがスカスカ・・・


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テディの最後

先週の日曜日、お天気が良くて動けなくなったテディを庭に出して過ごしたのですよね。

次の日に逝ってしまうとは夢にも思わず・・・










テディに一生懸命アイスクリームを食べさせようとする夫。


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あの日、まだ頭が上がったんだよなぁ・・・

でも夜はもう微動だにしませんでした。







悲しみや喪失感はやがて癒えるのだと思います。

でもテディの最後が私の頭からどうしても離れずちょっと恐怖です。

事あるごとにフラッシュバックに襲われて、夜もあまり良く眠れません。

これ以上、この状態を悪化させないために、私の気持ちの整理の一環として、最後の時について書こうと思います。







前日の夜、トイレに出そうと思って歩行介助をつけて、持ち上げたらそのまま崩れおちてしまいました。

呼んでも触っても何の反応もなく、すぐ獣医さんに連絡しました。

意識があるかどうかチェックして、意識はあるので、来てもらおうかどうかさんざん迷った挙句、朝まで待つことにしました。

テディは一晩中、粗い息で微動だにしませんでした。

なので2時間ごとに手や足の位置を少しだけ動かしました。






朝、ステロイドと痛みどめを無理やり飲ませましたが、ほとんど飲み込めませんでした。

それから夫を会社に送り出して、私は獣医さんにテディを連れて行きました。






車の中で少しだけ動きました。

獣医さんについて、看護婦さんが一刻も早く診察室へと言うことで抱えあげてくれて、病院に向かう途中の廊下で大量におしっこして彼女はいったんテディを下に降ろしました。

その時、息がヒッヒッと上がるようになって、もう駄目だと思いました。

ただひたすら、「こんな廊下で死なないで!!!」と願いました。






なんとか診察台までたどり着いて、もうけいれんが来て、獣医さんはすぐ看護婦さんに安楽死の薬を取りに行くよう言いました。

私はパニックで、「早く楽にして!!」と叫んだと思います。






それから、獣医さんがテディの眼を見て、私ももうその必要が無いことを悟りました。

私はすぐ、テディの頭を抱きかかえて、体をさすりました。

テディの息はだんだん緩慢になって、数回後に止まりました。






息が止まってから大量吐血しました。

肺に溜まっていた血液だと言うことでした。






無くなる1週間前ぐらいから日に日に息が苦しそうになっていました。

もっと早くに手を打ってあげれば良かったのだろうか・・・


前日の夜、獣医さんを呼んで、もう移動なんかさせないで楽にしてあげればよかったのだろうか・・・


当日看護婦さんに抱きかかえられたからショックで苦しみながら逝ったのではないだろうか・・・


エトセトラ、エトセトラ・・・


考えだしたらキリがありません。





獣医さんと昨日じっくり話して少しだけ疑問が解消しました。

解剖しないと、直接の死因はわかりません。

見立てとしては、多分前日から多臓器不全の状態になったのだろうと言うことでした。

もうこうなったら回復の見込みはゼロです。

数日前に撮ったレントゲンで肺も心臓も正常だったので、こんなに急激に悪化するとは予想できなかったとのことでした。






以前飼っていた犬は老衰で、最後息が上がりましたが、穏やかに死を迎えたので、私の眼からはテディが最後とても苦しんだように見えました。

でもテディは全然軽い方で、獣医さんの経験によれば、眠るように亡くなるケースの方がまれだとのこと。


まだ息のあるうちから大量に吐血や嘔吐で窒息状態になったり、痛みに苦しみながら逝く方が大半だということで、ちょっとぞっとしました。

これを見るのが嫌で安楽死の選択をする飼い主さんも多いのでしょう。






安楽死については漠然と考えていましたが、可能な限りしたくないとずっと思ってきました。

今回切羽詰まった状況に置かれて、結局テディは自然に逝きましたが、もっとじっくり考えておかねばならない、と切実に思いました。

何しろ我が家にはまだ二頭いるし、この仔たちにも絶対苦しい思いはさせたくないので・・・








君たちも長生きしてね♪


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最後のドライブ

今日はテディを荼毘にふしてきました。

朝、この間来てくれた葬儀社の人達のオフィスに行くと、テディは綺麗にしてもらって可愛い籠に収まっていました。

ガチガチに凍ってるのかと思ったのですが、冷たいだけで耳も毛も生前通り柔らかくてとても嬉しかったです。


それから、大雨の中200キロの最後のドライブに出発しました。


行先は、ローズガーデン火葬場です。







火葬場は田園の中のお屋敷という感じ。

お屋敷の後ろは広大なバラ園でした。

満開のバラでむせかえるよう。

お天気が良かったらお散歩出来たのですが・・・残念!








着いてすぐこんな待合室に通されました。


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テディを引き取ってもらってしばらく待つと、個室に案内されました。

私たちだけの最後のお別れの部屋です。

ここでじっくりお別れしました。








テディ、本当に居なくなってしまうのだねぇ・・・


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それからまた待合室で待つこと1時間半。

その間に骨壺を選びました。

沢山種類があって驚きです。

なんと、人間の骨壺より大きいのがあった・・・セントバーナード用でしょうか??





待合室には、こんなノートが何冊もありましたよ。







飼い主さんの思いを綴ったノートです。


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私もテディのイラストと一緒にメッセージを書きました。

もちろん日本語で!









そして、火葬場の人がテディの壺を持ってきてくれました。








包装紙がよれているのはご愛敬・・・


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沢山種類はあったけど、正直あんまり趣味に合う壺がなかった・・・困った

なのでシンプルな ↓ を選びました。









毛色がテディと同じなのです。


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また雨と渋滞の長旅を経て家に戻りました。


テディは、世界で一番(夫の膝より!)好きだった場所、キッチンに落ち着きました。









犬テーブルの上。ベストポジションです!


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一つ仕事を終えました。

ちょっとだけ安心しました。


準備

明日テディの棺に入れる物を選んでみました。

フードボール、お気に入りのおもちゃ、オヤツ類、洋服、ミルクなどです。

大好きだったので、今日これからパンも焼いて入れてあげようと思います。




だけど外国で火葬なんて生まれて初めてだから、よくわからない・・・

どんな風なんでしょう?

一応、一昨日テディを引き取りに来てくれた人に聞いたんだけど、

「入れたい物があったら入れていいですよ。」

との超シンプルなお返事。

全部入れてあげられるといいんですけど・・・




葬儀社の人達が来た時、すごく驚いた事がありました。

家に連れて帰ってきてから、テディの体は沢山のアイスパックで冷やしました。

本当はドライアイスがいいのでしょうが、どこに売っているのかもわからないし、第一買いに行く時間が無い。

なので、通常のアイスパック以外にも、ペットボトルに水を入れて自家製アイスパックを作り、3時間おきに交換していました。



葬儀社の人、テディが冷やされているのを見て、

「わっ、初めて見た。素晴らしいアイディア!!!」




・・・・・・あなた達この道のプロですよね???

私の方が驚きましたよ。

ドイツ人は本当にこういうことしないのですね?。




夫が「これは日本の習慣だ」みたいな説明してましたけど、常識的に考えたら当たり前じゃありませんかねぇ・・・

ただでさえ打ちのめされまくっているのに、こう言った小さな出来事で私の神経は益々すり減ってしまいます。




本当は冷凍なんかしないで、すぐ荼毘にふしたかった。

だけど、出来ないのでしょうがありません。

欧米ではお骨じゃなくてAsh(灰)にしちゃうし・・・

いろいろ辛いです。

でもしょうがない・・・可能な限り私の思い通りになるよう努力するだけです。









7日、最後のテディとの写真撮りました。


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私がいつも写真を撮るので、自分と犬の写真ってほとんど無い・・・

今年になってテディと写ってる写真、下の一枚だけでした。

激しく悔やまれます。

これからは絶対誰かに撮ってもらおうと思いました。









引っ越しの時、バスルームに避難。


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火葬のこと

母が亡くなった時は、やらなければならない事が山積みで当初はボーっと悲しんでいる暇などありませんでした。

でもテディが虹の橋を渡った今、悲しみと後悔と虚無感で私は本当に何をしていいのかわかりません。





ただでさえ広い家が、ますます広々して空間を持て余しています。

二頭はあまり騒がないので、ガラーンとした廃墟のように静かになってしまいました。






テディの存在が私たちの生活にどれだけの潤いを与えてくれていたのか驚くとともに、そしてそれを当り前のように受けとめていたことに後悔でいっぱいです。

私の気分はどん底で立ち直るにはとても時間がかかりそうです。




それでも二頭がいるからやらなければならない事もあるし、段々と立ち直っていくのだと思います。

それまでどんどん悲しみを開放していこうと思っています。







6日の夜は一晩中、夫と2人でテディのそばでお別れしました。

そして昨日、テディは動物専門の葬儀社のハンブルク支店に行きました。

ドイツの一般家庭にはクーラーなどの設備はなく、今は気温が高いので専用の場所に保管してもらっています。





ドイツでは小動物の火葬はあまり一般的ではありません。

自宅の庭に埋葬することが多いからです。

私は日本式に家に連れ帰り、それから火葬してもらおうと思いました。

だけど火葬する場合、獣医さんにそのまま置いておいて葬儀社に引き取ってもらうのだそうです。

火葬場は200キロも離れた場所なので、たいてい後日遺灰を葬儀社の人に自宅へ届けてもらいます。

だけど私は全て自分でやりたかったので、驚かれいろいろあったのですが、それはまた後日書きます。







獣医さんから自宅に戻る時が最後のドライブになると思ったので、すっぽり覆われていた毛布、頭の部分だけはがして、

「これが最後のドライブだよ」と言ってやりました。

だけど、金曜日に私達がテディをハンブルクまで迎えに行って、そこからBadbergenと言う地方にある火葬場まで連れて行くことになりました。

これが本当に最後のドライブとなります。

テディ、ドライブ好きなので最後は長旅で良かったなぁと思いました。








マットはテディの事あんまりよくわかってないみたい・・・


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「兄ちゃん何でずっと寝てるの・・・」


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マリアは最初隠れてしまって、震えていました。

それからテディの匂いかいだりしていましたが、とても落ち込んでいる様子でした。

11年間、3カ国、苦楽を共にした仲間が逝ってしまうのは寂しいでしょうねぇ・・・







テディは健康な時でもやたら手のかかる仔でした。

↓ この二頭は本当に手がかからない・・・










君たちもっと私に世話掛けてよいのだよ。


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メッセージの返信書きました。お名前が抜けている方がいたらごめんなさい。

メールの方はもうちょっとお待ちくださいね。





テディは・・・

沢山のメッセージ、励ましのメールありがとうございます。

申し訳ありませんが、今はお返事ができません。


正直今は本当にどうしていいかわかりません。

書けば少しは気持ちの整理がつくだろうか・・・









テディは・・・





いつもそばに居てくれました。




嬉しい時は一緒に喜び、悲しい時は慰めてくれました。




病気でお風呂に入れなくても気にせず寄り添ってくれました。




晴れの日も、雨の日も、風の日も、雪の日も、いつも一緒に歩きました。




冬は暖かい膝かけになり、夏は尻尾で風を送ってくれました。




ご飯のボールは洗う必要が無いほどいつも完食してくれました。





マリアとマットの頼もしい兄でした。




預かり子犬の良き遊び相手で、ビビリっ子には心強い盾となりました。




人を愛し、犬を愛し、いつも笑顔でした。




私に沢山の友達を作ってくれました。




そして無償の愛と、命の大切さを身をもって教えてくれました。




私たちの宝物、かけがえのない家族でした。








テディは最後、私の腕の中で息を引き取りました。

最後の日のことについては今はまだ書けないので、後日にしようと思います。







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テディ

テディは今日、朝の9時に、私たちの元を旅立って天国に向かいました。




病気がわかってから二か月。

よく頑張ったと思います。







励ましのメール、メッセージ本当にありがとうございました。

今は悲しくてこれ以上書けません。

しばらく時間をいただきたいと思います。







さよならテディ、そして本当にありがとう。


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Roller Coaster

昨日のブログを書いた後からテディ突然具合が悪くなってしまいました。


息が荒くて、心臓がバクバクしているのに、全く動かなくなって、何をしても反応無し、昏睡状態手前という感じでした。

正直もう駄目だと思いました。

日中、元気だっただけに余計ショックが大きかったです。




獣医さんと相談していろいろチェックして朝まで様子を見ることにしました。

一晩中見ていましたが何ができるわけでもなく大変歯がゆい思いをしました。



今日は朝から飲み物も食べ物も一切受け付けず、ただひたすら横になっていました。




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ストロイドと痛みどめを倍量にして強制的に飲ませ様子を見ました。

重い病気になるとこういう風にアップダウンがあるのですよね。

何が起きても冷静に対処しなければと思いますが、とても動揺してしまいます。







午後はずっとお庭ですごしました。


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程よい日陰を提供してくれるこの木を植えてくれた人に感謝です。








明日また病院に連れて行って点滴と血液検査、レントゲンを撮る予定です。


夜に人間の夕食のBBQチキンを一口食べて、今ミルクも飲みました。

少し回復の兆しが見えてきたので、また復活してくれることひたすら祈るのみです。









「兄ちゃん大丈夫かなぁ??」


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大変申し訳ありませんが、コメントのお返事は明日させていただきます。すいません



marumarumamaさん、いろいろありがとう。少し気が楽になりました。


ドロママさん、とても嬉しかったです。またメールください!


プチ奇跡

励ましのメールやメッセージありがとうございます。

とても勇気づけられています。

本当に感謝しております。犬








今日はテディさん、ちょっとした奇跡をおこしてくれました。笑顔


朝、買い物に行く前はこんな感じだったのですが・・・











「どっか行くの?」


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2時間ぐらいして戻ると・・・







動いてる!!!!









「お帰り。」


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昨日は1センチも自力で動けなかったのに・・・

そこで実験してみました。


1メートル先にアイスクリームを置いて、

「おいで。」と言うと・・・

前足だけ立ち上がり後ろ脚は引きずって来ましたよ!

そしてみごとアイスゲット!!





「執念」とはこういうことを言うのでしょうか?

嘔吐の発作ですごく弱っていたのですが、少しずつ体力を回復している感じです。





テディ、君は本当に強い仔だね。

私が今までの人生の中で会った一番強い男性だよ!(笑)








午後には一瞬だけど立ったぞ!








「喉乾いた。」


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すぐ崩れおちちゃったけど、テディの生命力に感嘆しました。

彼はまだまだ頑張ります。

だから私も頑張らなくっちゃ!









最近テディの事ばかりですが、本来の主旨に戻って・・・


千葉わんの「愛護センターレポート」随時更新されています。

ぜひご覧になってください。











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センターから保護された優ちゃん(千葉わんNo.810)、赤い糸を掴みました。

センターの犬達がどれほど過酷な状況にいるのか、

その仔たちが人間の愛情を得てどれだけ変わるのか、

ぜひくぅママ☆さんのブログをご覧ください!!


センターでの優







先日紹介した本、Help Your Dog Fight Cancer からの引用です。

(多少意訳しました。)



「犬の命にどれだけの価値があるのでしょう?

典型的なペット犬はキャリアを積むわけでもなく、社会に貢献するわけでもありません。

あなたが年取った時に面倒を見てくれるわけでもないし、病気の時看病してくれるわけでもありません。


でも・・・

あなたの犬はあなたに無条件の愛情を注ぎ、生涯の忠誠を誓うのです。

犬は、彼らにとって特別な人々、あなたとあなたの家族に喜びをもたらすことに命の全てを捧げるのです。

それは犬からあなたへの贈り物。


そんな彼らにお返しとして、犬が十分に感じる愛情と少しの手間をかけたところで、人間は何か失うものがあるのでしょうか?」






犬に限らず人間は動物の生殺与奪の権を握っているのです。

それがどれだけ重責であるのか、私たちは決して忘れてはいけないと思います。










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覚悟

テディの病気が発覚してから約二か月経ちました。

腫瘍を切除することはできなくて、だからどういう過程をたどるのか確実にわかっていましたが、やっぱりショックです。



テディはとうとう寝たきりになってしまいました。

昨晩おしっこ中に倒れてしまいました。

一晩中ずっとハーハー言って苦しそうでした。

きっと不快だったとのだと思います。





今日獣医さんに診てもらって、多分腫瘍が広がって脊髄の後ろ脚の神経を司る部分を破壊したのだろう、と言うことでした。

CTを取らないとはっきりした事はわかりませんが、素人の私が見ても、後ろ脚はぶらぶらで何も感じてないのがわかります。

後ろ脚だけでなく、前足もテディの体重を支えることが出来なくなってしまいました。

やがて歩けなくなるだろうとは思っていましたが、こんな風に突然起こるとは夢にも思っていませんでした。

本当にショックです。




一年にひと月も30度以上いかないドイツ、一般の家にはクーラーがついていません。

昨日、今日ととても暑くて、衰弱に追い打ちをかけるようです。




これからさらにいろいろな問題が出てくると思います。

すでに排泄がうまくいかなくて困っています。

全く立ち上がれないので、今のハーネスだけでは支えきれません。

何か新しい方法を考えなければ・・・





そして・・・

「残された時間はそんなに長くないかもしれない」と言われました。

こういう状態だとまだ元気な臓器もどんどん弱ってくるそうなのです。

一昨日肺のレントゲンを撮って、まだ転移してないのがわかったばかりだったのに・・・悔しいです。




たいていのドイツ人飼い主さんは、もうこの時点で決断するそうです。

私は安楽死については、出来るならしたくないけれど、もしテディが痛みに苦しむことになったら考えようと思っています。

立ち上がれなくなったってテディは私の大切な家族です。

これからはもっと辛いことがあるのだろうけれど、私はそれを受け入れる覚悟です。



私たちの戦いはまだ始まったばかりだと思っています。





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カーペット掃除

朝4時半に足が攣れて眼が覚めました。

最近よく足が攣る・・・栄養が偏っているのでしょうねぇ。トホホ




ふと床を見ると、ベッド廻りに血痕が・・・

当の本犬はすやすやと寝ています。

絆創膏から血が漏れたのです。(泣)




絆創膏を取り換えて、爪周りの血痕も拭き取って、ごしごしとカーペットの掃除を始めたら、リビングから

「オェ??!」と言う雄たけびが・・・


今度は、マリアさんが嘔吐しています。

4回も胃液を吐きました。

昨晩男性陣は絶食だったので、夜のオヤツがもらえなかった・・・

可哀想に、胃酸過多になったのでしょう。




早朝から2時間もカーペットのシミ抜き。

疲れました。(笑)




今日もテディを病院に連れて行って、点滴してもらいました。

さすがに嘔吐は止まりましたが、まだ気分が悪そうです。

点滴をする時はケージに入れられるので、テディさんストレスたまり放題です。

もうこれ以上は無理、と言うことで明日からは様子を見ることにしました。



帰りの車の中で大暴れして、信号待ちで止まっても車が揺れていました。

周りの人たちは何が起きたのかと思ったでしょう。

おかげで絆創膏はふっとび再び出血が始まりました。泣く






マリアさんの嘔吐は胃酸を抑える薬を飲ませてしばらく状態観察です。

腎臓病の症状でないことを願うばかりです。





さて、テディですが、病院を出た時から足がふらついていたのですが、帰ってきたら左足を床につけなくなっていました。

もうすぐ午前零時、今はもう全く立ち上がれなくなってしまいました。


痛みは全くない様子ですが、いったいどうしたのでしょう?

獣医さんの指示で、ステロイドを与えました。

単なる疲れだといいのですが・・・







人間は今晩もあまりよく寝られそうにありませんね。

まっ、しょうがない「明日は明日の風が吹く」だ!






昨日のブログのコメントのお返事は明日いたします。すみません!








Tomorrow is another day.


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散々

今日も散々な一日でした。

テディの嘔吐が止まりません。

3日目です。


ベルリンから「営業部長サスケ」のさゆりさんが遊びに来てくれるはずだったのですが、延期になりました。悲しい

さゆりさん、本当に申し訳ありませんでしたぁ。







今日はさすがに点滴を打ってもらいました

吐き気止めの薬も入れたんだけど、効果が現れず、明日も点滴することになりました。

いつもこれで効くんだけどなぁ・・・今回はちょっと酷いです。





この嘔吐発作、発病したのは4歳ぐらいだったでしょうか?

吐きだしたら止まらないのです。

最後は胆汁だけになって、酷い時は血を吐きます。

何人ものお医者さんに診てもらって、開腹手術までしても原因は不明。

ありとあらゆる事を試したけど治りませんでした。











「出してくれよ?。」


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調子悪い時はひと月に1回ぐらい発作があったのですが、この半年ぐらい調子良かったのですよ?。

なんで今頃・・・


吐き続けるから、食事は出来ないし、すっごく体力消耗するのです。

今、テディは前にも増して栄養つけなくちゃならないのに??!!

重い病気にかかってるんだから、もう「持病」は引っこんでていいです!!










3日前はこんなに元気だったんだけど・・・


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で、さらに追加事項(?)としては、マットさんも5回ぐらいゲロゲロ吐きました。

一緒に獣医さんに連れて行きましたが、単なる食当たりだろうと言うことです。

拾い食いでもしたのでしょうか?







母ちゃんの仕事増やさんでください!


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さらに、今、マリアさんもちょっと吐いた。(泣)

また震えてるし・・・










みんな、がんばっておくれよ??!


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きのこ

今日もテディさんは嘔吐して具合の悪い日でありました。

爪も割れてまた大量出血・・・

もういちいち書いてたらきりがないので打ち止めにします。(笑)





今日私は通院せねばならず、だけど吐きまくってるテディを置いていくわけにはいかないので、獣医さんに預けました。








我がもの顔で病院を闊歩するテディ。


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話題変わって・・・


最近湿度が高いのです。

(と言っても日本とは比べ物になりませんけど・・・)








今日は庭でこんな物発見しました。








何か不気味・・・


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どうやらこうなるらしい・・・


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自然にうとい私は近くにサンプル(?)がなければ、あの白い物体が何なのかわかりませんでしたよ?。




またこれを食べに我が家の庭に野生動物が登場するのでしょうか??









一番上段は芝生が生えないなぁ・・・


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位置をずらして望遠にすると・・・マット発見!


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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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