ハナちゃん


バタバタしていてちょっと日が空いてしまいました。



この世の中、本当に信じられない事が起こりますが、これもその一つ。

ハナちゃんの今までの経緯を読むと怒り心頭ですが、時間は前に進むのみ。

過去は捨てて、大きな幸せを掴むのだ、ハナちゃん!!









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ハナちゃん、ミニチュアダックス、年齢10歳、

彼女は二度も放棄されています。

生まれてからずっと外に置かれていました。

交通事故にあって顎が砕けても病院にも連れて行ってもらえず、小さな体でじっと耐えました。





詳しくはこちら ↓ ↓ ↓

wan☆diary「夕焼け小焼け」




こんなに小さくて、酷い扱いをされても、一生懸命生きてきたハナちゃんの全てを受け入れてくるご家族を探しています。

どうかどうか、ハナちゃんのこれからの犬生が幸せでいっぱいでありますよに・・・












おやおやマットさん、首の皮がすごいことに・・・


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横から見るとこんな感じ。なんか苦しそうだけど・・・


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本犬はいたって安眠・・・


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短い秋


この夏、秋とハンブルクはお天気の当たり年でした。

気持ち良い日が多く、快適にすごしました。





昨日もお天気よかったです。

でも風が強かった・・・












マリアさんの尻尾が風になびいております。


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風の強い日はいろいろな匂いがするね。


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おしっこ中(笑)


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あまりに風が強いので森に避難。









まだまだ緑がいっぱい。


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でもドイツの秋は本当に短いのです。

突然、ストン!と冬になります。















もうすぐ、この道も厚?い枯葉の絨毯で覆われます。


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美犬


先週末あたりからまたマリアさんの偏食が始まりました。(泣)

別に具合悪そうでもないので、今のフードに飽きたのですよねぇ。

また新しい策を練らなければなりません。





で、お腹すくもんだから、キッチンに入り浸る、入り浸る。



ここでやったら駄目なのだ!

と、わかっているのですが、あの可愛い顔を見るとついついオヤツあげちゃいます。(笑)










並列したり、


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縦列したり、


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美犬は得なり。


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秋晴れ


今日は素晴らしい秋晴れでした。










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久しぶりに昔の家の方にお散歩に行きました。

・・・と言ってもたった500メートルしか離れてませんが・・・










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こんな田舎にいったいどこから湧いてきたのだろう?と思うぐらい皆外に出ていました。(笑)






何人かに、

「ラブラドールはどうしたの?」

と聞かれました。






覚えていてくれたんですねぇ・・・











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下の画像の仔は現在のご近所さんのラブ君。

飼い主さんとは初めて会話を交わしましたが、やはり開口一番、

「ラブラドールはどうしたの?」




ラブ飼いはやっぱり他のラブちゃんが気になります。(笑)


この仔はシェルターから来たワンちゃんで推定12?13歳だそうです。





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新しいワンコが来ると言ったら喜んでくれました。

マットは駄目なんだけど(泣)、元ちゃん仲良くできたらいいなぁ・・・












おっと失礼・・・



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渡航日


元ちゃんの渡航日は10月7日に決定しました。

夜の便なので、ドイツに着くのは8日の朝。

フランクフルト着なので、そこまで迎えに行きます。

ハンブルクからは車で5時間ぐらい。

長旅の後また長旅で可哀想だけど、早く落ち着きたいので到着日にハンブルクまで戻ります。













気持ち良さそうに寝てるから・・・


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引っ張ってみた・・・


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「何すんだよぉ?!」


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でも動かない・・・


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君は究極の「エコ・ドッグ」じゃのぉ・・・








「ほっとてください。」



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くぅママさん


くぅママさんお義父様がお亡くなりになりました。

お義父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。





くぅママさんから、お義父様のご病状についてはご連絡いただいていましたが、元ちゃんの出発と重なるかもしれないと心配されていました。

無理しないで、他の預かりさんに託すオプションも考えてください、とお伝えしたのですが、




でも元ちゃんは私がなんとしても最後までお世話したいんです。





と言うご返信をいただきました。

私に異存があろうはずがありません。

本当にありがたい事です。

ただ私は去年、母が亡くなると言う経験をしているので、これからのくぅママさんの大変さが想像できます。

体調を崩されないかとても心配です。








元ちゃ?ん、くぅママさんとご家族を君の笑顔で慰めてね。

それが一番の恩返しだよ!!










くぅママさん、がんばってね。


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証明書


元ちゃんの渡航手続きは順調に進んでいます。






・・・・・・と言いたいところなのですが、いろいろ大変でした。

まだ途中ですが、過去形なのは、多分山は越えたと思うからです。







元ちゃんは成犬ですが、普通の家庭犬が持っている「過去」がありませんでした。

センターから保護された成犬は皆そうです。

引き出されることが決まって、予防接種を受けられます。

フィラリアの検査やその他の病気の検査は預かり家庭に入ってからです。






犬を外国に送るには、いろいろな条件をクリアしなくてはなりません。

例えば狂犬病予防注射なら、出発日から30日より前に接種していなければなりません。

混合ワクチンなら14日より前に接種していないと効果を認めてもらえません。

予防接種の有効期限は一年なので、どちらも毎年受けていれば渡航前にわざわざ接種する必要はありません。

ただし、接種日を証明する書類が必要です。

さらに証明書には、ワクチンの種類や製造会社名、製品番号などが記入されていなければなりません。

でもこれも普通に獣医さんで受けていれば必ず発行してくれる物です。






元ちゃんは何も持っていませんでした。悲しい

混合ワクチンは7月24日にセンターで打ってもらっていました。

だけど・・・






センターで発行してくれる「譲渡犬について」と言う書類は、本当にシンプルな物で、証明書としては使えません。

これを見た時私は、このセンターからの「犬の譲渡」システムが、過渡期にあるのだなぁとしみじみ感じました。

センターから引き出しが出来るようになった事は、画期的な出来事でした。

でもまだ細部については試行錯誤なのですね。




センターからいきなり外国に出て行くケースはめったに無いと思いますし、公的な証明書が必要な場合も少ないと思います。

でも、やっぱりセンターから出て行く動物たちにもちゃんとした書類があった方がいいでしょう。




今まで、行政の努力、ボランティアの努力、ちょっとずついろいろな事が進展してきました。

きっと数年後にはフォーマットも出来上がって、きちんとした書類が発行される事になるのではと思います。




ちなみに今回はセンターのご厚意で、必要事項を加えていただき公的に通用する書類になりました。

千葉わんスタッフ、くぅママさんにはいろいろご尽力いただいて、深く感謝しております。





元ちゃん、渡航日もほぼ決定しました。

航空会社には座席(?)予約の確認完了です。

あとは運送会社からの最終確認を待つばかりです。











見返り美人リボン


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デル


今日のマットはまた調子が戻っています。

良かったですけど、明日はどうなることやら・・・。








さて、今日はご紹介したいワンちゃんがいます。











デル君


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千葉わん、成犬818番、オス(去勢済み)、推定5?8歳、

元ちゃん同様センターからの引き出しです。







以下、千葉わんHPより抜粋です。


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静かで穏やかな子です。こちらがしゃがむと必ずちょこちょこっと寄って来て、尻尾を振りながら身体を押しつけてきます。人に甘えたくてたまらないようです。
保護時より口中環境がとても悪く、歯が抜け落ちてます。残っている歯は歯石が著しかったので、去勢手術に便乗して、歯石を綺麗に取りました。歯が無くてもドライフードは丸のみで完食します。おやつは、残っている歯で上手に、とても満足そうに食べます。

身体の脱毛個所が広範囲ありましたが、確実に毛が生えてきています。歯も、毛も、過去の食生活の貧しさから栄養状態が悪かったからだと推測。また、胸の毛を毟った痕などから、かなりストレスを抱えながら頑張って生きてきた様子も伺えます。栄養吸収のよいフードとサプリメントで脱毛は改善されると獣医師のアドバイスです。

血液検査では軽い貧血が見られましたが、栄養状態を整えることで改善される見込みです。その他は異常なしです。フィラリアは陽性ですが、毎月1粒の予防薬を通年投与することで、2?3年で健常体になりましょう。

年齢は、推定でしかわかりません。計り知れない苦労に耐えて、頑張って生きてきたデルに、終わりの住処で温かい愛情に包まれながら過ごせる日々をプレゼントしてあげたいと思います。

定期的なワクチン接種、フィラリア予防などの健康管理をお約束していただき、家族の一員として終生可愛がって頂けるご家族様のお問い合わせを心からお待ち申し上げております。



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預かりさんのブログはこちら、


wan☆daiary「夕焼け小焼け」







我が家で預かった最初の成犬の女の子にデルという名前をつけました。

デルは、本当の家族と出会ってピントとなり、今はそれはそれは大切にしてもらっています。

デル君預かりのnanayamukabuさん、この名前を気に入ってくださって、今度の預かりワンちゃんにつけてくださいました。

デル、実はマリアの子供オーエン君を家族にしてくれた夫の同僚のお嬢さんの名前なのです。





デル君は今まで苦労の連続でした。

歯はほとんどありません。

毛並みもボロボロ、ケージの外に出たことも無かったのかもしれません。

でも人を信じ、人に寄り添うことが彼の願いです。




現在は手厚いケアと仮家族の愛情をいっぱい受けて素敵なワンちゃんになりました。

これで本当に家族に出会えれば言うこと無しです。







デル君、

「デル」は幸せを掴む名前だよ。

今までの辛かったことは全て忘れて、前だけを見てお行き。

きっと近い将来、君の本当の家族が赤い糸を手繰ってやってくるからね。

それまで、仮宿で静養して沢山思い出を作っておいで。










お問い合わせは、リンクの千葉わんへ!


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サンちゃんについて

予想通り(?)マットはまた今朝お腹を下しました。

イカスミ薬を混ぜたご飯をもりもり食べて、夕方は回復。

いったいどうなっているのでしょう?

来週、じっくり診てもらうことにしました。









さて、昨日のブログ、サンちゃんについてです。





交通事故にあったまま放置され、瀕死の状態でした。







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頭を打って両眼が突出し、眼球摘出手術をしなければなりませんでした。





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でもサンちゃんは死の淵から立ち上がりました。






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今はお散歩もしています。






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どうかサンちゃんの事を知ってください。






詳しくはこちら。


With animals ?愛の反対は憎しみではなく、無関心?






サンちゃんの保護主さんのブログはこちら。

猫もまたたび、人もまた旅








サンちゃんの入院治療費用募金もお願いします!!







クリック!


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頑張れ、サンちゃん!!


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サンちゃん



カプアンパパさんのブログをご覧ください。


カプアン通信




交通事故にあって放置されていたワンちゃんです。

両眼摘出しなければなりませんでした。

でも、ちゃんと歩いています。

ご飯も食べています。

しっかり生きていますよ!!







サンちゃんのブログの方は掲載許可をいただいてからリンクしようと思います。

でも一つだけ、

サンちゃんに関する最初の記事のタイトル、


「生きたいよ!パパ、ママ迎えに来て!」




これを見ただけで胸が詰まりました。

いったいどれだけの犬や猫がこの叫びをあげながら処分された事でしょう。

あまりにも悲しすぎます。









さて、マットはおかげさまで復活したようです。

原因不明なので気は抜けませんが、今日は元気にしていました。


なので、友人宅にお邪魔しました。







マット、猫になるの巻。


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友人に遊ばれております。










誰かのお宅に行くと必ずすること。










キッチン探索。


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そして、またまた実行しました。




私の顔がピンクに染まっておりますが、友人に撮ってもらいました。

ありがとう。









犬と一緒に写真を撮る!!・・・無理やり(笑)


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だけど、マリアさんとの画像が全然無い・・・(泣)









う?ん・・・

マット、一度復活したのですが、また下痢が始まってしまいました。

いったいどうしたんでしょう?

取り合えずあのイカスミ薬でまた様子見です。










困った・・・


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顔挟まってますけど・・・


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変な木



お散歩途中にこんな木を発見しました?。









くっついてます。


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異種混合・・・


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でも上を見るとちゃんと別れてます。


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不思議だわ・・・














マットの調子はまだいま一つです。(泣)










歩くのもちょっと遅れ気味・・・


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マリアさんは元気です。


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7月6日


今日で2ヶ月経ちました。











7月3日の画像です。


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首に冷たくしたバンダナ巻いて、お腹はアイスパックで冷やしてます。

暑かったんだなぁ・・・

必死だったので覚えてないけど・・・(笑)







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あれから季節は移ろいました・・・







写真の整理をしました。

火葬した7月10日以降、テディの写真が無いのが寂しいです。




やっぱり辛い、今でも身がよじれるほど悲しいです。

これ、いつになったら収まるのかなぁ・・・

でも悲しみは全部吐き出した方がいいのですよね?







私は愛犬を亡くしてこんなに悲しいのに、どうして捨てちゃう人とかいるのでしょう・・・

そういう不幸なワンちゃん達、全部面倒見てあげられたらいいのになぁ、と切に思います。






来月の今頃、元ちゃんが来る予定です。

それを思うと、とても嬉しくなります。

遥か彼方に居る元ちゃんにすでに助けられていますね。(笑)








でも元ちゃんが来るからと言って、テディを失った悲しみが消えるわけではないし、ましてやテディの代わりに我が家に迎えるわけではありません。







元ちゃんは・・・









我が家の4番目の「しっぽの生えた天使」なのです。










待ってるよん!


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イカスミ

マットが突然お腹を壊しました。

めずらしい・・・うちに来て6年ですが、ニ度ぐらいしか記憶にありません。

その二度目が1週間ほど前。

前回は半日絶食で治りましたが、今回はあまり良くありません。

なので、薬を飲ませることに・・・











こんな可愛い絵のついたパッケージなのですが・・・


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中身がすごい!

粉薬なのでそのままは飲んでくれないし、水に溶かしても全く無視されました。

なので、ご飯に混ぜるしか無い・・・














どう見ても炭・・・


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お湯でふやかしてイカスミリゾット(笑)


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それでもご飯だけじゃ食べなくて、鳥の胸肉ふりかけを少し混ぜてやっと半分食べました。












確かにまぁ、あまりおいしそうじゃないのぉ。


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それを見ていたマリアさん、


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何を思ったか、マットの残したご飯を食べ始めました。











ムシャムシャ


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普段あれだけご飯食べさせるのに苦労するのに、いったいどうなっちゃってるの??





あのね、このご飯はマリアちゃんは食べられないのよ。

母さんを困らせないでおくんなさいまし。










さて、この後、お二方の口の周りは真っ黒になっておりましたとさっ!(笑)


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ドイツの動物愛護法

9月4日、二本目の更新です。







ドイツの動物愛護に関して、カプアンパパさんが書いていらっしゃいます。



ぜひご覧になってください!



カプアン通信





地球生物会議のレポートは特に読んでいただきたいので、ここにもリンクを載せておきます。


1) 犬猫の殺処分ゼロ


2) 犬の繁殖業者にかけられる規制


3) 犬種団体と繁殖の規制


4) 犬との共存のために







カプアンパパさんの詳しくかつ分かりやすいブログに付け加えることは何もないのですが、一つだけ・・・











これがドイツのTIERSCHUTZGESETZ(動物愛護法)です。


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数年前獣医さんにコピーしてもらいました。

1998年5月版でちょっと古いのですが、気の遠くなるような小さな文字で何やら延々と60ページ近く書いてあります。



日本の、

動物の愛護及び管理に関する法律

だってプリントすればこのぐらいの分量になるのではないでしょうか?




なのに日本とドイツのこの違いは何なんでしょう??






ところで夫が数日前に、ノルウェーでは毛皮ビジネスが違法になる、と話しておりました。





毛皮はその動物のためのもの。

人間は、高度な技術で薄くて軽くて暖かい衣類を沢山開発しました。

もう毛皮は着なくてもいいでしょう。










毛皮は君たちのものだよね。


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ペット

ゴルくんの記事を長く見ていただきたかったので、二日間空けました。



「あ?、朝から厭なもの見ちゃった!」と思われた方も多いと思います。



でもこれが「愛護センター」と言われる場所で起きている現実なのです。



そこには元ちゃんのように、皆に助けてもらって不幸から脱する犬もいれば、ゴルくんのように悲惨な生を終える犬もいます。




人間に、幸運や不運があるように、犬にも運命はあるのでしょう。




でも・・・




彼らに幸せや不幸をもたらすのは人間以外の何ものでもありません。




それは人間が、犬とともに暮らせるように犬を「改良」した結果です。




ペットと呼ばれる犬は人間が作ったのです。




野生の「家庭犬」なんてものは存在しません。




ここに載っている犬たちを救えるのは人間だけです。














クリックしてね♪


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9月3日訪問レポートです。

もし気になる仔がいたら千葉わんまでご連絡を!!













日のあたる場所ゲット!


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ゴルくん


私はとても怒っています。

この記事を見てください。



ゴルくんへ




お願いだから、捨てないで!

不要な繁殖はしないで!






そして嫌われるのを覚悟で書きます。



犬を販売している皆さん、

自分の売った動物がこういう運命をたどる事になったら、どう思われますか?



自家繁殖している皆さん、

自分の愛犬が生んだ子犬の行く末がこんなだったら、どう思いますか?






そんな事は自分には起こらない、と思わないでください。

これが日本の現実なのです。





産ませて、売って、不要になったら捨てる・・・

このサイクルを断たなければ、日本で殺処分される動物は絶対に減りません。






良心的なペットショップや、犬種の保存に尽力されているブリーダーさんは沢山いらっしゃいます。

でも大勢は、ペットの消費文化になっています。






私は、テディを冷たい診察台の上で看取りました。

それだけでも酷く後悔しています。

動物は死ぬ時必ず苦しみます。

これは獣医さんに聞いた話です。

このゴルくんが、どんな思いで最後の時を迎えたのか・・・

それを思うと本当に辛く、悔しく、涙がでます。




そして、明日も、明後日も、ずっとずっとこうやって死んでいく犬がいると思うと、ひたすら暗い気持ちになります。











さようなら、どうか天国で安らかに・・・


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獣医日記


獣医日記更新しました。



ドイツ獣医日記








こんな大きな仔達が出ております!


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椅子の下

昔は大きなソファーの上で、綺麗な白い体を横たえておりましが、最近は本当に人前に出てこなくなりました。(泣)











頭隠して尻隠さず・・・


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クローゼットの片隅で静かに時を過ごしています。

どこか悪いと言うわけではないのです。

食欲にムラはありますが、以前より食べてくれるようになりました。





未だにテディの事、引きずっているのかな・・・

別に仲良かったわけじゃないのにね。(笑)




夫が「犬用の可愛いハウス買ってやったら?」と言っています。

どうしてこう父は娘に甘いのか・・・アハハ






だけど、マリアはここがいいのだよね?

母さんは知っています。

ハウスなんかには絶対怖がって入らない事を・・・(笑)











「なんかここ安心なの・・・」


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もうすぐまた大きなワンちゃんが家に来るよ。

そうしたら、そんな所に隠れてないでドイツ生活の手ほどきしてあげてね。










君も頼むよ!!



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サーチエンジン

カプアンパパさんがメッセージにこんなページを紹介して下さいました。








犬猫の殺処分数ゼロ、殺処分施設もゼロ







ドイツの動物愛護事情はここに書いてあるとおりです。

ドイツでは食料となる家畜動物でさえ、屠殺の方法、屠殺場までの手段と距離など、厳しい法律があります。







さて、元ちゃんがうちの子になると決まる前、私はここで犬探しをしていました。





Tiervermittlung







動物の里親探しのサーチエンジンです。

(犬、猫だけではないのであえて「里親」と書かせていただきます。)





Suchenのページで、まずは動物の種類(鳥や魚、爬虫類まであります!)、犬なら犬種、サイズ、年齢、性別、性格(子供、猫OKなど)を選んで、入力すると、希望にあった動物のリストが出てきます。


このHPで検索できるのは、登録しているドイツ全土のシェルター、個人のレスキュー、またドイツ人がレスキュー活動している他の国(スペイン、ギリシャ、ポーランド、ロシアなど)の動物です。





Tierheime(シェルター)のページでは、ドイツだけでなくスイス、オーストリアのシェルターの動物も検索することができます。





大変便利なHPですが、これだけではありません。

Tiervermittlungで検索すると、他にもこの種のHPいくつかヒットします。








Tierheimと言うのは地域のシェルターで、私の住む田園地域にも1つあります。

田舎で小さな場所なので収容されている動物の数は多くありません。

でも、もし動物を迎えたい場合は、大変厳しい審査があります。

例えば犬なら、いぬ親候補は毎日お散歩に出向かなければなりません。







カプアンパパさんご紹介のページにもある通り、ドイツの動物愛護の歴史は古く、第二次政界大戦の時でさえ保護団体が活動していました。

戦時中については笑えない話があります。






強制収容所に勤めるナチの将校が、近所の子供が猫に石を投げつけたのを見て、

「動物を虐待してはいかん!!」と諭したそうです。

人間にあれだけ酷い事をしておいて、虐待は駄目だ、も無いものですが、ドイツ人のDNAに動物愛護の精神が刷り込まれている事は確かです。






ドイツ人自体は母国が動物愛護の先進国であると言うことを特別意識していません。

犬が電車やバスに乗れることや、デパートや銀行やレストランに入れるのは当たり前だと思っています。





その代り、定期的にシャンプーしたり、まめに耳掃除したり、可愛い洋服を着せたり、肉球の毛を切ったりする高度なグルーミングや、

グルメフードやファンシーなオヤツなどにはあまり興味がありません。







ドイツ人にとって犬は家族そして友達。

猫っ可愛がりはしないけど、どこでも一緒。




もちろん犬に限ったことではありません。

獣医さんで働く若い看護婦さん、馬を飼っています。

馬を維持する費用はバカになりませんよね。

全部自分で出しているから彼女大変です。

そして仕事もしてたら馬に乗る時間だって少ないじゃないですか?


だから私は聞いたのです。

「どうして馬飼ってるの?」

(今から思えばおバカな質問・・・)


彼女、一言。

「だって友達だもん。」





この思いがやがて彼女の子供たちにも伝えられていくのでしょう。

動物と共に暮らす。

素晴らしい事です。

人間に与えられた特権の一つだと思います。

なのに、それを悪用している人が多いことと言ったら・・・









マットも家族で友達だよね。


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「はい。」


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このブログは、転勤族で数年ごとに海外を転々としている(アメリカ、サウジアラビア、シンガポール、日本、ドイツ、ノルウェー、アメリカ!)我が家の各国の生活と、一緒に移動している犬達の記録です。 現在登場するのは、ちばわんのHPで犬の募集掲載を担当している私、ちばわんから引き取った「タス」、テネシー州の保護団体から引き取った「ストーム」そしてノルウェー人の夫。二人と二頭が、アメリカ・ヒューストン郊外で暮らす日常を綴っています。 ヒューストン以前は、オーストラリア出身のラブラトールのテディ(2009年7月6日没)、シンガポールのとある道路の穴で5匹の子犬を産み、子犬共々保護したマリア(2014年8月15日没)、ちばわんの預かり犬からドイツ・ハンブルクへの引っ越しを機に家族になったマット(2015年10月21日没)、やはりちばわん出身で元麻薬捜査犬候補、はるばる日本からドイツへやってきた元気(2015年12月22日没)たちの記録です。 私がボランティア活動をしている「ちばわん」にはまだまだ沢山の犬猫が本当の家族を待っています。リンク集の「ちばわん」をぜひご覧ください!日本での預かりボランティア時代の日々は「旧ドイツ犬日記」に綴っています。 募集犬とたまにうちの犬を載せているインスタはこちらです。 https://www.instagram.com/kuminaess/
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